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トランプ氏の外交政策、ロシアで好評
2016.04.29 Fri posted at 11:08 JST
ロシアとの関係改善の可能性を示すトランプ氏に、ロシア国内で好意的な見方が出ている
トランプ氏発表の外交政策、ロシアで好評
(CNN) 米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで先頭を走る実業家のドナルド・トランプ氏が27日、外交政策に関する演説を行ったことを受け、ロシアではこれを好意的に受け止める反応が広がっている。
トランプ氏は今回の演説で、米ロ関係改善の可能性について希望を表明。「米国の強い立場から交渉する場合に限られるが、ロシアとの緊張緩和や関係改善は可能だ」と述べていた。ただ、ロシアの要求が厳しすぎる場合は交渉の席を離れる意向だとしている。
こうしたメッセージはモスクワで暖かく受け止められた。トランプ氏には対ロ関係で突破口を開く意欲があるとする意見のほか、「何よりトランプ氏はポジティブで、プーチン大統領について好意的な言い方をしている」との声もあった。
トランプ氏に対しては、プーチン大統領や他のロシアの政治家も好意的な発言をしている。プーチン大統領は最近、トランプ氏について「優秀な人物で、才能を持っていることは疑いの余地がない」と称賛。一方、トランプ氏も「私を天才、真のリーダーと呼んでくれるのでプーチン氏は好きだ」と応じていた。
男性はトランプ氏には対ロ関係で突破口を開く意欲があると語る
トランプ氏発表の外交政策、ロシアで好評
トランプ氏とプーチン大統領は個人的に馬が合うとみる向きも多い。ロシア外交・防衛政策会議のフョードル・ルキヤノフ議長は、「プーチン大統領は率直かつオープンな人物が好きだ」「それこそまさにトランプ氏だ」と分析する。
ただ、米ロ関係はウクライナ問題をめぐる相違点が山積みで、トランプ氏とプーチン大統領が相思相愛なだけでは関係改善に不十分だとみられる。
http://www.cnn.co.jp/world/35082020.html
「親プーチン」でわが道行くトランプ氏
トランプ氏は米国と対立するプーチン氏との関係改善を訴えている
ロシアのプーチン大統領(4月、サンクトペテルブルク)
2016 年 5 月 16 日 16:26 JST
ドナルド・トランプ氏は2013年6月、ロシアのプーチン大統領について公に問いかけるという奇策で、自分が共同開催するイベントをアピールしようとした。「みなさんは11月にモスクワで開催されるミス・ユニバース世界大会にプーチン氏が行くと思いますか?その場合、私の新しい親友になるでしょうか」とツイートしたのだ。
このツイートは当時、オバマ米大統領とプーチン大統領が北アイルランドで開催された主要国(G8)首脳会合で、緊張のうちに非生産的な会談を終えてから24時間とたたないうちに発信された。プーチン氏は会談後、「われわれの立場は完全には一致していない」と素っ気なく述べている。
米大統領選候補として共和党の指名を確実にしたトランプ氏は、税制、移民、貿易協定、そして中東への関与など、さまざまな政策について見直しを提案してきた。だが、最も粘り強く、一貫して訴えているのは、しばしば米国と対立するプーチン氏との関係改善だ。
プーチン氏についてのトランプ氏の見解は、オバマ氏だけでなく共和党のかつての対立候補、そして保守・リベラル両派との間に溝を作っている。プーチン氏については、共和党の指名争いから撤退したマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)が「ギャングで悪党」、民主党候補のトップを走るヒラリー・クリントン氏が「いじめっ子」と批判するのに対し、トランプ氏は「非常に頭がよく」、「力強いリーダー」だと称賛している。
選挙戦に入ってからトランプ氏とプーチン氏が言葉を交わしたかどうかは不明だ。公式の発言ではお互い社交辞令を述べているが、個人的に話したことがあるかどうかについては口を閉ざしている。
トランプ氏は4月にワシントンで行った外交政策に関する演説で、ロシアとの緊張を和らげ、関係を改善することは可能だとの考えを示し、「ロシア人には道理が通らないとの見方もあるが、確かめてみようと思う」と述べた。この発言の数分前には、パーティーでロシアのセルゲイ・キスリャク駐米大使らとあいさつを交わしていた。
トランプ氏の好意的なロシア観がどこから来ているのかは不明だ。1990年代に不動産物件を求めてモスクワを訪れたが、同氏の会社はモスクワに不動産を保有していないようだ。先週には、13年のミス・ユニバース世界大会開催など、ロシア当局者と接した経験について語った。モスクワに「トランプ・タワー」を建てる構想を打ち出して注目を集めたこともあるが、この計画がどうなっているのかは不明だ。
共和党議員の中からは、トランプ氏の大統領候補指名が議会選挙に及ぼす影響を懸念する声が出ている(英語音声、英語字幕あり) Photo: Associated Press
ロシアに関するトランプ氏の第一の外交目標は、シリアその他中東の問題に対応する余裕をプーチン氏に与え、米国が関与を減らせる状況を作り出すことにあるとみられる。
ロシア政府はトランプ氏の勝利とメッセージを歓迎している。プーチン氏は昨年12月にトランプ氏について、「ロシアとの関係緊密化に向けて違うレベルの関係に移行したいと話している。われわれが歓迎せずにいられるだろうか」と述べた。
一方、米国の外交関係者の間では、トランプ氏の台頭に対して不安の声が上がっている。
オバマ政権で駐ロシア大使を務めた経験を持つマイケル・マクフォール氏はトランプ氏に批判的だ。「外交政策については、経済界の取引過程のようなものであり、その『取引』が気に入らない場合は立ち去ればいいという神話がある」としたうえで、「外交政策では立ち去ることはできない。立ち去れば後でかみつかれかねない」と指摘した。
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