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トルコから米にギュレン師引き渡しを正式に要求
8月24日 9時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010651981000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_015
トルコで起きたクーデター未遂の黒幕だとして、トルコ政府がアメリカに引き渡しを求めてきたイスラム組織の指導者について、アメリカ政府は正式な引き渡しの要求があったことを明らかにする一方、クーデター未遂に関与した証拠は示されていないことを示唆しました。
先月、トルコで起きたクーデター未遂で、トルコ政府はイスラム組織「ギュレン教団」が企てたものだと断定し、指導者ギュレン師が黒幕だとして、滞在先のアメリカに対し引き渡しを求めていました。
これについて、アメリカ国務省のトナー副報道官は23日の会見で、トルコ側からギュレン師の引き渡しについての正式な要求があったと明らかにしました。また、「引き渡しの要求はクーデター未遂とは別の理由になっている」とも述べ、トルコ側からはギュレン師がクーデター未遂に関与した証拠は示されていないことを示唆しました。
その一方で、トナー副報道官はトルコ側が主張しているギュレン師の容疑については明らかにしていません。
ギュレン師をめぐっては、トルコが引き渡しを強く求めてきたのに対して、アメリカ政府はルールに従うことが重要だとして応じず、同盟関係にある両国間の難しい問題となっています。
こうしたなか、24日にはアメリカのバイデン副大統領がトルコを訪れ、エルドアン大統領らと会談する予定で、この問題をめぐる議論が1つの焦点となっています。
トルコのエルドアン大統領とイスラム組織「ギュレン教団」の指導者ギュレン師は長年、協力関係にありましたが、2013年にエルドアン政権を巻き込んだ汚職疑惑によって対立が表面化しました。
トルコ政府は、司法関係者の間に「ギュレン教団」に関係する勢力が広がり、汚職捜査の背景にいるとして批判を強め、検察当局は2014年にテロ活動に関わったなどの疑いで逮捕状を取り、去年、起訴しました。
さらに、トルコ政府はギュレン教団をテロ組織とみなしギュレン師が滞在するアメリカ側に身柄の引き渡しを求める手続きを進めていました。
そして、先月のクーデター未遂についてもギュレン教団が企てたものだと断定し、アメリカ側にクーデター未遂前後のギュレン教団に関わる85の書類を送って、正式にギュレン師の身柄の引き渡しを求めているとしていました。
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