http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/426.html
Tweet |
英 ジョンソン下院議員 保守党の党首選に立候補せず[NHK]
6月30日 22時22分
イギリスで行われた国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱の運動を主導し、キャメロン首相の後任の最有力候補とみられていた、前のロンドン市長のボリス・ジョンソン下院議員は、30日、与党・保守党の党首選に立候補しないことを明らかにしました。
イギリスの国民投票でEU離脱が決まり、残留を訴えていたキャメロン首相が辞意を表明したため、与党・保守党は、次の党首を選ぶ党首選への立候補者を30日の正午まで受け付けていました。
締め切り間近に記者会見したジョンソン議員は「仲間と相談し、議会の現状を考えた結果、次の首相になるのは私ではないという結論に達した」と述べ、党首選に立候補しないことを明らかにしました。
率直な物言いなどで国民の間で人気の高いジョンソン議員は、キャメロン首相の後任の最有力の候補とみられていましたが、保守党の中からは、もともと親EUとされながら、突然離脱支持に回ったことについて、首相の座を狙って態度を変えたなどと批判が高まっていました。イギリスのメディアは、ジョンソン議員の党首選を支援する考えを示していたゴーブ司法相が、ジョンソン議員について、「このままではリーダーシップを発揮できず、チームを作れない」などと指摘し、30日になって、みずから立候補する意向を示したことも、要因の1つだと分析しています。
党首選の立候補者の受け付けは締め切られ、離脱派のゴーブ司法相のほか、残留を支持したものの目立った運動はしなかったメイ内相など、合わせて5人が立候補を届け出ました。新しい保守党の党首は議員や党員の投票を経て9月9日までに決まる見通しで、エリザベス女王に任命され、次の首相に就任し、EUに対して離脱を通知して交渉を行うことになります。
保守党 党首選の顔ぶれは
キャメロン首相の後任を決める与党・保守党の党首選に立候補したのは5人です。
このうち、EUからの離脱の賛否を問う国民投票で離脱を支持した勢力からは、3人が立候補しました。
離脱派の運動を率いた1人で、当初は党首選でジョンソン下院議員を支持する意向を示していた、マイケル・ゴーブ司法相(48)、元銀行員で、電力やガス市場の担当相を務める、アンドレア・レッドサム氏(53)、党首選への立候補は2005年以来2度目となる、リアム・フォックス元国防相(54)です。
また、残留を支持した勢力からは、2人が立候補しました。党内の要職も歴任し、テロ対策の責任者の1人としてキャメロン政権を支えてきた、テリーザ・メイ内相(59)、党の結束や国民投票後のイギリスの安定を掲げる、スティーブン・クラブ雇用・年金相(43)です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160630/k10010578891000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。