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英国の女性下院議員 銃で撃たれ刺される[NHK]
6月16日 22時56分
イギリス中部で、女性の下院議員が男に銃で撃たれたあと刃物のようなもので刺され、大けがをしたということです。警察は、現場近くで男を拘束し、事件の背景を調べています。
イギリスの公共放送BBCによりますと、イギリス中部のウエストヨークシャー州の図書館の前で16日、女性の下院議員が男に銃で撃たれたあと刃物のようなもので刺され、大けがをしたということです。
襲われたのは労働党のジョー・コックス下院議員で、コックス議員は、病院で手当てを受けていますが、けがの程度は重いということです。
警察によりますと、事件のあと現場の近くで52歳の男が拘束されたということです。
コックス議員のフェイスブックによりますと、コックス議員は、今月23日に行われるEU=ヨーロッパ連合からの離脱の是非を巡る国民投票で残留を訴えていました。警察は、詳しい事件の背景を調べています。
コックス議員 EU残留を呼びかけ
ジョー・コックス議員は、イギリス最大の野党、労働党の下院議員で、去年行われたイギリスの総選挙で初めて当選しました。
コックス議員の公式サイトによりますと、ウエストヨークシャー州出身の41歳で、2人の子どもがいるということです。
コックス議員のフェイスブックによりますと、今月23日に行われるEU=ヨーロッパ連合からの離脱の是非を巡る国民投票では、EUへの残留を呼びかけていました。
フェイスブックの写真では「EUに残留するよう投票しよう」と書かれたプラカードとともに、「EUからの離脱は、イギリスの経済や雇用、地方の人たちのビジネスや地域社会を不安定にするだろう。私たちは、EUの中でイギリスをより強く、より安全に、よりよくするために残留を訴えていく」とコメントしています。
双方の団体「運動中止」
イギリス中部で女性の下院議員が男に銃で撃たれたあと刃物のようなもので刺された事件を受けて、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票で残留を支持する団体「ストロンガー・イン」は、ツイッター上で「きょうはすべての運動をとりやめる。われわれの思いはコックス議員と彼女の家族とともにある」という声明を出しました。
また、離脱を支持する団体「ボート・リーブ」の広報担当者もロイター通信の取材に対して、16日の運動を取りやめることを明らかにしています。
英首相「自身も活動取りやめ」
イギリス中部で、女性の下院議員が男に銃で撃たれて大けがをした事件をうけ、イギリスのキャメロン首相は自身のツイッターで「ジョー・コックス議員がけがをしたと聞いて、とても心配している。コックス議員と家族のために心から祈っている」とコメントしました。
さらにEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票を1週間後に控え、キャメロン首相は各地で残留支持を訴えていますが、残留支持派の団体が16日のすべての活動を中止することを決めたことを受けて「このような悲惨な事件があったので、すべての活動を中止するのは正しい判断だと思う」として、自分自身も活動を一時取りやめることを明らかにしました。
- 英 女性議員が銃撃され死亡 EU残留を呼びかけ あっしら 2016/6/17 02:04:25
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