http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/376.html
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英国のEU離脱は、世界権力※のアジェンダの一頓挫だろう。この頓挫もアジェンダの計画のなかにあってやがてより強固なEUを造り上げていくプロセスにあるのか、あるいはドミノ倒しが連鎖して瓦解していくのか、筆者には分からない。(後者が無理のない国家形態と考えるが)
いずれにしても、今晩のTBS日下キャスターの現地からの報告によると、英国の下層階級がEUによって割を食っていて、その憤懣が時の政権にむけて発せられた、という意味のことを語っていた。
EUという仕組みはいわゆる「資本の到富衝動」を満足させるには都合の良いシステムであることは容易に想像がつこうというもの。
※)ユースタス・マリンズ「世界権力の構造」参照。
・リチャード・A・ヴェルナー氏の著作から一部引用
「彼ら”マネーの支配者”たちの目的は、ヨーロッパを巨大な一つの地域とすること、統合を進めて”ヨーロッパ合衆国”を作ることなのである。この計画は50年代から練られていたものである。統合が完了すれば、今度はアメリカとの対立が絶対に避けられない。マネーの支配者たちの狙いはそこにある」(『なぜ日本経済は殺されたか』リチャード・A・ヴェルナー/吉川元忠/講談社‘03年)
「プリンスたちが全世界で権力の拡大をめざしていることは明らかだ。集中化と通貨圏の創設はこの目的にかなっている。だからこそ、ヨーロッパのセントラル・バンカーは進んで欧州中央銀行を創設した。」(『円の支配者』リチャード・A・ヴェルナー/草思社‘01年)
「1990年代半ばには多くの人がありそうにもないシナリオだと思っていたことが、さしたる障害も騒ぎもなく実現した。ヨーロッパ12カ国が自国通貨を捨てたのだ。外から見ていていちばん驚くのは、経済規模ではヨーロッパ最大の国ドイツがドイツ・マルクを捨てたことだ。たとえばイギリスの識者は、これを「謎」と呼ぶ。
エコノミストは終始、ドイツ・マルクを放棄すべき経済合理性はないことに気づいていた。ユーロを創設すべき理由が経済の領域では見出されないことには、ほぼ疑問の余地がない。通貨統合は、ヨーロッパ統一を加速し、”ヨーロッパ合衆国”を樹立するためのツールとして利用された。
欧州中央銀行の一握りの意思決定者がこのユーロ圏を支配し、結局はユーロ圏12カ国に流通する通貨の配分も決定している。これは生半可なことではない。金融政策は、平時のどのような社会にとっても最強の政策ツールである。
欧州中央銀行はブンデスバンクよりはるかに独立性が高い。米の連邦準備制度理事会よりも独立性が高い。…われわれの見るところ、欧州中央銀行は日本銀行とならんで、先進国のなかでは最も説明責任の少ない中央銀行だ。」(『不景気が終わらない理由』リチャード・A・ヴェルナー/草思社‘03年)
・Re: グローバリゼーションというイデオロギーを具体化したものがEUだろう
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/229.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 1 月 09 日 21:03:35: jdZgmZ21Prm8E
・日銀はいつからロスチャイルドの闇の世界の支配を許したのか
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/526.html
投稿者 仙経顕聖 日時 2007 年 5 月 10 日 22:10:38: BhKV8MVi3DaqQ
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