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痩せの糖質大食いの末路
昨日は痩せの糖質大食いさんが、
癌になるリスクが高いと言うことを書いた。
さて、今日はそのことについて
もっと突っ込んで書いてみよう!
ほとんどの日本人が、
痩せの大食い的な人を、
たとえば、
「あの人、肥満しないからうらやましいなあ〜」
「あの人、食べても肥らないんでしょう?
うらやましいなあ〜」
とか、
「私なんて、食べたらすぐに脂肪になる・・」
とか、
「あの人、肥満していないから
さぞかし健康なんでしょう?」
とか、
あるいは本人自身が、悦に浸って、
「俺、食っても肥らないんだよねえ〜」
「だから、俺、おまえらと違って、
鱈腹、食うもんねえ〜
お前らとちがってデブにならんもんねえ〜」
とか言って、
肥満気味の人に対して、
己の
食っても肥らない体質を
自慢するような愚かな場面を
散見することが多い。
しかし、
この食っても肥らない体質の
方が、
糖質の大食いに走った場合、
ほとんどの場合、
臓器の上皮細胞の解糖系に
ブドウ糖代謝の不自然で異常な負荷をかけ、
その結果、
不自然で異常な細胞分裂を行う
癌細胞を育むこと、
すなわち、
癌発症に至るリスクが
ひじょうに高いことを、
知らないようである。
であれば悪いことは言わない、
あなたも、
知っておいた方がいいだろう。
さて、
痩せの糖質大食いさんの
日常的な糖質摂取後の
生体内の機序を書いてみよう。
糖質摂取→
⇒血糖値上昇
⇒追加インスリン分泌が脆弱な為、
⇒苦し紛れで、臓器の上皮細胞の解糖系でブドウ糖を代謝させ
⇒臓器の上皮細胞の解糖系の稼働に不自然な負荷をかける
⇒結果的に上皮細胞内に大量の乳酸を吐きだす。
⇒乳酸が上皮細胞の組織を酸性に導く
⇒臓器の上皮細胞に乳酸由来の炎症の惹起
⇒臓器の上皮細胞の嫌気的解糖作用の亢進
⇒癌発症
ということで、
臓器の上皮細胞では、
ブドウ糖代謝に
不自然な負荷をかけた時に
その代謝の結果として
発生する乳酸ではあるが、
実は、
筋肉等では、
その速筋において、
同じ、
嫌気的な解糖作用が起きても
やはり、同じように、
乳酸分泌に至る。
しかし、
筋肉の場合、
結果的にコリ回路により
細胞内の乳酸が回収され、
乳酸の残留が
起きない仕組みになっている。
しかし、
臓器の上皮細胞においては、
そもそも、
不自然な形で解糖系の稼働に負荷をかける
仕組み(プログラム)自体が想定外なので、
臓器の上皮細胞内の乳酸残留を
コリ回路によって回収する機能は
当然プログラムされておらず。
結果的に臓器の上皮細胞は
乳酸蔓延の
乳酸地獄に陥り
それがやがて、
炎症地獄に発展するのである。
慢性的な炎症地獄はやがて、
嫌気的解糖作用の亢進を導き
最終的に
癌発症に至るのである。
以上、
痩せの糖質大食いさんの
発がんに至る簡単な機序を指し示した。
しかし、
こんな面倒な
機序を理解しなくても、
痩せの糖質大食いさんの
癌体質進行中の諸症状を
具体的に書いてみることにする。
こっちの方が、
理解しやすいだろうし、
あなた自身や
周囲に
こんな感じの人が
それなりにいるはずである。
糖質大食いさんの主食は
まぎれもなく
糖質である。
したがって、
人間の二つのエネルギー産生(解糖系、ミトコンドリア系)のうち、
解糖系を自ら選択し利用することになる。
たとえば、
たんぱく質や脂質や糖質を
同時に摂取しても、
最初に代謝されるのは、
糖質になる。
したがって、
糖質⇒ブドウ糖⇒解糖系⇒乳酸(嫌気的解糖)
ATP 2分子のエネルギー産生
一方、糖質制限を行うと
糖質を摂取しないので、
脂質が優先的に選択され利用されることになる。
脂質⇒脂肪酸⇒β酸化⇒酸素⇒ミトコンドリア⇒二酸化炭素・水
ATP 3130分子のエネルギー産生
ということで、
糖質はたったのATP 2分子しか
エネルギー産生しない。
その結果どうなるか?
やせの糖質大食いさんは、
ATP 2分子なので、
すぐに腹が減るし
すぐに疲れてだるくなり、
すぐに椅子に座ろうとする。
メンタル面では、
イライラが募り、
根気がなくなり
集中力が持続しない。
いつも怒りっぽくて、
周囲に嫌われて
くだらないことを
いつも行い、
それを繰り返す。
あなたの周囲に、
こんな人いないだろうか?
いたとしたら、
相当、解糖系を
無理やり稼働させて、
臓器の上皮細胞を
乳酸地獄にしている人である。
こうなると、
身体全体が酸性に傾いてくる。
わかりやすい例で説明しよう。
糖質を食うと、
必ず、
口内に
糖質の残飯が残る
それを待ち構えているのが、
口内の細菌である。
こいつらは
原核生物が主体である。
口内に残留した
糖を取り込み
乳酸を吐き出す。
口内のペーハーは酸性に傾き、
あなたの大切な歯を溶かし
虫歯にするし、
乳酸は、
口臭の元になり、
口内細菌のバランスは
悪玉菌で蔓延して、
歯周病やその他の口内疾患が発症する。
こんな機序が
あなたの臓器の上皮細胞で
行われているが、
臓器の上皮細胞の場合、
乳酸が回収されないという
決定的な難問が立ちはだかるのである。
口内なら、食後、すぐに
歯磨きをすれば、
糖質も除去できるから、
乳酸も最低限に抑制できるし、
口内細菌も抑制できる。
臓器の上皮細胞の乳酸は
閉鎖された細胞内での残留なので、
どうすることもできないのである。
痩せの糖質大食いさんの
特徴を今一度書いてみる・・
皆さん、
心当たりはないだろうか?
とにかく、
痩せてるのに、
糖質を食う。
糖質を食うのに太らない。
糖質食ってるのに、
すぐに
腹減ったとか、
おやつもよく食べる。
そして、
だるいとか
疲れたとか、
すぐに椅子に座りたがったり、
電車でもいの一番に席を見つけて座ろうとする。
エスカレーターが大好きで、
短気でいつも
イライラしている。
こんな痩せの大食いさんは、
臓器の上皮細胞の嫌気的解糖作用が
亢進し始めています。
10年後には
その嫌気的解糖作用が、
見事な癌として育まれ、
大暴れすると思われます。
みなさん、
お気を付け下さい。
特に痩せの糖質大食いさんは!
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