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美女4000人に30億円を貢いだ「紀州のドンファン」の壮絶人生 いい女を抱くために私は金持ちになった
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50655
2017.01.09 野崎 幸助 現代ビジネス
昨年2月末、当時交際していた27歳の女性に自宅から6000万円相当の金品を盗まれ、話題を呼んだ「和歌山の資産家」を覚えているだろうか。「いい女を抱くために、私は金持ちになった」と豪語し、これまで4000人の美女に30億円をつぎこんだという野崎幸助氏。
この事件をきっかけに、「その真相と、これまでの生涯をまとめたい」と著した『紀州のドン・ファン 〜美女4000人に30億円を貢いだ男 』が発売され、話題となっている。
前代未聞、というほかない「男の一代記」。なぜ野崎氏はこれほどの資産家になれたのか、なぜそこまで女性に執着するのか…破天荒な人生を告白している(amazonはこちらから)
14歳で童貞を捨ててから今日まで、まったく性欲が衰えることがないという野崎氏。その破天荒な女性遍歴やCAの口説き方を赤裸々に綴った本書は、まさに唯一無二の「男の一代記」。この本の中から、「交際クラブ」をきっかけに、野崎氏が大きなトラブルに巻き込まれて行く騒動を記した部分を、特別に公開――。
■はじまりは交際クラブ
2016年2月23日の昼過ぎ、和歌山県田辺市の私の自宅に突然、テレビ局のワイドショーのスタッフたちが押し寄せてきました。これが大騒動の発端でした。
この日、和歌山県警田辺警察署は、私が窃盗被害を届け出ていた事件の容疑者を逮捕したことを記者発表しました。そのことを迂闊にも私は知らなかったのです。
「27歳の自称モデル原田由香容疑者(仮名)を、和歌山県田辺市に住む74歳の男性宅から、現金600万円と宝石・腕時計など29点の貴金属5400万円相当を盗んだ疑いで逮捕した」
この74歳の男性というのが私のことです。
「74歳の爺さんが、囲っていた自称モデルの27歳の愛人に6000万円相当を盗まれた。バカな爺さんだな、どんだけエロジジイなんだ」
そんな先入観から記者たちは興味を持ったのでしょう。間抜けなエロジジイの顔を拝んでやろうじゃないか、ということでテレビ局のワイドショー担当者たちは、さっそく私の自宅に押し寄せてきたのです。本当は少々事件内容が異なっているのですが、マスコミが押し寄せてきたときは、そういう彼らの本来の取材意図が掴めず、私は被害者として同情される立場なのだと勘違いしていました。
この事件のことを振り返ってみましょう。
事件は逮捕から1年と少し前の2015年1月に起きました。私と“交際”していた27歳の自称モデルの原田容疑者が、自宅に置いてあった600万円ほどの現金を盗み、貴金属を入れてカギをかけておいた大きな宝石箱を壊して、高価な腕時計や指輪など5400万円相当を持って姿を消したのです。
福岡県出身の彼女はノルウェー人とのハーフで、高校卒業後に上京し、新宿区内の古い賃貸マンションで暮らしていたそうです。モデル事務所に所属していたこともあったようで、エキゾチックな顔とFカップほどのダイナマイトボディを持つ素敵な女性でした。
私と知り合ったころは、自称モデルとして写真撮影会などで糊口を凌いでいたと聞きました。そんな彼女と知り合ったきっかけは、私が入会している交際クラブからの紹介でした。
私は街中でガールハント(今流ではナンパと言いますが)をすることもあれば、銀座や大阪の新地など、夜の高級クラブでホステスさんとお付き合いをすることもあります。その方法については後で詳しく述べますが、この7〜8年は高級クラブには滅多に足を運ばなくなり、その代わりに都内の交際クラブに登録して女性を紹介してもらっていました。
交際クラブによっても異なりますが、入会金が3万〜5万円という庶民レベルから、50万円とか100万円という高級なところもあります。
