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メール捜査再開 クリントン氏釈明追われ トランプ氏が攻勢強める
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201610/CK2016103002000120.html
2016年10月30日 東京新聞
【ワシントン=石川智規】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が公務で私用メールを使った問題で、連邦捜査局(FBI)は二十八日、再捜査を始めたことを明らかにした。来月八日の投票を前にクリントン氏の信頼は再び揺らぎ、劣勢の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は早速攻勢を強めた。メール問題の再燃は最終盤の選挙戦に影響を与えそうだ。
FBIは二十八日、米議会に書簡を送り、メール問題で捜査を再開したと伝えた。クリントン氏側近の女性と別居中の夫の電子機器から、私用サーバーから送られたとみられる新たなメールが見つかり、「機密情報が含まれているかなどを捜査する」(FBI)ためだ。
これを受け、トランプ氏はニューハンプシャー州で開いた集会で、クリントン氏への非難を重ねた。「陰謀を持ったヒラリーをホワイトハウスの執務室に送り込んではならない」と強調。支持者も「彼女を刑務所に入れろ」と沸き立った。
共和党下院トップのポール・ライアン議長は声明を発表し、「クリントン氏は責任を負うべきだ」と批判。上下両院選を控える共和党各議員も、敵失に追い風を得た形だ。
一方のクリントン氏は釈明に追われた。二十八日夜、アイオワ州で緊急記者会見を開き、「(FBIは)捜査方針や内容を速やかに明らかにする必要がある」と述べた。クリントン氏は再捜査でも新たな問題は出ないとの認識を示した上で、「最も重要な選挙まであと十一日。国民が直面する課題の解決に努める」と強調した。
直近の世論調査では、クリントン氏がトランプ氏を約5ポイントリードしている。しかし、メール問題再燃が「オクトーバー・サプライズ(十月の驚き)」と呼ばれる選挙直前の波乱要因となり、クリントン氏優位の情勢が変わる可能性がある。
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