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NHK籾井会長 ガッテン人事 小野文恵アナ夫が大出世
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160427-00006118-sbunshun-soci
週刊文春 4月27日(水)12時1分配信
「NHKは情報を漏らすだらしない組織」 発言の主はNHKの籾井勝人会長(73)。籾井氏の暴言の類は、今さら珍しくもないが、これが4月1日に行われたNHKの新入社員の入局式の訓示だというのだから、さすがに驚きを禁じ得ない。
◇ ◇
「タクシー券の不正利用などの不祥事を起こさないよう『緊張感を持って仕事にあたって欲しい』というところまではよかったのですが、自身のハイヤーの私的使用が発覚した件を思い出したのか、いきなり“NHK批判”を展開したのです」(NHK関係者)
だが籾井氏の暴走を止められる人間は、もはや局内にはいないようだ。
小誌が4月21日号で報じた通り、4月12日に行なわれた経営委員会で、反籾井派とされる4人の理事を一気に退任させて、“粛清”の口火を切った籾井氏。その2日後、熊本地方を震度7の地震が襲った。
「地震後しばらくして、局外にいた籾井会長が赤ら顔で本館2階のニュースセンターに現れたんです。すると、新たに理事に就任する面々が籾井会長に付き従って取材状況を懸命に説明し始めました。その様子は会長への忠誠ぶりを競っているかのようで、フロアにいたある職員は『まるで茶坊主選手権だ』と吐き捨てていました」(同前)
翌15日に発表された局長級人事では、再び“粛清の嵐”が吹き荒れた。
「国会での籾井氏との『二人羽織』で有名になった湧川高史秘書室長は、佐賀局長に異動。籾井氏のハイヤーの私的利用を諫めたためとされています。また政治部長の山下毅氏はわずか1年で熊本局長に異動。参院選を控えたこの時期に、政治部長を災害が進行中の熊本局長に異動させる人事に局内でも驚きが広がりました」(別のNHK関係者)
後任の政治部長人事もまた憶測を呼んだ。
「反籾井派の理事を退任させた人事で官邸とのパイプ役を果たしたとされ、文春が『NHKの新女帝』と書いた岩田明子解説委員と非常に近い山口太一氏が就きました」(同前)
とりわけ話題となったのは、名古屋局長から会長直属の経営企画局長になった菅康弘氏だという。
「“会長の御庭番”とも呼ばれる経営企画局は、国会対応を担当し、これまで局長は政治部記者出身者の指定席でした。ところが菅さんは、連続テレビ小説『ちゅらさん』のプロデューサーなどを務めた、もともとドラマ制作畑の人。政治の世界に関わったことはないので、果たしてこのポストが務まるのか、疑問視されています」(同前)
この菅氏、局内では別の意味で有名人でもある。
「実は、菅氏の妻は、看板番組『ガッテン!』(4月よりタイトル改名)で司会を務めるアナウンサーの小野文恵氏(48)です」(同前)
菅氏抜擢の背景には、籾井氏による制作畑の重用があるという。
「退任した板野氏に代わって放送総局長に就いた木田幸紀専務理事や、その風貌から局内では“会長の茶坊主”と呼ばれている安齋尚志理事も制作畑の出身。菅氏もそのラインで引っ張られたようです。編集方針をめぐって意見が分かれることが多い報道系よりも、制作畑の方が御しやすいと思っているのでしょう」(前出・NHK関係者)
籾井氏の意向を汲んだ“ガッテン人事”だったというわけだ。
4月20日朝。NHK放送センター西館の「474会議室」に100人近い各局の幹部が集まり、熊本地震の災害対策本部会議が開かれた。会議の最後で、籾井氏が口を開いた。
「原発に対する住民の不安をかき立てないよう、政府の公式発表をベースに伝えるように」
会議室はシーンとするばかりで、異議を唱える声もなかったという。報道機関としての矜持を、今のNHKに見出すのは難しい。
<週刊文春2016年5月5日・12日『特集』より>
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