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トルコ 難民や移民に国境開くとEUに警告/nhk
11月26日 6時05分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161126/k10010785081000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_002
ヨーロッパ議会が、トルコのEU=ヨーロッパ連合への加盟交渉を凍結するよう求める決議を採択したのに対し、トルコのエルドアン大統領は、EUがさらなる動きに出れば、ヨーロッパを目指す難民や移民に国境を開くと警告し、EUとトルコの関係が一段と悪化しています。
ヨーロッパ議会は24日、トルコ政府がことし7月のクーデター未遂以降、強権的な姿勢を強めているとして、トルコのEU加盟交渉を凍結するよう、加盟各国に求める決議を採択しました。
これに対し、トルコのエルドアン大統領は25日、イスタンブールで行った演説で、「EUがさらなる動きに出れば、国境の門は開かれるだろう」と警告し、難民や移民のヨーロッパへの流入を抑えるためのEU側との合意を破棄する可能性に言及しました。
ことし3月の合意では、トルコを経由してギリシャに渡ってくる難民や移民をトルコ側に送り返すこととし、ヨーロッパに向かう難民の数が大きく減りました。
一方で合意には、ことし6月末までにトルコ国民のEUへの渡航ビザを免除することも盛り込まれていますが、実現していません。
エルドアン政権は、難民対策で協力しても、EUは約束を守らず、国内の治安対策にも理解を示そうとしないと不満を募らせていて、トルコへの批判を強めるEUとの関係が一段と悪化しています。
欧州議会 トルコのEU加盟交渉の凍結求める決議案可決
11月25日 5時30分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161125/k10010783581000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_025
トルコ政府が、野党の党首や政府に批判的なジャーナリストなどを相次いで拘束し、強権姿勢を一層強めていることを受けて、ヨーロッパ議会は、トルコのEU=ヨーロッパ連合への加盟をめぐる交渉を凍結するよう加盟各国などに求める決議案を圧倒的多数で可決しました。
フランスのストラスブールにあるヨーロッパ議会は、トルコ政府が、ことし7月のクーデター未遂以降、非常事態宣言のもとで、クルド系の野党の党首や政府に批判的なジャーナリストなどを相次いで拘束し、強権姿勢を一層強めていることを受けて審議を続けてきました。
その結果、ヨーロッパ議会は24日、「トルコ政府の措置は、クーデター未遂を受けた取締りの度を超えた弾圧であり、強く非難する」として、2005年に始まったトルコのEUへの加盟をめぐる交渉を凍結するよう、加盟各国などに求める決議案を圧倒的多数で可決しました。
決議に法的拘束力はありませんが、EU内ではトルコとの交渉継続に否定的な意見が強まっており、今後、こうした議論がさらに加速する可能性があります。ただ、EUにとって、ヨーロッパを目指す難民や移民を送り返す措置などで、トルコの協力は欠かせないという声も根強く、来月開かれるEU首脳会議でトルコとの関係の在り方が主要な議題の1つになる見通しです。
トルコのチェリクEU担当相は、「このような決議はトルコにとって何の意味もなく、ビジョンが欠けている。決議した議員たちは7月のクーデター未遂の時も、トルコ国民に寄り添わなかった」と述べ、強く反発しました。またトルコ国内では、EU側はトルコの加盟にこれまでも後ろ向きだったとして、今回の決議に冷ややかな受け止めも広がっています。
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