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巨泉さんだけじゃない!「てんかんの薬」に殺された患者遺族の怒り 医者の傲慢が招いた悲劇(週刊現代)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/244.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 08 日 07:49:46: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

巨泉さんだけじゃない!「てんかんの薬」に殺された患者遺族の怒り 医者の傲慢が招いた悲劇
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49377
2016年08月08日(月) 週刊現代 :現代ビジネス


■基準の16倍を投与していた

「すでに東京女子医大との話し合いは決裂しています。病院側は法的には責任はない、過失はなかったという立場を貫いている状況です。このままでは、裁判にならざるを得ない」

こう語るのは、遺族の長浜明雄さん(41歳)の代理人を務める安東宏三弁護士だ。

事の発端はこうだ。明雄さんの妻・裕美さん(当時43歳)が亡くなったのは2014年のこと。東京女子医大病院で検査を受けたところ脳腫瘍が発見され、抗てんかん薬「デパケンR」が投与されていた。

その後、けいれん発作を起こしたため、病院側は抗てんかん薬の「ラミクタール」を追加処方した。だが、この薬の副作用により、皮膚が剥がれる「中毒性表皮壊死症」を発症し、亡くなったことが先頃判明。

「事前に医師から副作用の危険性は伝えられなかった」という遺族の訴えに対し、東京女子医大側は「きちんと説明した」と回答した。

安東弁護士が、遺族の気持ちを代弁する。

「用法や用量を守らずに、規定の16倍ものラミクタールを処方されたことについて『なぜそんな死のリスクが高まる処方をしたのか』『なぜ副作用があることを事前に説明してくれなかったのか』を知りたいという気持ちでご主人は今回動いたのです。

『もし医師から説明があれば、そんな薬の処方をお願いすることはなかった』とも言っています。こちらとしては明らかに病院側の過失だと考えています」

ラミクタールの添付文書にデパケンRとの併用では「最初の2週間は1日おきに25mgまで」と記載されている。また用量を超えた投与では「皮膚障害の発現率が高い」ことも明記されている。

にもかかわらず、遺族や調査を行った第三者機関によると、同院は当初から適正使用量を大幅に超える1日200mgを連日にわたり投与していたという。

東海大学名誉教授の大櫛陽一氏が解説する。

「ラミクタールの添付文書には赤字で重篤な副作用があると警告が書かれていますが、それだけ注意が必要な薬ということです。

単剤でも30・8%、今回のような抗てんかん薬との併用では55・2%の割合で副作用が出ることが書かれています。医者がそれを知らなかったとは考えにくい。

気づいた薬剤師が医師に注意を促したことも報道されていますが、医師はそれを無視したのです。処方権は医師にあるので、そうしたこともありうる。今回の件は、医者の傲慢が生んだ医療事故だと思います」

病院側は遺族に対して「死亡したのは体質の問題が大きい」と伝えたというが、明らかにこの処方の仕方はおかしいと言わざるを得ない。

■反省しない医者たち

医師が薬の処方を誤ったばかりに、死期を早めてしまう——。

7月12日に逝去した大橋巨泉さんも在宅医によるモルヒネの大量投与により死期を早めた可能性が高い。妻・寿々子さんは〈最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければと許せない気持ちです〉と心境を公表している。

医療裁判を専門に扱う石黒麻利子弁護士が語る。

「医療事故の相談を受けていると、医療事故を起こすのは、ある特定の大学病院が多く、特定の医師や看護師が医療過誤のリピーターになっていると感じます。これは大学病院の事故が起きた際の対応が全般的に隠蔽体質で事故の反省をしないから、また同じことを繰り返すのです」

事実、東京女子医大では、'14年に、小児には使用が禁止されているプロポフォール(麻酔薬、鎮静剤)を医師が承知の上で投与し、死亡させたことが判明。病院側もミスを認めている。

「すべての大学病院ではないですが、事実を隠すために口裏を合わせたり、医療裁判を意識しながらカルテを書いたりしている病院も少なからずあります。

本来なら事実を明らかにし、反省して再発防止に取り組むのが当たり前の行動だと思うのですが……。裁判で負けないことだけに重きが置かれている。こういう『負のシステム』が大学病院の中には出来上がっているのです」(石黒氏)

実際、医療裁判の患者側の勝訴率は25%以下と非常に低い。

「それほど医療ミスの証明は難しく時間もかかるのです。経済的な負担も大きい。それを病院側も分かっているから強気に出るし、いずれ患者側が泣き寝入りすると高を括っているのです」(石黒氏)

病院は自分たちの立場を守るためなら、時に患者を切り捨てることもある。医者に騙されないために、患者側も情報を集める必要がある。

「週刊現代」2016年8月13日号より
 

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コメント
 
1. 2016年8月09日 14:21:11 : x3cwDqe6Gc : Mmm9ToK4A_E[7]
基準投与でもちょとした風邪薬や高血圧、コレステロールの薬でも
将来重篤な病気の原因になる
医者にかかればかかるほど、不健康になり、貧乏になるカラクリにほとんどの
国民が気づいていない。

2. 2016年8月09日 16:45:56 : Ba5clCNVME : vHMW5Qo_i1w[851]
例え手術が失敗しても医者は絶対失敗とは言わない、どれだけの患者が医療ミスや手術の失敗で殺されているか、余計な薬を投与したりしなくてもよい手術をされたり患者になったら俎板の鯉にならない様にしなければいけない。医者を100%信用してはならない。

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