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トランプ・ラリー、長続きするかはドイツや中国次第−エラリアン氏
Jordyn Holman、Katherine Chiglinsky
2016年12月21日 06:45 JST
米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利に関連した世界的な株価の大幅上昇は、トランプ次期大統領がドイツや日本、中国といった国々に改革を進めるよう説得できれば持ちこたえる可能性が高まると、独アリアンツのチーフ経済アドバイザー、モハメド・エラリアン氏が指摘した。
エラリアン氏は20日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「トランプラリーが持続するためには、米国内で政策を実施するだけではだめだ」とし、「重要なのは、共和党が上下両院で主導権を握ることで国内でのトランプ氏の国内政策の道筋が非常に明確になるということだけではない。トランプ氏は同盟国や中国に自国のバランス回復を推進するよう説得する必要がある」と述べた。
米S&P500種株価指数は米大統領選の投票日以降に約6%上昇。トランプ氏が掲げるプロジェクトや減税の方針が経済成長を押し上げるとの楽観が背景にある。また債券利回りの上昇に伴い、ドルも上昇。輸出が損なわれることになれば、製造業の雇用再生を実現するというトランプ氏の公約を脅かしかねない。
エラリアン氏はトランプ氏が掲げるインフラ支出拡大について、「容易に達成できる公約」だと指摘。オバマ大統領も同様の目標を持っていたが、共和党が支配する議会の支持をなかなか取り付けられなかったと加えた。
エラリアン氏はここ数カ月、政治的な行き詰まりで多くの先進国の歩みが止まっていると批判している。中国や日本、ドイツといった国に対し構造改革の実施を呼び掛けており、ドイツについては財政投入による景気刺激を強化することで恩恵が得られるとしている。
原題:El-Erian Says Sustaining Trump Rally Depends on Germany, China(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-20/OII0RC6VDKHV01
ヘッジファンド、今年の勝ち負けは鮮明−トランプ氏勝利で一部は回復
Katia Porzecanski、Nishant Kumar、Bei Hu
2016年12月21日 06:33 JST
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マクロトレンド戦略ファンド、今年のリターンは最悪
原油高がディストレスト債投資ファンドに恩恵
今年はヘッジファンドにとって冷笑の的となる1年だった。年金基金や政治家、ウォーレン・バフェット氏、ヘッジファンドの運用担当者自身まで、残念なパフォーマンスと高い手数料、市場の飽和に誰もが言いたいことがあった。
レイ・ダリオ氏やジョン・ポールソン氏ら著名マネジャーが運用する主力ファンドが横ばいから2桁マイナスのパフォーマンスに沈む一方、ジェイソン・マドリック氏らディストレスト債投資家の一部は商品価格の上昇から恩恵を受けた。リターンが最悪だったのはマクロトレンドと株式ヘッジに注力する戦略。膨張する株式市場のバリュエーションと超低金利で、この戦略はこれまでもリターンが圧迫されていた。
ジェイソン・マドリック氏
ジェイソン・マドリック氏 Photographer: Michael Nagle/Bloomberg *** Local Caption *** Jason Mudrick
だが年の暮れが近づき、ヘッジファンドは予想外に持ち直した。下馬評を覆したドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利の余波で、一部のファンドはリターン改善に成功しており、先行きの明るさを示している可能性もある。
ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントのマスター・ファンド、ルビコン・ファンド・マネジメントのグローバル・ファンドはいずれも11月に好成績を挙げ、年初来のパフォーマンスをプラスに転じさせた。株式ロングショート戦略を採るプロキシマ・キャピタル・マネジメントのファンドは11月だけでプラス14%のリターンを上げ、年初来のパフォーマンスをプラス44%に伸ばした。
トランプ氏の政策は金利上昇、企業間の利益格差拡大、さらなる企業の合併・買収(M&A)活動を促すとみられ、ヘッジファンドが再び機能するようになるかもしれない。
今年のヘッジファンドの勝ち組と負け組は以下の通り。同様の戦略をとるファンドですらリターンには幅広い相違が見られる。
FUND NAME
FIRM AUM
(BILLIONS)
YTD
RETURN (%)
STRATEGY
Renaissance Institutional Equities Fund* $32 19.3 Quantitative
Two Sigma Compass Cayman Fund $38 10.4 Quantitative
Owl Creek Overseas Fund* $2.4 14.5 Event-driven
Pershing Square Holdings $11.6 -13.5 Event-driven
Paulson Advantage $12 -16 Event-driven
Element Capital Management $9 15 Macro
Dymon Asia Macro Fund (Singapore) $5.2 12 Macro
Mudrick Distressed Opportunity Fund $1.5 35.5 Distressed
Marathon Special Opportunity Fund $13 18.5 Distressed
CQS Directional Opportunities $12 30 Multi-strategy
BFAM Asian Opportunities Master Fund $2 16 Multi-strategy
Pine River Liquid Rates Fund* $10.7 16 Relative Value
Proxima Capital LP $0.200 44.2 Long/Short Equity
Passport Global Strategy $3.1 -15.2 Long/Short Equity
Horseman Global Fund $2 -17.6 Long/Short Equity
Odey European $8 -48 Long/Short Equity
OCP Asia’s Orchard Landmark Fund $1.2 13 Credit
Paulson Credit Opportunities $12 11 Credit
Note: YTD returns as of Nov. 30. *Indicates through Dec. 9.
