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本当は取ってはダメな「がん」〜取ったら最後、元の生活には戻れない 胃がん 大腸がん 前立腺がん 子宮がん(週刊現代)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/279.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 30 日 09:20:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

本当は取ってはダメな「がん」〜取ったら最後、元の生活には戻れない 胃がん 大腸がん 前立腺がん 子宮がん
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49541
2016年08月30日(火) 週刊現代 :現代ビジネス


■逸見さんの妻も後悔している

「手術をしなければ、あと1~2年は元気に仕事ができたかもしれない」

'93年、胃がんのためこの世を去ったアナウンサーでタレントの逸見政孝さん(享年48)について、妻の晴恵さんは、夫の死後に上梓した『私ががんを恐れなくなった理由』(http://urx.mobi/y3Dx)の中でこんな思いを吐露している。

「主人の手術はやらないほうがよかった。あの時、どうしてセカンドオピニオンを受けなかったのか。悔やんでも悔やみきれません」

当初、逸見さんは「初期の胃がん」だと見られていた。だが開腹したところ実は、進行性の「スキルス胃がん」だった。にもかかわらず、その担当医は逸見さんにそれを告知せず、胃の4分の3を摘出。

だが術後、傷口に沿ってがんが増殖し、がん性腹膜炎を起こしてしまう。

家族は別の病院で診てもらうこともすすめたが、逸見さんは「他の先生に相談するなんて、がんを見つけてくれた先生に失礼だ」と言って拒んだ。

それでも2度目の手術後、不信感を抱いた家族は別の病院へ転院させる。逸見さんは記者会見で「がんである」ことを公表した。

その後に行った3度目の手術では3sもの内臓を摘出。さらに術後は猛烈な痛みと抗がん剤による副作用に襲われた。そして手術から、わずか3ヵ月あまりで帰らぬ人に……結果として、1回目の手術が死期を早める原因になってしまった。

没後、医学界では「本当に胃を摘出する必要があったのか」「無駄に苦しませただけじゃないのか」という論争に発展。がん治療が見直されるきっかけともなった。

確かに初期のがんならば、手術が有効なケースもある。だが、逸見さんのようにステージ(進行具合)が進んでいる場合や、患者の年齢によっては、手術したことが逆に死期を早めてしまうのだ。

特に胃がんの場合は、胃を切除することにより、食べるという「人間本来の喜び」を失うことになる。取ったら最後、いくら後悔しても、もう元の生活に戻ることはできない。

「胃を全摘出すると普通の食事が取れなくなるのはもちろんのこと、『ダンピング症候群』と呼ばれ、食べた物がすぐに腸に落下して腹痛や嘔吐を起こします。

さらに胃がないため食べた物を小腸で消化することになるので、血糖値が急激に上がる。そうすると今度は膵臓でインスリンが大量に分泌され、血糖値が急落し、極度の貧血状態を起こしてしまうのです。ひどい場合はベッドから起き上がることもできず、寝たきりになってしまう。

当然食べられないので体力は落ち、抵抗力もなくなる。高齢者の場合は風邪を引いただけで肺炎になりそのまま亡くなるケースも少なくありません」(消化器専門の外科医)

■人工肛門とQOL

食べた物を胃へ運ぶ「食道」—食道がんもまた手術が難しくやっかいながんとして知られる。初期段階では自覚症状がほとんどないのも特徴だ。

歌舞伎役者の十八代目・中村勘三郎さんが亡くなったのは'12年のこと。享年57。食道がんだった。

人間ドックでがんが見つかった際には、すでに右肩のリンパ節へ転移していた。そこでまずは抗がん剤を投与してから手術することを選択。

この時、勘三郎さんは仲間内に「今度、がんの手術をするんだけどさ。ほんとにそれでいいのか、他にもいろんな先生の話を聞いたほうがいいのか。悩んじゃうよな」と漏らしていたという。

