http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/840.html
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MS804便の事故確認後、オランド大統領は「あらゆる可能性を排除しない」と表明したが、なぜか、機種がA320なら可能である遠隔操縦による乗っ取りと意図的な墜落について指摘する声すら上がっていない。
事故後すぐにテロ説が流布される異様な状況はおくとして、墜落直前のMS804に関する不可解な動きは、
1)航行状態が正常な時点で、ギリシャの管制官が何度か呼びかけてもパイロットから返信がなかったこと。最後の呼びかけの2分後に機体に異常な動き発生。
2)機内での煙発生を示す警告メッセージが発信されていながら、パイロットは管制官に報告しなかっただけでなく、管制官の何度かの呼びかけにさえ応じていない。
3)墜直前に、機体が、左に90度旋回し、その後右に360度旋回した動きは、機体の変調に伴うものとは考えにくく、“意図的な”操縦と指摘できる。
などを上げることができる。
現時点で遠隔操縦による意図的な墜落だったと断定はできないが、航空当局とエアバス社は、遠隔操縦で対象としたA320をどのレベルまでコントロールできるのか明らかにすべきである。
無線交信まで完全に支配できるのか(遠隔操作で交信機能を切断できるのなら呼びかけに応答できない)、警告メッセージの制御はどこまでできるのか(遠隔操作でアラームを鳴らせるなら煙がなくとも煙発生と偽装できる)、個別機体への遠隔操縦アクセスキーは誰が管理しているかなどについて遠隔操縦機能を説明する義務がある。
また、ギリシャ管制官との最後の交信の内容及びその後墜落に至るまでの経過を詳細に公表しなければならない。
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※「エジプト航空機エアバス320の乗客の遺体が司法医療鑑定された結果、墜落原因は機内の爆発であったことが判明」というスプートニク日本語の記事もあるが、ジャーマンウイングスのアルプスへの激突事件と同じで言葉だけによる説明のレベル。
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エジプト航空については、1999年、大西洋上を飛行していたMS990便(B767)が遠隔操縦で乗っ取られ墜落させられた可能性が高く、今回も遠隔操縦による意図的な墜落なら2機目ということになる。
(マレーシア航空も、MH370便(遠隔操縦で墜落)・MH17便(撃墜できる状況に誘導)の2機が遠隔操縦の犠牲になった可能性が高い)
9.11同時多発テロも、WTCに激突した2機とペンタゴンの芝生に墜落した1機は遠隔操縦によるものと考えている。
米国の国家機関が敢行した自作テロを放置した(している)ことで、遠隔操縦による航空機事故が頻発し無辜の乗客が多数犠牲になる事態につながっているとも言える。
※関連参照投稿
「国際テロ組織「アルカイダ」:9-11テロに霊感を与えた事件を明らかに:あの不可解なエジプト航空990便事故」
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/509.html
(9.11同時多発テロ関連)「3機が遠隔操縦による“激突”で、1機は“撃墜”だと考えています」
http://www.asyura.com/0304/dispute10/msg/171.html
「エアアジア機 整備不良と操作ミスで事故:昨年12月のこれから始まり仏GW機・シナイ露機と続く不可解なA320系事故」
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/844.html
「独機墜落操縦士の両親、新聞に哀悼の声明掲載 被害者遺族は激怒:副操縦士の意図的な墜落とされているが真相は“藪の中” 」
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/253.html
「マレーシア航空機MH17便墜落から1年:南シナ海MH370便・ウクライナMH17ともに乗っ取り遠隔操縦が発端」
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/212.html
「OZ214便SFO着陸失敗事故→MH370便南シナ海失踪事件→MH17便ウクライナ撃墜事件という“系譜”」
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/488.html
「アシアナ航空の着陸失敗「機器にも問題」 :サンフランシスコ国際空港:777の機器設計そのものにも問題とアシアナ航空指摘」
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/396.html
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「墜落前にエジプト機内に煙」仏事故調が確認
【パリ=竹内康雄】パリ発カイロ行きエジプト航空804便の墜落で、フランスの航空事故調査局(BEA)は21日、墜落機が消息を絶つ前に、機内で煙が発生したことを示す警告メッセージが発信されたことを明らかにした。AFP通信など仏メディアが伝えた。
メッセージは機内で煙を感知すると、自動的に地上の管制などに発信される仕組み。電気系統の故障や爆発などの可能性が考えられ、BEAの報道官はAFPに「事故原因を特定するのは時期尚早だ」と語った。
墜落前に操縦士が管制に異変を報告したとの情報はない。エジプトなど関係各国はブラックボックスを含む機体の残骸の捜索を続けており、墜落の原因の解明を急ぐ考えだ。
[日経新聞5月22日朝刊P.5]
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墜落機の残骸発見 エジプト軍発表、乗客?の荷物も
【カイロ=岐部秀光】パリ発カイロ行きエジプト航空804便の墜落でエジプト軍は20日午前、沿岸の都市アレクサンドリアから290キロの沖合で、機体の残骸や乗客のものとみられる荷物を発見したと発表した。テロの可能性が取り沙汰されるなか、墜落原因を特定する証拠は見つかっていない。
エジプト大統領府は20日声明を出し、エジプト機の墜落について「深い悲しみと遺憾」を表明した。乗客と乗員あわせて66人を乗せたエジプト機は19日、地中海上空で墜落。シシ大統領が海・空軍などに早期の機体発見を指示していた。
ケリー米国務長官は20日、エジプトのシュクリ外相と電話で協議し、エジプト機墜落の調査に支援を申し出た。被害者に弔意を表すとともに、今後の捜査の進展について緊密に連絡をとることで一致した。
今後の墜落原因の究明では、機影がレーダーから消えた前後の状況を記録しているブラックボックスの発見・回収がカギを握る。フランス、ギリシャ、イタリア、キプロス、英国などが捜索活動に協力している。
テロ説を後押ししているのは墜落寸前の機体の不可解な動きだ。ギリシャのカメノス国防相によると、機体は急旋回を繰り返し急速に高度を下げており、不測の事態に見舞われた状況をうかがわせる。
また、レーダーから機体が消える10分ほど前にギリシャの管制官がパイロットと連絡を取ろうと繰り返し呼びかけたが応答がなかったことも明らかになっている。当日の天候は安定しており、視界も良好だったという。
英BBCテレビによると、墜落した航空機は18日にエリトリアからカイロに飛び、カイロとチュニジアの首都チュニスを往復した後、パリに向かった。パリからの復路で墜落した。
乗客の家族の多くはカイロ国際空港近くのホテルに滞在し、エジプト航空や当局が捜索状況について説明している。
エジプトでは昨年10月、シナイ半島のリゾート地シャルムエルシェイク発のロシア機が墜落し、乗客乗員224人が死亡する惨事に見舞われた。過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う地元組織が犯行声明を出した。3月には国内便が乗客にハイジャックされる事件もあった。外国人観光客は大幅に減少しており、エジプトが外貨獲得の頼みとする観光業にとって今回の事件は追い打ちとなる。
[日経新聞5月21日朝刊P.6]
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