原題:Hedge Fund Winners, Losers Emerge as Trump Revival Beckons (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-20/OIHRAS6KLVR401
トランプ次期大統領、ホワイトハウス近隣ホテルで抱え込んだジレンマ
Hui-yong Yu、Ben Brody
2016年12月21日 06:32 JST
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1部屋80万ドル超で売れないとコスト回収不能、高額売却も契約違反
倫理専門家や議員らは利益相反で売却迫る
ドナルド・トランプ次期米大統領は首都ワシントンで保有するホテルを今売却した場合、損失を抱え込む可能性がある。大統領職との利益相反が問題視されており、倫理専門家や議員らはトランプ氏に対し、同ホテルを手放すよう強い圧力をかけている。しかし、ワシントンのホテルが特に注目される中で、これを完全に手放すことは容易ではない可能性が出てきた。
客室263室を抱えるトランプ・インターナショナル・ホテルは、連邦政府とリース契約したオールド・ポスト・オフィス(旧郵政省ビルでワシントンの史跡に指定されている)のビルを改装して9月に開業した。利益相反が懸念されるトランプ氏の資産は多いが、その中でも、ワシントンのホテルの注目度が高いのはわけがある。
政治の中心である首都ワシントン、しかも大統領が職務を執るホワイトハウスからわずか徒歩数分のところに位置しているからだ。トランプ氏は大統領に就任後、このホテルのリース契約の借り手であると同時に、貸し手にもなる。トランプ・オーガナイザーションが改装に投じた2億1200万ドル(約250億円)を回収するには、1部屋当たり約80万6100ドルで買い手を見つけなくてはならない。この物件にそれだけ高い買値が付くか先行きは不透明だ。
商業不動産ブローカー最大手、CBREグループのアンディ・ウィムサット氏は「一部屋80万ドルといえば、高級ホテル市場の上限に相当する」と指摘。同ホテルは開業からまだ3カ月しかたっていないため、収入に関する有意なデータはないという。
とはいうものの、オールド・ポスト・オフィスは、史跡に指定されているほど由緒高い建物だ。その上、連邦議会とホワイトハウスを直線で結ぶペンシルべニア通りに面する好立地でもある。高値で売却できる可能性も高い。実際、ホワイトハスから西に数キロ離れた学生街、ジョージタウンの近くに立地するフォーシズンズ・ホテルは1部屋当たり約100万ドルで売却されている。
ワシントンのトランプ・インターナショナル・ホテルのリース契約書は選挙で公職に就いた人物が契約から利益を得ることを禁じている。売却を決定したとしても、損失を抱えるリスクもさることながら、高い買値が付くリスクも無視できない。しかも次期大統領からの見返りを期待したものとして批判されかねない。トランプ氏は来春からホワイトハウスの主人になることにより、そのすぐそばに購入していた建物で深刻なジレンマを抱えることになりそうだ。
原題:Selling Trump’s Washington Hotel to End Conflict May Mean Loss(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-20/OIHRYN6VDKHS01
米国株:ダウ平均終値で過去最高値−テロへの反応薄、金融株高い
Oliver Renick
2016年12月21日 06:23 JST 更新日時 2016年12月21日 07:09 JST
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仏ソシエテ銀で11月にシステム障害、デリバティブに影響波及−関係者
20日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は一時、2万ドルの大台まで13ドル未満に迫り、引けでは過去最高値を更新した。今年の金融市場ではテロ攻撃による影響の度合いが弱まっている。クリスマスや年末を控えた薄商いの中、投資家は大統領選挙後の株高傾向から大きく離れることに抵抗を感じているようだ。
S&P500種株価指数は前日比8.23ポイント(0.4%)上げて2270.76。ダウ工業株30種平均株価は91.56ドル(0.5%)高い19974.62ドルで終了。ナスダック総合指数は26.50ポイント(0.5%)上昇し5483.95。
ボヤ・インベストメント・マネジメントのストラテジスト、ダグ・コート、カリン・キャバナー両氏は、トランプ氏の勝利で「新たな道筋」が見えてきたと指摘。S&P500種は2400に達するとの予想を示した。
金融株指数は大統領選挙後の上げが22%に達した。この日の上昇率は約1%。チャールズ・シュワブやブラックロックが高い。
