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強力の隣国タッグに?(C)AP
プーチンは高笑い トランプ勝利で世界勢力図はこう変わる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/193593
2016年11月11日 日刊ゲンダイ
〈プーチン大統領はこの1年で2つの勝利を収めた。英国のEU離脱決定と米国のトランプ大統領誕生である〉
ロシアの現地メディアは9日、ドナルド・トランプ氏(70)の当確をこう報じていたというから驚きだ。確かにプーチン大統領とトランプ氏は公然とホメ合う仲だ。プーチン氏が「非常に傑出した人物」と持ち上げれば、トランプ氏は「有能な指導者」と事あるごとに称賛してきた。筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治学)は言う。
「ロシアメディアの報道は、今回の米大統領選への政治介入を認めたようなものです。実際、ロシアの影がチラついていた。民主党のメールがたびたびハッキングされ、ヒラリー陣営はロシア介入を声高に非難していましたし、投開票日には、投票所周辺への在米ロシア外交官の立ち入りが制限されたとも聞きます」
つまり、プーチン大統領のシナリオ通りになったわけだが、何が狙いなのか。
「米国と欧州の分断、G7の崩壊です。14年のクリミア危機を理由にG8から追い出されたプーチン大統領は恨みを募らせている。トランプ氏を自分側に引き込み、G7から抜けさせようともくろんでいるのです。そうすれば、欧米主導の対ロ経済制裁の枠組みから米国が離脱する。対日米関係が微妙な中国はロシアに接近し、習近平国家主席が積極的に経済協力をしています。日本とは、北方領土をエサに経済支援を取り付けている。プーチンが描く青写真は、日米中の経済3大国がロシアを支える構図なのです」(中村逸郎氏=前出)
国務長官経験者で、外交の表も裏も知り尽くしているヒラリー・クリントンは手に余る。それは習近平主席にとっても同じことだ。
「トランプが掲げる在外米軍の撤退、TPP撤回は中国にとっても大歓迎。しかも、排外主義者のトランプであれば、弁護士出身のヒラリーのように人権問題に口を挟むこともない」(外交関係者)
プーチンと習近平の高笑いが響き、世界の勢力図は塗り替わることになる。
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