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仏 教会襲撃事件受け 対策強化求める声強まる
7月27日 19時23分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010611081000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_033
フランス北部にあるキリスト教の教会に刃物を持った男2人が押し入り、神父が殺害された事件では、男の1人が当局の監視対象になっていたにもかかわらず、事件を防げなかったことから、国内では対策の大幅な強化を求める声が強まっていて、政府は難しい対応を迫られています。
フランス北部ノルマンディー地方で26日、教会に刃物を持った男2人が押し入って神父を殺害し、過激派組織IS=イスラミックステートとの関わりを主張していたことから、当局はテロ事件として捜査しています。
事件を受けてオランド大統領は27日、パリの大統領府にキリスト教やイスラム教などの宗教指導者を招いて会合を開き、国民の融和に向けて協力を呼びかけました。
一方で容疑者の1人が去年、ISが活動するシリアへの渡航を試み、当局が監視対象としていたにもかかわらず、事件を防ぐことができなかったことについて、国民の一部からは「過激派との関わりの疑いがあり、当局が監視している人物はすべて拘束するべきだ」などと、対策の強化を求める声が上がっています。
オランド大統領は「自由や人権についての憲法の規定を尊重しながらあらゆる対策を取る」として、27日も関係閣僚による閣議を招集し対策を協議していますが、国内で相次ぐテロを前に有効な対策が打ち出せないなか難しい対応を迫られています。
監視のGPS装着制度 見直し求める声強まるか
今回、教会を襲撃したアデル・ケルミシュ容疑者は、去年2度にわたってシリアに渡航しようとことから、当局が監視を続けていたものの、事件を防ぐことはできませんでした。
フランスでは1997年に、犯罪を犯した人物を刑務所や更正施設だけでなく、在宅の状態でも監視する法律が成立しました。
対象となるのは、殺人や性犯罪などを犯して刑務所出所したあとも追跡調査が必要と判断されたケースや、配偶者や子どもに暴力を振るって再犯を防ぐために監視が続けられるケースなどです。
2005年には、対象者の足首などにGPS機能を搭載した装置を装着させる制度も導入され、司法当局が常に所在を把握できるようになりました。装置には、事件の被害者の住まいや職場、学校など対象者が近づくことが許されない区域や、移動が認められない距離などが設定されていて、違反が確認されると監視センターで警報が作動する仕組みになっています。
対象者によって移動が認められる範囲や時間帯は異なり、1日のうち数時間は、装置を装着せずに外出することが認められるケースもあります。
今回事件を起こしたケルミシュ容疑者も、外出が認められていた平日の午前中に教会を襲撃しており、今後、制度の見直しを求める声が強まることも予想されます。
・「シャルリとは誰か?」の仏人著者が棲息できている一断面に、まだ仏に栄光の残り香があると褒めてやりたい
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/385.html
投稿者 仁王像 日時 2016 年 7 月 28 日 20:02:14: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
・エマニュエル・トッド「戦闘的無神論の拡大がイスラム恐怖症の拡大につながり」というのが目新しい
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/386.html
投稿者 仁王像 日時 2016 年 7 月 28 日 20:07:37: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
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