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庄司いずみ(しょうじ・いずみ)/「庄司いずみベジタブル・クッキング・スタジオ」主宰。野菜や豆を使ったヘルシー料理が常に話題に。近著は『野菜のごちそう』(イカロス出版)
夏バテ防止に最強? 簡単「酢しょうが」で夏冷えにサヨナラ!〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170817-00000011-sasahi-life
週刊朝日 2017年8月18−25日号
あまりの蒸し暑さに、食欲もダウンしがちな今日このごろ。酢を使った簡単な常備菜を食事に取り入れて、夏バテしないように心がけよう。夏バテ防止に活躍してくれる酢しょうがを紹介する。
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野菜料理家・庄司いずみさんが考案した「酢しょうが」は、夏バテ防止の食事作りに大活躍してくれる。
生姜には、血行をよくして免疫力を高めるジンゲロールという成分(生の生姜に多く含まれている)や、脂肪や糖質の燃焼を促進し、体を温めるショウガオールという成分(加熱した生姜に多く含まれている)がた〜っぷり。
「『酢しょうが』はこの生姜と、疲労回復にいいとされている酢を合わせるだけで作れます。塩や砂糖は使いません」(庄司さん)
生姜を薄切りにし、かぶるくらいの酢に一晩漬けるだけ。酢は米酢以外のものを使ってもかまわない。りんご酢やワインビネガーでもいいし、ちょっとリッチにバルサミコ酢を使って作ってもいい。生姜は一晩酢に漬ければ、辛みがだいぶやわらぐ。薄切りのままで使ってもいいが、千切りや細切りにすれば、ありとあらゆる料理に応用できる。
「この暑い季節にはやはり、酢しょうがも酢しょうがの酢もそうめんに使っていただくのがいいかと思います。酢しょうがは細切りにして、そうめんの薬味に。酢のほうは、めんつゆにちょっと混ぜて。まろやかな酸味が加わるので、すっきりしておいしいですよ。あと酢しょうがをみじん切りにして冷奴にのせてもおいしいです。暑くて何も食べたくないときでも、“酢しょうが奴”ならさっぱりと食べられます」
また酢しょうがは、炒め物や煮物にも向く。
「加熱すると、酢の酸味がかなり飛ぶんです。なので、酸っぱいものが苦手な方でも無理なく食べられると思いますよ。エビのチリソース炒めなどに使うとおいしいです。生の生姜より酢しょうがを使ったほうが、ソースにちょっとコクが出て、味わい深くなるんです」
胃腸が疲れているときには、チャーハンや焼きそばに酢しょうがを使うのがおすすめだ。
「夏は手早く調理できるものが一番です。火を使う時間をなるべく短くして、不必要に汗をかかないようにしましょう。胃腸が疲れ気味で、肉も魚もそんなに食べたくないんだけどなあというときは、野菜やきのこと酢しょうがだけのチャーハンや焼きそばが、体に負担がかからなくていいと思います。酢しょうがのほのかな酸味で油っぽさが緩和され、あっという間に食べられますよ」
ドリンクとしてもさまざまな活用法がある。
「アイスティーに、スライスレモンのかわりに酢しょうがの薄切りを入れてもいいですし、酢しょうがの酢を炭酸で割って、そこにはちみつやメープルシロップを足して飲んでも美味です。夏は冷房で体も冷えがちです。冷えたときには、お湯割りを飲んでみてください。生姜の成分が溶け出した酢が体をじんわりとあたためてくれます。冷えない体で、夏バテを防ぐことも大事です。酢しょうがは冷蔵庫で保存し、だいたい1カ月くらいで使い切っていただくのが、おいしい食べ方です。いろいろな料理、飲み物に使って、暑さに負けない、バテない強い体をつくっていきましょう」
「酢しょうが」の作り方
●材料(作りやすい分量)
生姜1個、米酢(薄切りして瓶に入れた生姜にかぶるくらい)
●作り方
1.生姜を洗い水気を拭き取ったら、汚れている部分を包丁で取る。そして皮付きのまま、薄くスライスし、ガラスやプラスチックの保存瓶に入れる。
2.生姜にかぶるくらいまで酢を注ぎ、冷蔵庫で1日漬けて完成。
(ライター・赤根千鶴子)
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