私は複数の交際クラブと契約しており、安いところは安いなりのレベルの女性が登録し、高級なところにはやはりレベルの高い女性が登録しているようです。
「社長、いい娘がいますけど会ってみませんか」
贔屓にしている交際クラブは、私の好みの女性のタイプを知っておりますので、気に入りそうな娘がいれば電話で連絡が来て写真も送ってくれます。そのクラブに登録している女性の多くは、20代前半から30手前ぐらいの売れないタレントの卵とかモデルさんが多く、街を歩けば振り向くような美人も少なくありません。
紹介料は男性が1回につき5万円で、女性は入会金も含め無料。単なる小遣い銭稼ぎから、未来の旦那さんを見つけたいという方まで、女性の登録理由は様々です。
交際クラブからの紹介があり、こちらが会いたいと希望すれば、お相手の女性と実際に会うことになります。お相手と会って食事などをし、お互いに気に入ればエッチをするのは自由。紹介した交際クラブは、その後の二人の関係についてはノータッチというシステムです。
先ほども申し上げたように、私はバツ2の独身ですので、気に入った女性がいれば結婚してもいいという気持ちで、交際クラブが紹介してくれる女の子たちとお付き合いをしていたのです。
誤解のないように言っておきますが、私の好みは20代半ばぐらいの若くて大柄、グラマラスな女性で、小便臭いような若い娘にはまったく興味がありません。ですから、交際クラブに登録する段階で女性が年齢を偽ったとしても、児童買春というような法律に引っかかる心配はなし。あくまで二人の自由意思によって、エッチするかどうかが決まります。
銀座や大阪・新地のクラブのホステスさんを口説くためには、客は財布が痛むのを知りながらも本能の命じるままに何度も通わなければなりません。
私もかつてはその一人でした。しかし、高級クラブにホステスを口説きに行っても空振りが間々あるどころか、酷いときには何度も空振り三振が続いてしまいます。
■会うたびに渡した40万円
お店によっては「特攻隊」と呼ばれている、客と寝るためのホステスも用意されています。しかし、特攻隊員には食指が動かないような方が多いのも事実。だから、どうしても好みのホステスさんを口説こうと熱を入れていました。ただ、毎晩のように店に通ったとしても口説ける保証はまったくなく、金をドブに捨てるようなこともしばしばでした。
それと比較して交際クラブは大人の割り切りができるので、私にとっては非常に楽なシステムです。
飲みたくもない酒を飲んで同伴出勤をしたり、アフターに付き合ってお気に入りのホステスさんを口説いたりするのは、今では馬鹿馬鹿しいと思っています。要はエッチをしたいという自分の欲望を満たしてくれればいい。そのうえで体も心も相性が合えば結婚することもやぶさかではありません。
私としては、交渉は手っ取り早いほうがいいわけです。
原田容疑者は性に対して自由奔放で、ベッドに上がるなり自ら衣服を脱ぎ捨て全裸になって私に挑んでくるような女性でした。男性に甘えることが大好きな娘という印象を持っていました。
「バッグを買ってよ」
「高級時計が欲しいの」
私は、多少わがままで、甘えてくれる女性が好きです。
「はいはい。じゃあ買おうか」
プレゼントを手にした彼女が喜ぶ顔を見るのが楽しいのです。彼女はそんな私の琴線に触れてくる性格でありました。
自宅近くには南紀白浜空港がありますので、東京からの交通の便は悪くありません。ですから、私が彼女の交通費を出して、自宅近くの観光地である白浜の高級リゾートホテルや近くの温泉地に、6度ほど来てもらい会っておりました。一度会うと、一日に2〜3回はエッチしていたと思います。そして、会うたびに30万〜40万円をお礼として渡していました。
私のエッチはノーマルで、SMの気もありませんし、仮装プレイや大人の玩具を使うこともありません。しかも、お相手には申し訳ありませんが、自分がテクニシャンだとも思っておりません。わがままかもしれませんが、自分の性欲を満たしてくれればそれで満足なのです。
