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「ガソリンスタンドに行く感覚で」 米企業、EV超高速充電への挑戦
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170113-00014811-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 1/13(金) 15:00配信
電気自動車(EV)の普及を妨げている最大の障害は、消費者の心理だ。
例えば「目的地に到達する前に電池が切れてしまったらどうしよう」と心配になったり、「バッテリーの充電を待つために貴重な時間が無駄になりはしないか」という考えてしまうのだ。
消費者がそれらの不安を克服するため、また今後より航続距離が長いEVが増加してくるのに備え、カリフォルニア州キャンベルを拠点とするチャージポイントはエキスプレスプラス(ExpressPlus)充電ネットワークを導入する。DCモーターの超高速充電器だ。
2017年夏に充電ステーションに設置予定のエキスプレスプラスを使えば、EVオーナーたちはコーヒーを飲む程度の時間で航続距離を数百マイル増やすことができるようになる。「注文したカフェラテができる頃には、充電が完了しているかもしれない。それが我々の目指すところだ」と、同社のパスクエール・ロマーノCEOは言う。
「ベンチマークにしたのはガソリンスタンドだ」とロマーノは、エキスプレスプラスをお披露目したラスベガスのコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES:1月5〜8日)を前に語った。「充電はガソリンスタンドに行くのと同じぐらい手軽にできなければならない」
テスラのスーパーチャージャー(急速充電器)では、170マイル走行分の充電を行うのに約30分。一方で従来型のガソリンスタンドでは、一般的な自動車なら最低300マイル走行できるだけの給油が5〜10分で済む。
チャージポイントはEVの充電ステーションは運営しておらず、ホテルやレストラン、モールなどに充電器と技術を販売・供与している。
EVは急速な変化を遂げており、今後数年で今よりも大きなバッテリーを備えた航続距離200マイル超のモデルが急増する見通しだ。その流れを見据えた上で、エキスプレスプラスの利点は柔軟性と拡張性だとロマーノは言う。
シボレー・ボルトのような現在出回っているEVの充電を最大級の速度で行えるだけでなく、アップグレードが容易で、電気バスやトラックを含む次世代のEVの充電にも対応が可能だという。
チャージポイントは、次期尚早な強力な充電器やすぐに時代遅れになる設備に過剰な投資を行ったりするのではなく、200〜1000ボルトに対応し、8か所の充電ステーションにまたがり最大1メガワットの出力が可能なモジュール式の「エキスプレスプラス」を設計したのだ。
この革新的な設計のお陰で、充電ステーションのオーナーたちは必要な分だけ設備を購入し、需要が増加したらスケールアップすればいい。途中、回収不能な投資を行う必要はないとロマーノは言う。
エキスプレスプラスのお披露に先立ち、オバマ政権は全米の幹線高速道路にEVの充電ステーションを設置する計画を発表した。48のEV充電回廊を設け、電気自動車への乗り換えを加速化させたい考えだ。
現在、各地の道路を走行している電気自動車の数は50万台以上。ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスによれば、2040年までには世界での新車販売台数の約35%を、航続距離200マイル超のEVが占める見通しだ。
Joann Muller
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