実は分かってた、本格的な糖質制限を続けた人たちの寿命は短かった http://blogs.itmedia.co.jp/sakamoto/2018/04/low-carbohydrate.html » 2018/04/02日本農業新聞が、糖質制限で老化顕著にという報道をしてから、糖質制限ダイエットの弊害が注目を集めています。 東北大学大学院 都築毅准教授らが行ったマウス実験で、糖質制限食が老化を早めていたと言います。果たしてこの指摘は妥当なんでしょうか?糖質制限ダイエット、リスクは分かっているのでしょうか?そんな疑問を解消すべく調べてみると実は、もうほぼ決着がついていることが分かりました。 実は、本格的な糖質制限ダイエットを継続すると、少なくとも糖尿病でない人については寿命が短くなっているようです。また推奨される糖質制限の具体像も見えてきました。 私は、医学とか栄養学の専門家ではありませんが、多様な意見をまとめた記事があまり世にないため、総合的な判断の材料ともなるべくまとめをご紹介します。 日本農業新聞記事の元論文は、マウス実験で、江部氏はマウスとヒトは違うと反論 https://www.agrinews.co.jp/p43551.html 日本農業新聞 - ご飯、うどん・・・ 炭水化物減らすダイエット 60代後半で老化顕著に 糖質制限ご用心 via kwout 日本の糖質制限ダイエットを主導する江部 康二 高雄病院理事長は、このポイント、マウス実験ではヒトの健康への影響は分からないと糖質制限「老化説」に大問題があると否定しています。 http://toyokeizai.net/articles/-/214390 糖質制限「老化説」が抱える根本的な大問題 | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 via kwout 実は、ヒトでの大規模調査論文2本でほぼ判明、本格的な糖質制限を続けた人たちのの、寿命は短かった マウス実験以外で、糖質制限の健康影響が分かってないのかと思い調べると、実は、もう論文が二つでており、医学ジャーナリストの大西惇子氏の記事が日経Goodayに掲載されていました。 http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/032400299/?P=3&cs=arw_n 糖質制限ダイエット:糖質制限ダイエットは本当に安全か? (3ページ目):トピックス:日経Gooday(グッデイ) via kwout 1つ目は発表済みの論文データを解析したもので、国立国際医療研究センターの能登洋氏らによる解析によると 糖質の摂取割合が低い低糖質群(総摂取熱量の30〜40%)と高糖質群(60〜70%)を比較したところ、総死亡のリスクは低糖質群の方が31%高く、低糖質・高たんぱく質の集団と高糖質・低たんぱく質の集団を比較した場合も、低糖質・高たんぱく質群の死亡リスクが30%高くなりました。 と、低糖質食が死亡リスクを上げるという解析がされています。分析対象のほとんどは糖尿病でも冠動脈疾患でもほぼなかった人々でした。 また、米ハーバード公衆衛生大学院のTeresa Fung氏らが心臓病、がん、糖尿病ではない女性を26年間、男性を20年間追跡した結果に基づく論文では 高糖質食(総摂取熱量の60%程度)の人々と、低糖質食(35〜37%)の人々を比較したところ、総死亡リスクは低糖質食の方が12%高く、さらに低糖質+動物性食品群では23%高くなりました。低糖質+動物性食品群では、循環器疾患による死亡のリスクが14%、がん死亡のリスクも28%高くなっていました。一方、低糖質+植物性食品群では、高糖質群より総死亡のリスクが20%、循環器疾死亡のリスクも23%低くなりました。 というデータがでています。低糖質、高タンパク質でも動物性タンパク質を多くとった群の死亡リスクが上がるようです。 これらを元に大西淳子氏は 糖尿病ではない一般人にとって、糖質制限食は、余命短縮に結びつく可能性が示唆されました。特に、糖質を極端に制限し、肉をたくさん食べ、バターやマヨネーズを好んで摂取する食生活では、リスクが大きくなると考えられます。 とまとめています。 無難なのは、「ゆる糖質制限」食 一般的な食事の半分に糖質を抑える、本格的な糖質制限ダイエットのリスクが見えてきましたが、かと言って、糖質をじゃんじゃん取ったほうが長生きできるということではありません。特に、現代の日本人は体をあまり動かさなくなっており、日本人の糖尿病有病者と糖尿病予備群はそれぞれ1,000万人、合計で2,000万人といわれるほどです。糖質摂取を減らさねばならない人はかなりの割合いることでしょう。 糖尿病学会理事長で東大教授の門脇孝医師は、研究者個人として糖質制限食を推奨しており 門脇医師が推奨するのは、平均的な体格の男性で1日の糖質量を150g以下(=白米茶碗2.7膳分)のゆるやかな糖質制限。 だそうです。これは、短期間でやせる糖質制限ダイエットで行われる厳しい糖質制限の1日30〜60g程度や、スタンダードな制限という80〜120gと比べると多くなっています。ただ、日本人の平均的な糖質摂取量は270gだそうなのでかなり抑えているともいえます。 門脇医師の勧める食事は、NHK ガッテン! で2016年に紹介された ガッテンおすすめ!糖質制限ダイエット メニュー に近そうです。一食あたりご飯半膳という食事は、外食でも定食にサラダか何か一品足して、ご飯を減らすことで達成できそうな分量です。 肉と脂肪ならどんどん取っていいという糖質制限の魅力は薄れますが、ハンバーガーのパンを肉にするという方向ではなく、ポテトでなくサラダをつけてゆっくり食べるのがいいという方向で徐々に胃袋と脳を慣らしていく。そんな少しの変化に食事のあるべき姿がありそうです。 (引用ここまで) 私の場合玄米が主食で元気な毎日。逆に寝かせ玄米を食べないと元気とやる気がしぼんでくる。 常識を覆す!もっちもちの「寝かせ玄米」がおいしい(酵素玄米) おいしいだけじゃない!うれしい美容効果 まとめ
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