手術は食道を全摘出し、胃を持ち上げてつなぎ合わせる大手術で、12時間を要した。

なんとか手術は成功……だが、その6日後に吐いたものを気管に吸いこんでしまい「誤嚥性肺炎」を併発。喉頭蓋(飲みこんだものが気管に入らない様にする器官)の機能が手術により低下していたのだ。結局、人工呼吸器をつけたまま話すこともできず、最期は呼吸不全で亡くなってしまった。術後から約4ヵ月だった。

「食道がんは転移が早いがんなので、手術で食道を摘出しても完治する可能性は低い。むしろ手術によってがん細胞が刺激され、増殖しさらに転移が進むこともある。

これはあくまでも仮定の話ですが、勘三郎さんも手術をせずに放射線治療や化学療法を行っていたら、もう少し長く生きられたかもしれない。少なくとも病院のベッドで寝たまま逝くことはなかった可能性が高い」(大学病院に勤務する外科医)

食道がんの場合、食道を切除することで、食道狭窄や嚥下困難を起こし、食べることもできなくなる。最悪の場合、胃に直接穴を開けて栄養を流し込む胃瘻をつけざるを得なくなり、そうなるとQOL(生活の質)は著しく低下する。

同じ消化器でありながら胃がんや食道がんと比べて、比較的手術が容易だと言われる大腸がん。だが、がんの浸潤具合によっては、その後のQOLが著しく低下する可能性もある。

肛門の付近にまでがんがおよんだ場合は、肛門を一緒に切り取る必要があり、術後は自然排便が困難になるのだ。そうなると腹壁に孔を開け、切除する場所の手前の腸管を孔から引きだし、そこから便を体外へ排泄する「人工肛門」(ストーマ)をつけざるを得ない。

人工肛門をつけて生活する藤田浩二さん(58歳・仮名)は、その苦労をこう語る。

「パウチと呼ばれる小袋を腹部に装着し、そこに排泄物を溜めます。お腹の皮膚は大腸菌に対する耐性がないので、かぶれることもあったし、寝返りも打てませんでした。

人工肛門だと便意のコントロールができず、絶えず排出物が流れ出てくるわけですから、気持ちのいいものではありませんよね。パウチを取り替えるのも慣れるまでは一苦労でした」

日々の生活の大変さはもちろんだが、精神的なダメージも大きい。

「最近の人工肛門は改良が進み匂いもそれほど気にならないし、つけたままお風呂に入ることもできます。

でも人間本来の排泄機能を失うわけですから、やっぱり人の目は気になります。人前に出るのも気が引けますし、新しい人に会うのは緊張しますね。『肛門を取らないという選択肢もあったかな』と後悔することもありますよ」(藤田さん)

最近では「括約筋間直腸切除術」と呼ばれ、肛門を温存する手術法を行う病院もある。もし大腸がんを患った場合は、できるだけ残す方法を医師と話し合ったほうがいいかもしれない。

患者全体のうち、8割以上が65歳以上である前立腺がん。高齢者に非常に多いがんだが、これもまた手術で前立腺を摘出することにより、尿失禁や排尿障害などの後遺症に悩まされている人は少なくない。

また前立腺を取ることは男性機能にも影響を及ぼす。勃起障害や、精子が出なくなる逆行性射精が起こることもある。

医師で医療ジャーナリストの富家孝氏は「高齢者の前立腺がんは手術する必要がない」と断言する。

「前立腺は血流が豊富で手術の際に大量出血をする可能性もあります。そもそも前立腺がんは、がんの中でも進行が遅いため、放置していても先に寿命を迎える人がほとんどなんです。

ところが検査で前立腺がんが見つかると、多くの医者は『内視鏡手術でできるので痛みもないし、簡単なので取ってしまいましょう』と甘い言葉をささやいてきますが、手術ミスや術後の合併症リスクを考えたら取らないほうがいい」