そりゃあ、私のテクニックで相手の女性が失神するほど感じてくれたら嬉しいですけれど、演技をされるのは興ざめですし、それほど自分の力量を過信しているわけでもありません。ですから、お金を渡すのには、そんな自分の相手をしてくれてありがとう、という感謝の意味もあるのです。
事件が起きた日のことを振り返ってみましょう。
■一瞬のスキを突かれた…
前の晩に彼女と白浜のホテルで過ごした私は、この日の夕方に彼女と一緒に知人のパーティに出席する予定になっておりました。昼に所用があったため、ホテルから車で30分ほど離れた田辺の自宅へ彼女を連れて帰り、彼女に自宅で夕方まで時間を潰してくれるように頼んで、私は家を離れたのです。
前にも述べたように、独身の私は一人で2階建ての小さな一戸建てに住んでいます。掃除や洗濯をしてくれるお手伝いさんはいますが、常駐しているわけではないので一人暮らしと言っていいでしょう。
普段、交際クラブで紹介してもらった女性とはホテルで会うことにしており、自宅に呼ぶことはしないのですが、彼女とは東京でのデートを合わせると、すでに10回以上会っていました。気心が知れているつもりだったので、自宅でテレビでも見てもらって時間を潰してもらうことにしたのです。
2時間ほど出かけ、帰ってくると彼女の姿がありません。呼んでも何の返事もないのです。それどころか居間のクローゼットの棚にあった現金がなくなって、貴金属を入れていた高さ20センチ幅30センチほどの大きめの宝石箱も壊されて、中身がほとんどなくなっていました。そこには軽く100万円を超える高級時計や、ダイヤがちりばめられた指輪などの宝飾品が詰まっていたのです。
部屋の壁に掛けられていたルノワールやシャガール、藤田嗣治の絵はそのままでした。これは大阪の有名画廊から高価な値段で購入したもので、数千万円の価値がある本物と思っておりますが、真偽のほどはわかりません。
それはさておき、私がいないときに強盗でも入って彼女が連れ去られたのではないかと、嫌な予感が頭をよぎりました。しかし、私の家には盗難防止のために防犯カメラが何台もついていますし、警備会社のセコムとも契約していますが、外部からの不審者侵入の形跡はありませんでした。
慌てて彼女の携帯に電話をしましたが、つながりません。社員たちにも頼んで彼女を探し回った結果、南紀白浜空港から出発した午後の東京行きの飛行機に搭乗したことがわかったのです。
「お客様、大丈夫ですか? 手から血が流れていますけど……」
空港に一人で現れた彼女の右手からは血が流れ、床に点々と染みが付くほどだったと空港係員から聞きました。
「大丈夫ですから」
彼女は出血を気にせずに、そう答えて搭乗したといいます。
たぶん、宝石箱を壊したときにケガをしたと思うのですが、それでも慌てて東京行きの飛行機に乗ったということで、彼女が盗んだ犯人であることを確信しました。
のちに和歌山県警に逮捕された彼女は、取り調べに対して最初、
「お金はもらったものだし、貴金属も持っていっていいと言われた」
と答えていたようですけれど、宝石箱を壊して負傷し、結局は逃げて私との連絡も断ったのですからそんな弁解は通りません。
あんなに大切にしていたのにどうして裏切ったのだろうと憤ってしまいました。今まで交際した女性は、私の目から見て信用できると思った方ばかりでしたし、これまで相手の女性が盗みを働くようなトラブルは一切ありません。女性を見る私の目が曇っていたのか、という落胆した気持ちにもなりました。盗難自体よりも裏切り行為が許せないという気持ちでした。
■「これって買春やろ」
所轄の田辺署に被害届を出したのですが、担当した警察官はなかなか被害届を受理してくれません。
50歳近くもの年の差があるカップルというのが、警察側からするとそもそも想定外らしく、根掘り葉掘り事情を聞かれたのです。
「社長、孫ほどの歳の差があるんやで」
呆れたような捜査員の顔が忘れられません。しかし、孫ほどの年齢差の女性とお付き合いしてはいけないという法律は存在しないのです。あの俳優の上原謙さんだって、三船敏郎さんだって随分と歳の差のある方と結ばれていたではないですか。私としては違和感はないのですが、捜査員に理解してもらうのは難しいようでした。
