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クリントン氏に肩入れか 民主党全国委員長が辞任へ[NHK]
7月25日 11時07分
アメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びで、党全国委員会の委員長らが、クリントン前国務長官に肩入れし、サンダース上院議員の躍進を阻もうとしていた疑いが浮上して、委員長が辞任することになり、党大会を前に亀裂が露呈したかたちです。
この疑惑は、内部告発サイト、ウィキリークスが、民主党全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長ら幹部のものだとする、メールを公開したのをきっかけに浮上したものです。
それによりますと、委員長ら幹部は、候補者選びで中立な立場であるべきにもかかわらず、サンダース上院議員について、「民主党を理解しておらず、大統領にはなれない」などと批判し、記者会見などの場でサンダース氏に都合の悪い質問をするよう提案したということで、クリントン前国務長官に肩入れし、サンダース氏の躍進を阻もうとしていた疑いが持たれています。
サンダース氏は24日、アメリカメディアのインタビューに対し「全国委員会は最初からクリントン氏の味方だった」と批判し、委員長に辞任するよう求めました。
ワッサーマンシュルツ委員長は疑惑についてコメントしていませんが、25日から始まる党大会が閉会したあとに辞任する考えを表明しました。
党大会ではクリントン氏を大統領候補に指名し、11月の本選挙に向けてサンダース氏の支持層との結束を図る必要がありますが、それを前に亀裂が露呈したかたちです。
トランプ氏「民主党大会はもうバラバラ」
アメリカ大統領選挙に向けた民主党の党大会を前に、民主党全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長が辞任することになったことを受けて、共和党のトランプ氏は24日、みずからのツイッターで、「共和党のプリーバス委員長は、タフで賢明な人物だが、民主党のワッサーマンシュルツ委員長はそうではないということが、きょう証明された。民主党の党大会は、もうバラバラだ」として、民主党の党大会は失敗すると攻撃しました。
また、トランプ氏の陣営も声明を発表し、「ワッサーマンシュルツ委員長のメールによって、民主党は危機にさらされたが、クリントン前国務長官のメール問題は、アメリカ全体を危機にさらしている」として、クリントン氏が、国務長官在任中に、私用のメールアドレスを公務で使っていた問題を引き合いに出して、民主党側を批判しました。
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