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イギリスの次はトランプVSヒラリーの行方に注目!いま話題の「側近人事」競争を、現地よりリポートする
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/368.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 6 月 25 日 09:52:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


イギリスの次はトランプVSヒラリーの行方に注目!いま話題の「側近人事」競争を、現地よりリポートする
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49008
2016年06月25日(土) 歳川 隆雄「ニュースの深層」 現代ビジネス


■米経済界で続々と「トランプ支持」


カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のホテルで本稿を書いている。7月21日の共和党全国大会開催を前に、不動産王ドナルド・トランプ氏(70歳)が側近のコーリー・ルワンドウスキ選対本部長を解任した。


大統領予備選終盤になっても共和党主流派との亀裂が埋まらないままだったが、6月12日未明にフロリダ州オーランドで発生した米史上最悪の銃乱射テロを機に、一応の折り合いがついたかに見えたところだった。


一方、ウォール街の投資家スティーブン・ムニキン氏らヘッジファンド創設者や起業家がトランプ氏支持を明らかにするなど、実は米経済界の中でも“バスに乗り遅れるな”現象が加速化している。


起業家アンソニー・スカラムッチ氏、投資家Tブーン・ピケンズ氏、2010年だけで50億ドルを稼いだ大手ヘッジファンドのジョン・ポールソン氏、著名な「サーベラス・キャピタル・マネージメント」創設者のステファン・ファインバーグ氏、不動産ビジネスの大立者であるピーター・カリコウ氏などである。


筆者が驚いたのは、日本のビジネス誌で「経営の神様」と持て囃されたゼネラル・エレクトロニクス(GE)の元最高経営責任者(CEO)のジャック・ウェルチ氏や、ニューヨークのジャパン・ソサエティ理事長であるウィルバー・ロス氏(自身のファンド「WLロス」のオーナー)もまたトランプ氏支持を表明したのだ。


■共和党院外団「超大物」の去就


こうした現象は何も経済界に限らない。


共和党内でも「党分裂を回避すべきだ」との声が上がり、4月に選挙参謀としてトランプ陣営入りしたポール・マナフォート氏の下にレーガン政権樹立に大きな役割を果たした人物が支援・協力を申し入れ始めた。


具体的に言えば、トランプ氏のランニングメイト(副大統領候補)に名前が上がっているニュート・ギングリッチ下院議長を含めた旧「マディソン・グループ」人脈である。


筆者の永きにわたる友人だった共和党系ロビイストの故ジョン・カーボウ氏、ワシントン・キャピトルヒルで安全保障政策に影響力を有し「闇の王子」の異名を取ったロバート・ノバック氏らの系譜に連なる人物たちだ。


注目すべきは、まだ去就をハッキリさせていないグローバー・ノーキスト全米税制改革協議会会長であろう。パパ・息子ブッシュ政権時代、ワシントンのベルトウェイ内(永田町と霞が関に相当する)で政策集団「水曜会」(ウェンズデーグループ)主宰者として隠然たる影響力を誇った。


要は、共和党院外団の超大物である。ノーキスト氏が支持に回れば、遅まきながら共和党の選挙マシーンが始動することになる。


一方、民主党全国大会は7月25〜28日にペンシルベニア州フィラデルフィアで開催される。ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が大統領候補指名受託演説で何に一番力点を置いてアピールするのか、そして誰をランニングメイトに選出するのかに注目が集っている。


サンフランシスコ入りしてから、知己のスタンフォード大学アジア太平洋研究センター(APARC)のダニエル・スナイダー教授と話をした。同氏の政治的スタンスは民主党リベラル派である。


「トランプ?絶対にダメだ。ヒラリー?あの声は生理的に受け付けない。こうしてみると、オバマがマシに見えるよ」と苦笑していた。



■共和党にシンパシーを感じる安倍首相だが…


米各世論調査によると、現状ではクリントン氏が再逆転して7ポイントほどリードしている。早くも「クリントン政権」の主要ポストの人事が取り沙汰されている。2期に及ぶオバマ政権によってホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)に権力が集中することとなった。


外交政策の国務省、安全保障政策の国防総省(ペンタゴン)、そして経済政策の財務省の存在感が希薄となった。その方針はクリントン政権も継承するはずだ。従って、ワシントンベルトウェイ内の最大関心事は大統領補佐官(国家安全保障担当)人事である。


いま名前が上がっているのは、ジェイク・サリバン前ジョセフ・バイデン副大統領補佐官(40)とミシェル・フロノイ元国防次官(55)の2人である。両氏共にクリントン陣営で外交・安保政策チームの中核メンバーだ。


そして大統領首席補佐官はジョン・ポデスタ前オバマ大統領顧問(66)が確定的である。ポデスタ氏はビル・クリントン大統領の首席補佐官も務めたクリントン家の身内である。


もともと共和党にシンパシーを感じる安倍晋三首相だが、さすがに今回だけは「クリントン大統領」誕生に期待しているのではないか。
 

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コメント
 
1. 2016年6月26日 03:05:14 : e215b3DsOs : oHsKCPiwWF0[218]
ゼネラル・エレクトロニクス(GE)???

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