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トランプ主義の世界で米中貿易戦争のリスク 対中政策見直し 人民元、6年ぶり安値 英中経済金融対話「黄金時代」復活へ
http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/236.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 11 月 10 日 14:17:46: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

トランプ主義の世界で米中貿易戦争のリスク 
Enda Curran
2016年11月10日 10:03 JST

中国は為替相場操作の「名人」だとトランプ氏は主張してきた
よりナショナリズム的でもっと厄介な中国になると予想−マグナス氏


米大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が当選したことで、チャイナウオッチャーらは新たな懸念材料を挙げている。米中という世界の2大経済大国間で生じ得る貿易戦争のリスクだ。
  8日の投票前、トランプ氏は自身のスタンスを明確にしていた。中国は為替相場操作の「名人」であり、米国から仕事を盗んでいると主張。最大税率45%の輸入関税を懲罰的に実施する考えも示している。オーストラリアのコモンウェルス銀行は、こうした関税が導入されれば初年度で中国の対米輸出を25%減らすと試算している。
  UBSグループの社外シニア経済アドバイザー、ジョージ・マグナス氏は、米国が保護主義に向かうことで11兆ドル(約1160兆円)規模の中国経済は損失を被るとみている。「中国はグローバル化の全盛期に頭角を現してきた。すでに幾つかの点で行き詰まっているグローバル化にトランプ氏は反対している」と述べる。
  同氏は「トランピズム」とも言うべきトランプ主義の世界での勝ち組を見いだすのは難しく、中国は最もその可能性が低いと分析。「よりナショナリズム的でもっと厄介な中国になると見込まれる。妄想を抱く理由さえある」と話している。
原題:China Watchers Greet Trump With Trepidation on Trade War Risks(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-10/OGEH7B6JIJWK01

トランプ政権の対中政策見直し−8年前と全く異なる中国に対応へ
Saleha Mohsin、Enda Curran
2016年11月10日 13:08 JST

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中国の債務増大という大きな不均衡に注目集まりそう−オーリック氏
貿易減速なら中国はトランプ政権に対し「仕返し」も−ポーク氏


米国のトランプ次期大統領が立ち向かうことになる中国経済は、8年前の前共和党政権時と比べ全く異なる姿になっている。その規模は格段に大きくなり、成熟さが増したが、成長という点で世界のエンジンとしての馬力は以前ほどではない。
  トランプ氏は選挙期間中、不公正だとする中国の貿易慣行と戦うことや中国を為替相場操作国に認定すると表明しており、トランプ政権は中国との関係見直しに取り組むことになる。
  国際通貨基金(IMF)で中国担当の責任者を務めたエスワール・プラサド米コーネル大学教授は、「中国はより大きく強力になり、より影響力のある経済となった。米国が中国の利益にダメージを与えることができる存在という考え方は、脅しとしてもはや通用しない」と述べた。中国は2010年、日本を抜き米国に次ぐ世界2位の経済大国となった。ただ経済成長は鈍化し、債務も膨らんでいる。
  

  ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアジア担当チーフエコノミスト、トム・オーリック氏(北京在勤)は、中国の経常黒字が減り、中国当局が人民元相場を低めに維持するより元を支えようとする中で、今は債務増大という中国が抱える大きな不均衡に注目が集まるとみている。「今後数年の中心的なシナリオではないものの、中国国内の不均衡の急速な巻き戻しは、08年の金融危機に匹敵するような世界的なショックを生むリスクがあるだろう」と指摘。「15年の中国株乱高下のような比較的小さな混乱が太平洋地域全域に波紋を送り続ける」とも語った。
  メドレー・グローバル・アドバイザーズの中国調査責任者アンドルー・ポーク氏(北京在勤)は貿易が減速した場合、中国はトランプ政権に対し「仕返しに向かう可能性が高い」と予想、「この点において中国は先手を打つのではなく、問題が起きてから対応するだろう」との見解を示した。
原題:Trump Faces Very Different Chinese Economy Than Eight Years Ago(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-10/OGEPU16JIJV001


中国人民元、6年ぶり安値−トランプ政権下での米中貿易関係に懸念
Bloomberg News
2016年11月10日 13:34 JST

2国間貿易関係でフレンドリーな結果にならないのは確実−タン氏
オフショア人民元は上昇−前日は0.5%安だった


中国人民元は10日、対ドルで下落。6年ぶりの安値を付けた。米国のトランプ次期大統領の下で保護主義的な傾向が強まりそうだとの懸念が元安材料になっている。元相場は年間ベースで3年連続の下落に向かっている。
  人民元は上海時間午前11時35分(日本時間午後0時35分)現在、0.2%安の1ドル=6.7907元と、2010年9月以来の安値。今年の下落率は4.4%に達した。
  ナショナルオーストラリア銀行(NAB)の市場戦略責任者クリスティー・タン氏(香港在勤)は「トランプ氏の対中スタンスはかなり明確で、2国間の貿易関係という点でフレンドリーな結果にならないことは確実だ」と述べた。
  10日のオフショア人民元は0.4%高。前日は米大統領選挙でのトランプ氏勝利を受け0.5%安となっていた。
原題:Yuan Falls to Six-Year Low Amid Concern Trump Will Target China(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-10/OGERWN6JIJUW01



英中経済金融対話、貿易・投資など協議 「黄金時代」復活目指す

[ロンドン 10日 ロイター] - 10日に開かれる英中経済財政金融対話で、メイ英首相は中国の馬凱副首相と貿易やインフラ投資、金融分野での連携強化などを中心に話し合い、英中関係の「黄金時代」復活を目指す。

メイ首相は7月、中国が一部出資する原発新設計画の最終決定を遅らせた経緯がある。その後条件付きで着工を承認したが、中国側からは決定延期に批判が出ていたことから、今回の対話が再び関係を強化する機会となる可能性がある。

英国が欧州連合(EU)離脱に向けて準備を進めるなか、メイ首相は英国がビジネスに前向きであることを中国に知ってほしいとし、「英中黄金時代の次の一歩を踏み出すにあたり、両国間の貿易・投資拡大の機会に胸を躍らせている」と述べた。

馬副首相はイングランド銀行(中銀)のカーニー総裁とも会談する予定で、金融サービスについて一連の合意が発表されるとみられている。
http://jp.reuters.com/article/britain-china-finance-idJPKBN13509F



 

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コメント
 
1. 2016年11月10日 18:49:47 : 15lng7bsSw : GHTelca29wA[17]
テメェの頭の払ってから物言えよw この糞野郎
アメリカは人類史上最も巨額の債務国だ。
日本はアメリカよりも国家債務対GDP比率が高い。
自分所の借金も処理できないで人のこと言うなw

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