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第1回討論会寸評:トランプ氏の出来は
米大統領選の初の直接対決、トランプ氏は終始守りの姿勢
By REID J. EPSTEIN
2016 年 9 月 27 日 13:22 JST
2016年米大統領選の第1回テレビ討論会が26日、ニューヨーク州にあるホフストラ大学で開催された。共和党候補のドナルド・トランプ氏は終始守りに回る局面が多かった。
第1回討論会寸評:クリントン氏の出来は
トランプ氏は、過去の事業をめぐる問題や、所得申告に関する証明書を公表しない点、さらには女性蔑視とされる自らの過去の発言について、民主党候補のヒラリー・クリントン氏だけでなく、司会を務めたNBCのレスター・ホルト氏からも追求された。両候補を比較すると、トランプ氏がクリントン氏を攻める場面の方がはるかに少なかったと言える。
しかし政治の世界における常識がことごとくひっくり返されてきた今年の大統領選においては、今回の討論会の結果が果たしてどの程度の意味を持つのかすら分からないのも事実だ。
今夜のトランプ氏は、視聴者に対して2つの印象を残したかったようだ。ひとつは、彼が米企業が労働力を海外にアウトソーシングすることをやめさせるという主張。もうひとつは、クリントン氏はこれまでの政治が生み出した人物であるのに対し、自身はそうではないという点だ。もし視聴者がこの2つだけに関心を持っていたとしたなら、しっかりと印象を残すことができただろう。
しかしこの2点には成功した一方で、トランプ氏はクリントン氏が吹っかけてきたいくつかの議論に乗ってしまい、その結果、政策の詳細に関する知識の不備を露呈した。クリントン氏はトランプ氏の過去を突いてたくみに議論を展開し、自身への攻撃を防ぐことに成功した。クリントン氏が国務長官時代に私的なメールサーバーを使っていた問題は討論会では触れられず、2012年のベンガジの米領事館襲撃事件についても全く話題に上らなかった。これらの問題はトランプ氏のスピーチではお決まりのテーマだ。
またトランプ氏側から選挙キャンペーンの核となっている移民政策について一言も発言することができなかった。安全保障や自国産テロの話題になっても、トランプ氏はイスラム系移民に対して「厳格な事前調査」をするという独自の主張に触れることはなかった。
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第1回討論会寸評:クリントン氏の出来は
入念な準備と事前の下調べでトランプ氏を攻撃
By BYRON TAU
2016 年 9 月 27 日 13:32 JST
2016年米大統領選の第1回テレビ討論会が26日、ニューヨーク州にあるホフストラ大学で開催された。民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官は総じて落ち着いた印象を見せた。
第1回討論会寸評:トランプ氏の出来は
クリントン氏は回答に政策案をできるだけ多く織り交ぜようと試みるなど、自身が得意とする立ち位置からぶれないようにしていた。
一方で、大勢の聴衆を前に相手を攻撃する準備も万全に整えていた印象も与えた。女性についてのコメント、オバマ大統領の出生地に疑問を投げかけた過去、事業の失敗、当初は支持したイラク戦争に対する姿勢に一貫性がないことなどでトランプ氏を攻撃したが、これらはいずれも入念な準備と事前の下調べをうかがわせるものだ。
それは練りに練られたクリントン氏のパフォーマンスだった。ここ数週間、世論調査でトランプ氏に追い上げられていた同氏には、それを食い止めるパフォーマンスが必要だったのだ。
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安保・経済で激突=日本防衛も争点−クリントン、トランプ両氏が討論会・米大統領選
26日、米ニューヨーク州ヘンプステッドのホフストラ大学で行われた大統領選の第1回テレビ討論会で、議論を交わす民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(右)と共和党候補のドナルド・トランプ氏(AFP=時事)
【ヘンプステッド(米ニューヨーク州)時事】11月8日投票の米大統領選に向け、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は26日夜(日本時間27日午前)、ニューヨーク州ヘンプステッドのホフストラ大学で第1回テレビ討論会に臨んだ。2候補は経済、安全保障問題などで激突、日本防衛義務をめぐっても攻防を繰り広げた。
経済政策でクリントン氏は、最低賃金の引き上げなど「全ての人の役に立つ経済をつくる必要がある」と訴えた。過去の通商政策を「大失敗」と批判するトランプ氏は、クリントン氏に対し「(政治の世界で)30年活動していて、なぜもっとましな合意を達成できなかったのか」と詰め寄った。
両候補とも環太平洋連携協定(TPP)に反対だが、トランプ氏は「クリントン氏が大統領になれば、TPPに賛成するだろう」とも主張した。
安保問題では、トランプ氏が「公平な負担を払わないなら、われわれは日本を守れない」と、米軍駐留費負担増を求める従来の主張を展開。「世界の警察官にはなれない」と唱えたのに対し、クリントン氏は「私は日本や韓国など同盟国に対し、相互防衛条約を結んでいると確認し、それを尊重すると約束したい」と明言した。
クリントン氏は、自身が国務長官時代に私用メールを使っていた問題に関して「間違いを犯した。責任は取る」と説明。この問題で「クリントン氏は指導者失格」と訴えてきたトランプ氏は、「意図的で違法だ」と強く非難した。
一方、クリントン氏はトランプ氏が大統領候補の慣例である確定申告書を公表していない問題を取り上げ、「何かを隠しているのでは」と批判した。トランプ氏は、クリントン氏が削除したとされるメールを公表すれば確定申告を明らかにすると切り返した。
CNNの世論調査によると、62%がテレビ討論会でクリントン氏勝利と回答。トランプ氏が勝ったと答えた人は27%だった。
大統領候補による討論会は、第2回が10月9日にミズーリ州で、第3回が同19日にネバダ州で行われる。同4日には副大統領候補による討論会も予定されている。(2016/09/27-13:12)
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