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英与党党首選、レッドソム候補の「母親」発言が波紋
[ロンドン 11日 ロイター] - キャメロン英首相の辞任表明に伴う与党・保守党の党首選で、決選投票に進んだ女性2人のうち、レッドソム・エネルギー担当閣外相が、母親である自分のほうが英国の未来に対する関わりが大きいと発言したと報道され、波紋を広げている。
批判の高まりを受け、レッドソム閣外相は子供のいないメイ内相に謝罪したことを明らかにし、「傷付けたとしたら非常に申し訳なく思っていること、また、私自身の発言や考えとはまったく違う記事だったことをメイ内相に伝えた」と11日付のデーリー・テレグラフ紙に述べた。
レッドソム氏は9日付の英タイムズ紙インタビューで「彼女が子供のいないことを悲しむだろうから、それを論点にしたくない」とする一方で、「母親であるということは、この国の未来に対して実際に目に見える利害関係をもつことを意味する」と語った。
これに対し、多くの保守党議員やメイ内相の支持勢力が反発。「卑劣だ」「対立を招く」「侮辱的」などと非難を浴びせた。
ハモンド外相も苦言を呈した。次期首相を決める党首選は中傷合戦ではなく、本質的な問題を議論すべきだとし、「首相になる資格を決めるのは、わが国が直面する問題に十分取り組んできた経験があるかどうかだ。だから私はメイ氏を支持する」と述べた。
一方、レッドソム氏はタイムズ紙の記事を批判し、「誰もが等しくわれわれの社会やわが国の未来に関わりをもつと明確にしたい」と声明を出した。これに対し、タイムズ紙はレッドソム氏にインタビューした録音音声を公開し、9日のラジオやテレビのニュース番組がこぞって音声を流した。
タイムズ紙の姉妹紙であるサンデー・タイムズ紙は9日夜、レッドソム氏が党首に選出された場合、「最大20人」の議員が離党する構えであると伝えていた。
離脱派のレッドソム閣外相は、キャメロン首相の後継となる保守党党首候補として浮上するまでほぼ無名の存在だった。主要閣僚を務めるなど党内で実績があり、幅広く支持を集める残留派のライバル候補、メイ内相とは対照的な立場にある。
http://jp.reuters.com/article/leadsom-motherhood-idJPKCN0ZR0VO
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