事実、欧米では70歳以上の患者の前立腺がんは、外科手術を避け、放射線やホルモン治療などで抑えるのがもはや常識となっている。

■手術をしない勇気

乳がんや子宮がんなど女性特有のがんの場合はどうか。

「若い女性であれば、子宮を全摘することは、もちろん子供が産めなくなることを意味する。その喪失感は想像するに余りあるものです。では出産後なら問題ないかと言うと、そうとは言い切れません。

子宮を失うことで、ホルモンバランスが崩れ、体調が悪化することも考えられます。もちろん命に関わることなのでやむを得ない場合もありますが、安易に全摘をすすめてくる医者には注意が必要です」(医療ジャーナリストの田辺功氏)

全摘出の場合、神経を切断してしまい、排便、尿障害などの後遺症が残ることもある。また、切除の範囲がリンパ節にまで及ぶと、腸閉塞や腕や脚がむくむ「リンパ浮腫」を発症するリスクが高まる。

乳房や子宮への思いというのは、女性にしか理解できない非常にデリケートなものだ。だが、すべての医者がその思いをくみ取って手術をしてくれるわけではない。

「外科医はとにかく手術がしたいんです。症例数を増やしたいので、手術をしなくてもいいのに手術されるケースが後を絶たない。医者は患者の『その後の人生』までは保障してくれません。だからこそ、病院選び医者選びが重要になってくるのです」(内科の開業医)

冒頭で紹介した逸見政孝さんの息子・逸見太郎氏は、こんな教訓を残している。

「身近な人が将来万が一がんと診断された場合、どうか逸見政孝を思い出してください。そして、父や私たちの失敗をくりかえすことなく、堂々とセカンドオピニオン、サードオピニオンを取ってください。主治医の説明を聞く時は、ある程度病気について勉強した上で、しっかりとインフォームドコンセントを受けてください。それは『医師を疑うこと』ではなく、『最善の治療を受けるために不可欠なこと』なのです」

取ったら最後、もう後戻りはできない—残りの人生と照らし合わせ、勇気をもって「手術をしない」という選択をすることも必要だ。

「週刊現代」2016年9月3日号より

 

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コメント
1. 2019年4月04日 07:36:03 : 5MrR0DPThk : UjQ1VkhIdy90Uk0=[1] 報告
先進国(どこが?)の中で唯一
ガン罹患者が増え続けている
ガン利権大国ニッポン

海外から輸入禁止にされているフクシマ近県の汚染食材をドンドン流通させ
欧米で使用禁止の発がん除草剤グリホサート使用基準を大幅に緩めた安倍晋三

日本ではガン患者が増えるほど安倍トモ企業は儲かる仕組み

2. 中川隆[-10369] koaQ7Jey 2019年5月07日 10:55:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1728] 報告
がんが全身に転移…余命3カ月の男性が犬の駆虫薬で完治? 米オクラホマ州
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/406.html


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理
3. 2019年8月29日 17:49:05 : wFkITvasPQ : ZERXUzR4TGcxeFk=[58] 報告
医者ってのは、医学書を読んだり、薬の効能についてはよく知ってるけど、人間については無知なのが多いからね。
基本無責任だよね。
言われたことをやるだけで、患者の人間性と向き合う医者ってほとんどいないでしょ、今。
やるべきことをやってよくならなかったら、患者が悪いって態度だからね。
流れ作業なんだよ。
別の方法を取ろうとか、相談しようとすると、自分が非難されているような気分になるのか知らないけど、とても嫌がる。
子供みたいな反応をする医者が多いよね。
4. 2019年8月31日 22:00:37 : JqXeis9tJ2 : YjU0YzhwTDlISXc=[1] 報告
まあ、日本の医者は生涯免許だからしょうがない

先進国では更新が当たり前なのにね、自民がやってる限り、この制度は厚生族議員が
黙ってないだろうからね。
アメリカの医師免許は2〜3年の更新制。日本よりも医師になり、医師であり続けることの道のりが険しいことが分かります。
専門医も10年以内に試験に合格しないと取り消される、もちろん免停も有るし。

つまり、日本は1度取れば勉強しなくていいって事ですね。
街中には薬の名前も知らない医者が多数いるし副作用であたふたしてる国が日本だから
はっきり言って自分で勉強して診断した方が早い国ってどうよと思う。

>>1.

