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インスリンとは何か?(その3)動脈硬化
さあ、今日はインスリンの負の部分を具体的に書いていこう。
まずは、インスリン負の機序の公式を書いておく。
糖質摂取→血糖値上昇⇒追加インスリン分泌⇒@脂肪酸合成亢進⇒肥満
⇒A活性酸素醸造⇒細胞の傷害・炎症の惹起
本件においては
Aについて焦点を絞り言及する。
インスリンの分泌により、
ミトコンドリア由来の活性酸素が醸造されることは、
既に書いた。
酸素は元素周期表を眺めても見ても
極めて電気陰性度の高い元素であることが理解できる。
簡単に言えば、
それだけ、毒性が強いと理解できる。
酸化力が極めて強いのである。
一般的に塩素が危険と言われるが、
塩素より酸素の方が電気陰性度は高い。
酸素に晒すと、
ほとんどものが、
どんどん参加する。
金属も酸化で簡単にボロボロになる。
しかし、我々の体内では、
恐るべきことに酸素より
酸化能力が極めて強烈な活性酸素が、
ミトコンドリア内で、
インスリンの作用が引き金で
大量発生しているのである。
これは、全身に及ぶ、
全身の細胞に及ぶ。
特に顕著なのが
動脈の内皮である。
インスリンの作用で、
動脈の血管内皮が、
活性酸素の攻撃に晒される。
当然、傷がつく、
傷が付いたら炎症が起きる。
その傷を修復する為に
LDLコレステロール等が
集まる。
LDLコレストロールが、
さらなる活性酸素の攻撃で
酸化して、
酸化LDLコレステロールになる。
高血糖によるブドウ糖と
活性酸素の血管内皮膚への攻撃による傷害と
それによる炎症と
活性酸素により酸化したLDLコレステロールが、
マクロファージに取り込まれ
泡沫細胞となり
血管内皮にかさぶたのように血管内皮を
硬化させ血管内皮を狭窄させ、
動脈硬化を形成する。
血管内皮が狭窄し、
血圧が上昇する。
動脈硬化により
硬化した動脈は、
血圧の上昇で簡単に血管が切れたり
梗塞したり、
あるいは、
血栓がはがれおち、
血管の中を漂い
心臓や脳の血管に移動して
ある場所の血管をせき止める。
ごくごく簡単に説明すると、
このように
動脈硬化がつくられ、
それによって脳卒中や心筋梗塞が発症するのである。
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