「これって買春やろ」
捜査員から指摘されました。
「いえ、ちゃんとした交際ですよ」
私は即座に反論します。独身の私は、気に入った娘となら結婚も視野に入れているのですから、彼女とは交際中ということになるわけです。そのことを警官に訴えて、被害届は受理されることになりました。
私も人生経験は長いですから、盗まれた現金が戻ってくるとは思っていませんでしたし、貴金属も戻ってこないのではないかと思っていました。ただ、裏切られた怒りから被害届を出したのですが、捜査がどのように進んでいるのか警察側はまったく教えてくれませんでした。
後で判明しましたが、田辺署の捜査員たちは東京に長期の出張をして裏付け捜査をしていたそうです。結局裏付け捜査で私の被害届にウソがないことがわかって、彼女は身柄を確保されて田辺署に引っ張られてきたわけです。それが2016年2月22日のことで、実に事件から1年以上が経っていました。
前述したように、私が原田容疑者を訴えたのは、信頼していた者に裏切られたという憤りがすべてです。今までの人生で、私が選んだ女性にこのような裏切り行為をされたことがあまりなかったので、それだけ悔しさも大きかったわけです。
原田容疑者には少なくとも400万円ほどの現金をすでに渡しており、あのまま付き合っていればその金額は増えていったと思います。また、結婚する可能性もありました。そうなれば私の財産をすべて手に入れるチャンスもあったわけです。それなのにどうして私を裏切ることになったのか。
警察から事情をある程度聞きましたが、彼女には付き合っている男がいて、それに貢ぐために窃盗を働いたようです。彼女の国選弁護人からは現金の弁済はどうやら不可能だということを聞いています。貴金属に関してはかなり戻ってきていますが、現金に関してはどうせ返済能力はないようなので諦めました。
私は彼女の罰を望まないとの上申書を警察に提出し、2016年3月初旬になって彼女は起訴猶予処分で釈放されました。どうせ返ってこないでしょうから民事裁判を起こして、損害賠償請求をする予定もありません。
彼女からは今もって、謝罪の連絡はありません。私にとってはいい勉強をさせてもらったという気持ちです。ただ、こんな結果になるのは私としても非常に残念だったということは声を大にして言いたいことです。
■死ぬまで現役
人生山あり谷ありと申しますが、私は日本海溝のようなドン底から這いあがり、なんとか生き延びてきたのです。銀のスプーンを咥えて裕福な家庭に生まれてきたわけでなく、終戦直後の貧しい時代を耐え忍んできました。その後、幸運にも高度経済成長の波に乗ることができ、お金を稼ぐコツみたいなものも自分なりに見つけました。
簡単に金持ちになったわけではありませんし、自分が金持ちだという意識は今でも希薄です。世の中には信じられないような大金持ちがウヨウヨいることも知っていますから、私ごときが金持ちと呼ばれるのはなんとも面はゆい気すらします。
私がお金を稼ぐ理由は、なんと言っても魅力的な女性とお付き合いをしたい、その一点に尽きます。
いい車に乗りたい、いい家に住みたい、いいモノを食べたい……。人にはいろんな欲望がありますが、私の場合、車や家にはほとんど関心がない代わり、美しい女性とセックスをしたいという欲望は、今も尽きることがありません。
仕事も女性とのお付き合いも、「死ぬまで現役」と心に誓っております。
過去、私がお付き合いした女性は4000人を下らず、それに使ったお金は30億円くらいになるでしょう。どうやってそのお金を稼いだのか、どうやってそんなに多くの女性と出会ったのか、そして、なぜ今も元気にエッチができるのか。それをこれから語っていきたいと思います。
誰もが真似したいと思うような生き方ではないかもしれませんが、一つの目標に向かって努力を続ければ夢はきっと叶うはずです。こんな私の人生が、この本を手にとってくださった皆さんにとって、少しでも参考になればこれほど嬉しいことはありません。
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