カーマックスやトリップアドバイザーなど選択的消費株にも買いが入った。ダウ採用銘柄ではナイキ、ゴールドマン・サックス・グループが上昇。資本財や通信サービスが高い一方、生活必需品銘柄は下げた。
ブルームバーグがまとめたストラテジスト15人の予想平均では、S&P500種は2017年を2356で終える見通し。19日の終値から4.1%の上値余地を示唆している。
原題:U.S. Stocks Extend Climb as Dow Sets Record on Bank Stock Rally(抜粋)
U.S. Stocks, Dollar Rise in Sign of Resilience: Markets Wrap
S&P 500 to Reach 2400 Next Year, Voya Investment Predicts
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-20/OII0SZ6VDKHS01
米国債:下落、経済成長の加速見通しで−インフレ期待指標が上昇
Brian Chappatta、Edward Bolingbroke
2016年12月21日 05:52 JST 更新日時 2016年12月21日 07:25 JST
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https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ifwkU4NHXS4E/v2/-1x-1.png
20日の米国債相場は下落。市場では経済成長の加速見通しに再び注目が集まっている。インフレ期待を示す市場の指標は、約3週間で最大の上昇となった。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.56%。前日は5bp下げていた。ドイツのベルリンでクリスマスマーケットにトラックが突っ込んだ事件や、ロシアの駐トルコ大使が銃撃され死亡したことを受けて逃避の動きが強まっていた。
インフレ期待を示す米10年債と同年限TIPSの利回り格差(ブレークイーブンレート)は11月30日以降で最大の上げ。
この日は欧州でも総じて国債が下落した。
米国では今週、中古住宅販売や国内総生産(GDP)、個人所得・支出、耐久財受注、新築住宅販売、ミシガン大学消費者信頼感指数といった経済指標が発表される。
米財務省は22日に5年物インフレ連動債(TIPS)の入札を実施する。
原題:Treasuries Fall on Economic-Growth Bets; Inflation Gauge Climbs(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-20/OII3KH6VDKHS01
NY外為:ドル伸び悩む、10年債利回り低下で−流動性低い
Dennis Pettit
2016年12月21日 05:58 JST 更新日時 2016年12月21日 07:20 JST
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20日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。午後に入って伸び悩む展開。米10年債利回りが低下したため、ドルの買い持ち高を減らす動きになった。ドル指数は引き続き2002年以来の高値水準近くにある。
商いは引き続き低調で方向感は出ていない。トレーダーによれば、取引が少なく流動性が低いと、値動きが増幅されることもある。
商いは前日よりもかなり低調で、今後は祝日や短縮取引で流動性が減り、さらに薄商いになるとみられる。23日の日本市場は天皇誕生日の祝日で休場。同日は欧州および英国で短縮取引となる。
ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比0.7%高の1ドル=117円86銭。一時は118円24銭まで上昇する場面もあった。対ユーロでのドルは0.1%上昇の1ユーロ=1.0388ドル。ドル指数は0.2%上げて103.29。
ユーロは対ドルで一時1.0352ドルまで下落した後、下げ渋った。ロンドンのトレーダーによると、1.0350ドルをやや下回る水準に控えるストップ売りが発動しなかったため、短期トレーダーがユーロを買い戻した可能性がある。
対円でのドルは一時118円24銭まで上昇した後に伸び悩んだ。ただ、年初来高値121円69銭をまだ狙える距離にある。
日本銀行の黒田東彦総裁は円相場について、円安というよりドル高であるとの認識を示した。さらに、長短金利の操作目標引き上げを議論するのは時期尚早だと述べた。
原題:Dollar Gains Fizzle as 10-Year Treasury Yield Falls From Highs(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-20/OII4BR6VDKHT01
