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今年の4月末に上梓された新井先生の本を紹介します。
新井先生自身の臨床において、
糖尿病患者には、
まず、「糖質制限」をやらせ、
インスリンをやめさせる。
ようするに「低糖質・低インスリン」治療を行う。
結果的に新井先生が提唱する
この治療法において、
ただのひとりも
「糖尿病合併症」を発症させていない。
という事実を発表した著作である。
糖尿病の三大合併症は、
腎症、網膜症、神経障害であるが、
これを具体的に表すと
透析、失明、壊疽による切断となる。
簡単に言えば、
糖質制限を行っていれば、
高血糖にならず、
高血糖にならないなら
インスリンの必要性もない。
では、そのような糖尿病患者は、
どうなっていくか?
ということであるが、
目覚ましい健康状態を保持し、
糖尿病合併症をまったく発症しないということである。
一方、巷の医師達にかかると
高血糖を引き起こす
糖質をわざわざ食わされ、
筋書き通り
血糖値を上昇させ、
高血糖はよろしくないとのことで、
リリー社のインスリンの注射を行う。
これは、
巷の医療では
「血糖コントロール」と言う。
では、この「血糖コントロール」の
スタンダードな治療、
具体的に言えば
「高糖質・高インスリン」にさらされると
糖尿病患者の身体はどのようになるのか?
糖尿病合併症の発症である。
新井先生がやっている
低糖質・低インスリンの
機序を簡単に記す。
徹底した糖質制限
→血糖値の上昇なし
→追加インスリン投与なし
→合併症の進行なし
では、巷の医師達の
高糖質・高インスリン(血糖コントロール)の
機序を以下に記す。
糖質摂取
→血糖値上昇
→インスリン投与
→活性酸素の大量発生
→全身の血管の動脈が
活性酸素で傷害を受ける
→全身の血管の動脈硬化の進行
→腎臓の血管の動脈硬化→腎症
→網膜の血管の動脈硬化→失明
→足先の血管の動脈硬化→壊疽による足先の切断
ということで、
この事実を実際に
新井先生の臨床現場で証明しました。
重要なのは、
糖質摂取によって
血糖コントロールという呪縛で
インスリンが投与されることです。
インスリンは、
大量の活性酸素を醸造することが
わかっています。
インスリン注射による
活性酸素の大量発生が、
血管内皮を傷つけ、
動脈硬化を引き起こす元凶だったのです。
ようするに、
低糖質・低インスリン状態を保持すれば、
動脈硬化の進行はない、
したがって糖尿病合併症に導かれないということです。
糖尿病の患者さんで、
一生懸命
糖質を摂取して
わざわざ血糖値を上昇させて、
血糖コントロールの名のもとで、
インスリン注射を行えば、
活性酸素の醸造で、
動脈硬化が進行し、
糖尿病の合併症に導かれると言うことです。
したがって、
糖質を糖尿病患者に
わざわざ食わせて、
血糖値をわざわざ上昇させて、
上昇した血糖値を
リリー社のインスリンで下げること自体が、
糖尿病合併症の原因だったと言うことです。
著書の中にも出てきますが、
新井先生の糖尿病患者でも、
約束通り「糖質制限」をやらない患者さんが
時々いますが、
新井先生は、
当然そういったずぼらで、
不真面目な糖尿病患者にも
インスリン治療は行いません。
そういった患者は、
どうなるか?
確かに、
高血糖になるが、
糖尿病合併症には
誰一人としてならないそうです。
著書の最後の方で、
新井先生は、
「糖尿病の合併症は、
単なるインスリンの副作用でしかない」
と断言していますね。
最後に、
新井先生は、
糖尿病患者に徹底した糖質制限を
やらせると、
ほとんどの場合、
ひじょうに健康になり、
長寿傾向が出てくると
おっしゃっていますが、
それを以下のように説明しています。
通常の線虫には
インスリンシグナルが存在し、
インスリンが働いている。
しかし、時として、
インスリンシグナルが存在しない
突然変異型の線虫が現れることがある。
前者はインスリン(+)
後者はインスリン(-)
であるが、
インスリン陽性の線虫の寿命はおよそ21日
インスリン陰性の線虫の寿命は42日で倍の長寿を謳歌すると言う。
この原因は、
まぎれもない
インスリンが、
活性酸素を醸造し、
線虫の寿命を短縮化する為である。
人間も、
糖尿病患者のなれば
ほとんどインスリンが分泌されなくなる。
いわばインスリン陰性の線虫と同じ環境化の生体になる。
したがって、
徹底した糖質制限を行えば、
通常のインスリン陽性(インスリン分泌が豊富な人間)の人間より、
二倍は難しいだろうが、
相当、不老長寿を謳歌することが可能になる。
重要なのは、
自身の生体内に、
いかに活性酸素を醸造させないか?
それがカギになる。
結局は、糖質を摂取しなければ、
インスリンは陰性のまま、
活性酸素の醸造もない。
それが健康長寿の基礎的条件になる。
ただ、活性酸素の醸造は、
インスリンだけではない。
参考までに、
いくつか書いておく。
1.紫外線
2.放射線
3.ストレス
4.交感神経の亢進による顆粒球の増加
5.交感神経の亢進によるアドレナリンの分泌
6.ステロイドの分泌
7.睡眠不足、夜更かし、徹夜
8.過労
9.頑張り過ぎ
10.冷え
11.飲酒
12.喫煙
13.有害物質の暴露
14.ほとんのどの医薬品
15.過激な運動
等である。
ちなみに、
新井先生は、
壊疽で、
切断宣告を受けた患者も
救っていますし、
腎症で、
透析宣言を宣告された患者も
救っています。
日本糖尿病学会が標榜する
糖尿病患者に
血糖値が上昇する
糖質をわざわざ食わせて
わざと血糖値を上昇させ、
それをリリー社のインスリンを用いて
血糖値を下げると言うバカげた
マッチポンプ医療を
やっている糖尿病患者さんには
朗報です。
一日も早く、
「血糖コントロール」という
リリー社のインスリンをたくさん売るための
おかしな治療から
離脱することを願っております。
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