http://www.asyura2.com/16/kokusai15/msg/672.html
Tweet |
EU残留訴えるコラム ジョンソン英外相 2月執筆、離脱支持表明の直前
【ロンドン=小滝麻理子】6月の欧州連合(EU)離脱の国民投票で離脱派のリーダーとなり、メイ政権の外相に就いたジョンソン氏が2月に執筆したとされる「残留支持」の未発表原稿が明らかになった。原稿の中で離脱による経済への打撃や英国分裂の恐れを指摘したうえで「英国がEUに緊密に関与することが世界や欧州のためになる」と訴えている。
16日付の英紙サンデー・タイムズが原稿を掲載した。国民的な人気の高いジョンソン氏は盟友だったキャメロン前首相とたもとを分かち、2月末に離脱支持を表明した。これが離脱派を勢いづかせただけに、同氏の真意を巡って批判が高まる可能性もある。
サンデー・タイムズによると、残留支持の原稿は別の新聞向けに離脱支持表明の2日前に書かれたという。ジョンソン氏は原稿で「EUは目の前にある市場で、英企業はもっと活用できる。EU加盟のコストはメリットに比べれば小さい。なぜかたくなに背を向けるのか」とも主張している。
[日経新聞10月1日朝刊P.4]
==================================================================================================================
※関連参照投稿
「英離脱、最善策は何もしないこと:ボールはEU中核国独仏の手:英国のためというよりEUの政治的統合推進のために起こした騒動」
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/480.html
「揺れる英国:EUはユーロ圏と非ユーロ圏の二重構造に移行するほかない:ユーロ圏の財政的政治的統合の進展が鍵」
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/563.html
「誰が、EU残留派ジョー・コックス下院議員を殺したのか?:国民投票の結果が残留多数ならヒロインになっていたコックス議員」
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/375.html
「英首相選び、構図一変 本命ジョンソン氏が突如退場:本命はメイ内相か、もつれるだろうがEUとの関係は「離婚」ではなく「別居」」
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/438.html
「ソロス氏「ブレグジットは金融市場に危機解き放った」:2週間前に「鉄火場」に戻り“管理”された国民投票劇で荒稼ぎ」
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/448.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。