2016年12月21日 06:28 JST 更新日時 2016年12月21日 07:19 JST
◎NY金:反落、終値は10カ月ぶり安値付近−ドル高で、逃避需要相殺
20日のニューヨーク金先物相場は反落し、終値では2月以来の安値付近となった。ドルの上昇が重しになり、テロ攻撃とみられるベルリンでの事件やロシア大使の暗殺を受けた逃避需要が相殺された。
COMEX金先物2月限は前日比0.8%安の1オンス=1133.60ドル。
「ドルの強さが貴金属を含む商品セクターに打撃を与えている」− ハイ・リッジ・フューチャーズ(シカゴ)の金属取引担当ディレク ター、デービッド・メーガー氏。「安全逃避資産の必要性は低下している。ニュースは悲惨かも しれないが、債券や貴金属に質への逃避の動きはみられない」
銀先物3月限は0.2%高の16.117ドル。プラチナ先物1月限は0.7%高の924ドル。パラジウム先物3月限は1.2%安の670.85ドル。
原題:Golds Closes Near 10-Month Low as Dollar Eclipses HavenDemand(抜粋)
◎NY原油:小幅続伸、52ドル付近−米原油在庫統計に注目
20日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が小幅続伸。52ドル付近で引けた。リビアは油田2カ所の操業を再開したと発表。21日発表の米エネルギー情報局(EIA)週間統計では、米原油在庫の5週連続減少が明らかになると予想されている。
トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話インタビューで、「市場は値固め局面に入った」と指摘。「ニュースに反応して一進一退の展開が予想される。生産枠違反や増産を示唆するニュースが出れば、相場を圧迫するだろう」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比11セント(0.21%)高い1バレル=52.23ドルで終了。1月限はこの日が最終取引。中心限月の2月限は24セント上昇の53.30ドル。ロンドンICEの北海ブレント2月限は43セント(0.8%)高の55.35ドル。
原題:Oil Closes Near $52 as Libya Fields Start, U.S. Supply Seen Down(抜粋)
◎欧州株:上昇、メディアセットやロイズに買い−企業買収などを好感
20日の欧州株式相場は上昇。指標のストックス欧州600指数はここ4営業日で3回目の値上がりとなった。
イタリアのメディアでベルルスコーニ元首相がオーナーの企業メディアセットは23%高の急伸。フランスの同業ビベンディがメディアセットへの出資比率引き上げを計画していると伝えられたことが買い材料。英銀ロイズ・バンキング・グループは2.2%上昇。バンク・オブ・アメリカ(BofA)の英クレジットカード事業MBNAを19億ポンド(約2760億円)で買収することで合意した。
ストックス600指数は前日比0.5%高の361.32で終了。この日の出来高は30日平均を約20%下回る水準だった。年初来の下落率は約1.2%に縮まった。アナリストらは来年の企業業績への楽観度を強めており、増益率を12.5%と予想している。
シティ・インデックス(ロンドン)の調査ディレクター、キャサリン・ブルックス氏はリポートで、「リスクオンのトレンドが終わったとの見方には疑問だが、最近の状況は年末休暇が近づいていることを思い出させるのに十分だ。一定の利益を確定させてもいい頃かもしれない」と語った。
原題:Europe Stocks Lifted by Deal Activity Inch Closer to 1-Year High(抜粋)
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20日の欧州債市場ではドイツ国債が下落。地政学的出来事に対する金融市場の抵抗力が高まる中で米財政拡大見通しを手掛かりに株式が買われ、国債や金が下げる展開となった。
アクセンド・マーケッツの調査部門責任者、マイク・ファンデュルケン氏は、「市場のテロ事件への反応は、新たな事件が起きる度に弱まりつつある」とし、株高は「投資家の神経が図太くなってきたことの裏付けだ」と語った。
ドイツ10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.26%となった。
原題:Dow Targets 20,000, Bonds Fall as Markets Display Resilience(抜粋)https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-20/OIHJGK6VDKHS01
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