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誰が勝つ 「米大統領選」核心リポート <第24回>トランプ“人気取り”で再び爆弾発言
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178713
2016年4月4日 日刊ゲンダイ 文字お越し
先行きに不安?(C)AP
「やる時はやるでしょう。北朝鮮と日本が戦争をするのは悲惨なことだけど……」
今や世界的な「お騒がせ男」になった不動産王ドナルド・トランプが日本時間3日、また爆弾発言をブチ上げた。「やる時はやる」という意味は、日本が北朝鮮に武力で対抗するということだ。
「(日本が)軍備増強をしない方がいいことはわかるけど、(日本を防衛するため)米政府が負債を増やし続けるわけにもいかない。はっきり言って、日本には北朝鮮の脅威に対して自分たちで防衛してもらう。(もし有事になったら)日本は簡単に(北朝鮮を)やっつけられるでしょう」
5日に予備選が行われる中西部ウィスコンシン州で遊説中、トランプは再び現実的な国際情勢を無視して、北朝鮮と日本を挑発する言説を繰り出した。トランプは3月26日掲載のニューヨーク・タイムズ紙のインタビューでも、「日本は北朝鮮や中国から自衛するために核保有の選択肢もある」と述べたばかり。
トランプが東アジアでの警察官役を放棄したい理由は、連邦債務の拡大を懸念してのことだ。米連邦政府の債務残高は今年2月に19兆ドル(約2100兆円)を超えたばかり。
■ウィスコンシン州予備選前に支持率下落
「米国がいつまでも世界の警察官でいるわけにもいかない。19兆ドルの負債は21兆ドルに膨らもうとしています」
米国の愛国者をあおる上で、日本は格好の材料になる。トランプは同日、こうも言った。
「日本は米国の軍事的な庇護の下にあります。いわば米国からさまざまなものを奪い取っているわけです」
日米同盟の片務性を強調するだけでなく、日本を悪者扱いにすることで、トランプは米国の守護神になるかのような論法を使う。バラク・オバマ大統領はトランプのこうした発言について、「外交や世界情勢をよく理解していない」と批判し、大統領になって欲しくないと異例のコメントを出した。
さらにトランプはライバル候補テッド・クルーズの夫人を攻撃したり、「人工中絶をした女性には罰が必要」と述べたりして、先週から支持率を落としている。
これまで暴言や失言を繰り返しても人気に陰りが見えなかったトランプ。ウィスコンシン州予備選を前に、自らブレーキを踏む流れになっている。
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