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≪全男性必読≫妻に受けさせてはいけない手術〜乳がん、子宮がん、子宮筋腫ほか一覧表付き 医者の自己満足につきあうな
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/179.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 02 日 10:47:35: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


【全男性必読】妻に受けさせてはいけない手術〜乳がん、子宮がん、子宮筋腫ほか一覧表付き 医者の自己満足につきあうな
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49071
2016年07月02日(土) 週刊現代


女性は乳がんや子宮筋腫といった婦人科の病気にかかることもあり、手術を受けるべきか否かという重大な決断を迫られるケースが、男性よりも多い。そんなとき、医師は「女性の尊厳」や「一人一人の人生」を考慮してくれるだろうか?


■早期なら乳房や子宮を残したほうがいい


医療コンサルタントの吉川佳秀氏は、こんなひどいケースを挙げる。


「卵巣がんの患者さんでした。医師から勧められて手術を受け、当初は『がんはキレイに取れた』と言われていたんです。


しかし手術から半年経つと、お腹に張るような違和感がある。検査をしてみると、腹膜に水がたまる『腹膜播種』で、調べてみると腹膜にがんが広がっていました。その医師が手術で卵巣がんを取り出したときに、周辺臓器にがん細胞を散らしていたのです。


このように意味のない手術を行い、症状を悪化させる医師も少なくない。信頼できる医師かどうかを見きわめることが重要です」


医師は、まるで習い性のように手術をしたがる。その根底には、「手術こそが自分の仕事」というプライドや、「治療をした」という自己満足があるのだろう。


もちろん、医師や病院の「もうけのため」という側面もある。だが患者は、そのことで症状を悪化させられ、ひどい場合には死に至ることすらあるのだ。たまったものではない。


とくに女性は乳がんや子宮筋腫といった婦人科の病気にかかることもあり、手術を受けるべきか否かという重大な決断を迫られるケースが、男性よりも多い。


女性にとって大きな脅威である乳がんや子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)について、医学ジャーナリストの松井宏夫氏はこう言う。


「女性特有のがんは早期で発見できた場合、手術で切除はせず、乳房や子宮を残したほうがいい。患者が高齢の場合も、進行が遅いので、無理に手術をする必要があるかどうか疑問です」


乳がんの場合であれば、乳房にメスを入れ、さらに切除することは、それ自体のストレスもきわめて大きい。


「しかし、そうした場合でも、手術が得意な医師は切りたがる傾向が強い。手術をすると患部を切除したというハッキリした結果が得られて安心するからです。一人の意思で手術の判断をしがちな開業医にはそうした人物が多いと思う。


一方、組織化された『乳がんセンター』などでは、複数の分野の専門家が話し合って手術をするかどうかを決めています」(前出・松井氏)


乳房を切られたり、子宮を取られたりといった状況に突き当たった女性の精神的なショックは計り知れない。医師はそうした「女性の尊厳」や「一人一人の人生」を考慮しているのだろうか。そうではない医師も多い。


■「異常なし」というウソ


多くの女性がかかる病気として知られる子宮筋腫。手術を経験した40代の女性はこう語る。


「子宮筋腫を患い、長い間放置していたのですが、5年前にひどい生理痛や違和感に我慢できなくなって手術をしたんです。


手術後、お医者さんからは軽い口調で『うまくいきましたよ』と言われたのですが、ずっとお腹に不快感があり、しかも入院中に原因不明の高熱も出ました。でも、お医者さんは相変わらず『異常はない』としか言わない。私はその言葉を信じるしかありませんでした」


女性は退院を促されたが、その前後、なんと膣から尿が漏れたという。手術の際、尿管を傷つける失敗があったのだ。


「その後、腎臓に穴を開けて『腎瘻』を入れ、尿を直接出す手当てをしてもらったのですが、その入れ替えの際、挿入がうまくいかずに尿が逆流し、細菌感染して急性腎炎をおこしました。数日間、高熱に苦しんだ。最初は発熱の原因もわからず、こちらが調べて病名を指摘し、ようやく病院が動いてくれたのです」


子宮筋腫の開腹手術や腹腔鏡手術は難易度が低いとされるが、それでもこうしたミスで体を傷つけてしまうことがある。


また、そもそも子宮筋腫とは良性の腫瘍のことを指すので、時間をかけて経過を見つつ、患部だけを除去するという選択肢もある。しかし、病院側には子宮筋腫をじっくり治療するメリットは少ない。


医療ジャーナリストの田辺功氏が言う。


「今の診療報酬体系のもとでは、時間をかける治療は実入りが少ない。子宮の全摘出を勧めたがる病院も少なくありません。


しかし全摘出をすると、ホルモンバランスを崩したり、子宮を失ったことに大きなショックを受けたりする。若い女性であれば、もちろん子供も産めなくなってしまいます。彼女たちの喪失感は想像するに余りあるものです」


現在はUAE(子宮動脈塞栓術)という、子宮を摘出せずに動脈をふさぐことで腫瘍の成長を防ぐ方法もある。とはいえ、この治療法も、妊娠出産の際、早産や出血を起こすリスクがあるといわれている。


子宮にかかわる病気でさらにやっかいなのが、子宮腺筋症だ。子宮の内側の広い範囲に病変が現れるという病気で、激しい痛みや違和感を伴う。


医療ジャーナリストが言う。


「子宮筋層に網の目のように病変が広がるため、子宮筋腫よりも手術の難易度が高い。手術をすると、妊娠した際に、子宮の一部が切れる『子宮破裂』という症状を起こしてしまう危険性もあります。腕のいい医師でないと手術が難しいし、基本は薬物療法で対処すべきです。


子宮腺筋症で、すぐに『切りましょう』と提案してくる医師は信用できないと言っていいと思います」


卵巣嚢腫の手術にも失敗のリスクがある。


この嚢腫は巨大化すると、卵巣が突然捻転を起こし、激痛をもたらす可能性があるため、摘出が推奨される場合もある。しかし、焦って切る必要はない。前出の医療ジャーナリストが言う。


「もともと良性の腫瘍なので、腫瘍が大きくないのに焦る必要はありません。手術を経験した人のなかには、医師に勧められて行った腹腔鏡手術で小腸を傷つけられ、大量の出血を経験した人もいるので注意が必要です」


 


「週刊現代」2016年7月2日号より
 

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