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クリントン候補、TV討論で核機密の暴露を批判される
https://jp.sputniknews.com/us/201610212930189/
2016年10月21日 20:26(アップデート 2016年10月21日 20:29) Sputnik
米民主党のヒラリー・クリントン大統領候補は選挙前の最後のTV討論で自国の核の可能性についての機密情報を明かしてしまった。TVフォックスニュースが報じた。
クリントン氏は生放送で、核兵器のコントロールに関して共和党のドナルド・トランプ候補を信用してはならない、核兵器を管轄する10人の人間はトランプ氏を信用し「核のボタン」を委ねることはないだろうと語った。
クリントン元国務長官は、この他にも核兵器使用命令が下された瞬間からその実際の発射までの時間が4分間であることも明かしている。
核発射命令から実際の発射までの時間が4分間であることについてのこのクリントン氏の声明について、フォックスニュースTVが安全保障の専門家らに行なった調査では、作戦の機密性の侵害となる恐れがある発言との声が上げられている。
専門家のひとり、米海軍の元軍人はこうした声明は「米国の国家安全保障プロトコルと法律に対する直接的な違反」とみなし、「わが国には、我々の戦略核抑止の可能性を守る機密情報をおいて、これにまさる重要な機密はない」との見解を表した。
これに対しクリントン選挙対策本部長は、クリントン民主党推薦候補は機密など暴露していないと非難を退けている。
一方でフォックスニュースTVの専門家らは、機密情報へのアクセス権を持つ、または以前持っていた国の役人には公の場でその情報を討議する権利は与えられていないと力説している。
先に伝えられたところでは、ウィキリークスは、クリントン選挙対策本部長の機密メール第13弾を公開した。
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