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人気が高まっている「ジン」を使ったお酒(※写真はイメージ)
時代はバブルに逆戻り 2017年はファッションも食も80年代風??〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000059-sasahi-soci
週刊朝日 2017年1月6−13日号
流行は繰り返す。2017年は、80年代ブームが来そうなのだ。
「ファッションは今、大胆な色使いや、異質なものを組み合わせるミスマッチ、肩の大きい極端なシルエットなど、明らかに80年代の影響を受けています」
と話すのは、ファッション評論家のドン小西氏だ。この10年ほどはシンプルで個性に乏しい「リアルクローズ」の時代が続いたが、17年は一転、流行に敏感な20代の間で80年代の個性が受けるという。
「リアルタイムで80年代を知らない世代に新鮮に映るのでしょう」
とドン氏。社会の風潮も関係しているとみる。
「不透明な時代だからこそ、無難な守りの姿勢から脱皮したい。その気持ちが服に表れてきます」
食でも、80年代がキーワードだ。渋谷に15年、米国発のファストフード「タコベル」が開店。タコスで知られるメキシカンで、80年代に青春を過ごした人なら記憶にあるかもしれない。バブル後に撤退したが、再上陸だ。
日本企業ではワタミも参入。16年8月に「テクスメクスファクトリー」を渋谷に開店した。平日午後2時すぎで、約120席が満席。7割は女性だという。タコスはソースを含め具が約30種。組み合わせを楽しめる点もインスタグラムの流行とマッチした。
ダイニング事業部の熊木雄泰さんによると、米テキサス州とメキシコを結ぶ鉄道の影響で食文化が融合。米国に深く浸透し「テクスメクス」と呼ばれているという。
「米国の隠れた食文化。潜在的なニーズを感じます」
ペルー料理も欧米を中心にレストランが増え、その波は日本にも及びつつある。食文化に詳しい、キリン食生活文化研究所の太田恵理子所長はこう説明する。
「洗練された外見で、インスタの投稿が増えています。料理は移民の影響を受けているので、各地で受け入れられやすいのでしょう」
メキシコにしてもペルーにしても中南米だ。太田所長は分析する。
「米国とキューバの国交回復やリオ五輪などで、心理的に中南米が近くなりました。さらに欧米や中東でテロが頻発し、観光地としての関心も向き始めた。17年2月にはANAがメキシコ直行便を就航させるなど関係も深まっています」
食事に欠かせないのがお酒。クラフトビールに続くヒットの予感がするのは果実・ハーブ系の蒸留酒「ジン」だ。
流行の発信地は渋谷のカフェ「GOOD MEALS SHOP」。当初はクラフトビールと半々ぐらいの売れ行きだったが、今は圧倒的にジンが多くなったという。客層は主に30〜40代の男女。千葉県産生ハーブを使ったオリジナルのジンもあり、自宅で作る客もいるそうだ。
「男性でも体臭や皮脂など汚れを嫌う傾向が強まっています。香りに関心を持ち始める男性も増えました」
と前出の太田所長は背景を推測。さらに指摘する。
「仕事上のストレスが高まっているので、アロマのように、香りを楽しめる点が好まれるのだと思います」
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