癌が増えてるけど死亡率が下がってるのは諸外国と同じですよ

それより、小児甲状腺がんを手術したがって騒いでるやぶ医者も多いね
海外では小児甲状腺がんは経過観察が常識なんだけどね
あれは成長が止まっちまうのやら、悪さを一生しないのが多いからね。

5. 2019年9月11日 19:45:00 : PxS1k7MhD2 : V3E1TmcvaUw5emc=[55] 報告
がん細胞が主な栄養源としているのは、炭水化物から合成されるブドウ糖です。
それも、正常細胞よりも3〜8倍ものブドウ糖を取り入れなければ、
生命活動を維持することができません。
よって断食や糖質制限で効果が出ます。

断食でがんは治る (双葉新書) 新書 – 2013/12/4
鶴見 隆史 (著)

ケトン食ががんを消す (光文社新書) 新書 – 2016/10/18
古川 健司 (著)

ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える! (ベスト新書) 新書 – 2018/11/27
西脇俊二 (著)

https://www.youtube.com/watch?v=KJJfFzZBu3I
宗像久男先生「ガンは3カ月で治せる病気!ブドウ糖はガンの餌だった」 ワールドフォーラム2016年9月

https://www.youtube.com/watch?v=gnYj_FEp7BU
薬はなくてもがんは消える! 〜食事と習慣で治すがん〜 【CGS 宗像久男 健康と予防医学 第47回】

https://www.youtube.com/watch?v=VEhOYah5Y5s
【末期ガン克服】断食(ファスティング)は万病を治します。

https://www.youtube.com/watch?v=5EK9zyGwxq8
衝撃体験報告「ファスティング(断食)で腫瘍が消えた!?」菊永恵妃さん(ローフード指導士)

6. 2019年11月10日 12:27:15 : LKX1T8M2ak : LzlOdm80NkZObjY=[124] 報告
餌になるブドウ糖系を加減して、体温を36.5℃以上にしていけば癌は困ると聞いたので、ここ十年くらいは癌に意地悪をしている。
タバコは50〜60本程度に抑えている。
病院と検査と薬は縁を持たないようにしている・・国保の支払いがきつくて医療費を下げるために(昨年は44兆3800億円・・不正に抜き過ぎだろう)頑張っている。
適当な運動と過食にならない(節約にもなる)ように気を付けていく年頃になった。

しかし、身の回りは危険物だらけとなってしまった、よく生きていけるものだ。
脆いようで(何度も痛い目にあったが)、案外とボディスーツは強いものだと感心する日々である。

7. 2019年11月11日 17:30:52 : qcU8ABtCOE : TzFTay9zVHFkdlE=[4] 報告
>>6.

免疫細胞、特に効果のあるNK細胞のエネルギー源もブドウ糖ですけどね

そもそも、この書いてることは殆ど根拠がない物ですよ。
よくデトックスでも何々に効くとうたわれている健康食品も
医薬品になってないよね、
医薬品として売れば、その方が製薬会社は儲かるよ、研究費が要らないし
なってない時点で効果が無いか気休め程度ってのが見え見えです

36.5度では無理、免疫細胞の活性は37度です
癌細胞が死滅するのは42度です、36.5度では意味ありません

8. 2023年7月30日 11:55:25 : ufKE1cUAcQ : cGNUSE5DVWxqLnc=[16] 報告
癌患者が増えているらしいけど、バイオテロなんじゃないかって思うこともある。
手段はどうであれ、マウスの実験みたいに人間に植え付けると癌になりそう。
ワクチン陰謀論も、米粒以下のマイクロチップなどの情報を繋ぎ合わせた結果なんだろう・・・。
治療で病院関係は儲かるし、払い込んだ年金を支払わなくていいので、闇の政府なおか・・・。なんにせよ得するのは一部のお金持ちだけですかね。

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