http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/881.html
Tweet |
あの超人気レストランに酷評噴出…バカ高いのに油まみれでおいしくない、接客態度悪い
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17532.html
2016.12.21 文=編集部 Business Journal
有名料理人がオーナーシェフを務めるレストラン・A。世界中の食通を唸らせ、アメリカのセレブが足繁く通うと話題の人気店が数年前に日本でもオープンした。
パンケーキやスクランブルエッグなどを売りにするAは、オシャレな食べ物が流行に敏感な女性にヒットし、今なお愛され続ける大ブームとなっている。
しかし、流行の陰で「高い割には全然おいしくない」「接客態度が悪い」と不満が噴出している。さまざまなメディアで高評価を受けるAだが、実際はどうなのだろう。
■うるさい店内で食べる平凡な料理にがっかり
まず、Aを訪問したことがある30代女性が語る。
「世界的に有名なレストランですし、ふわっふわなスクランブルエッグが食べられると同僚の間で話題になっているので、友人と2人で行きました。周りの人から『2〜3時間並んでも食べる価値はあるよ!』と言われ、『ディズニーかよ……』と思いながらも楽しみにしていたんですが、行ってみて後悔しました」
海外のスターでさえも虜にしてしまう人気店の、一体どこに不満を覚えたのだろうか。
「テラスからきれいな景色が見られたり、内装はかなりオシャレ。ですが、大音量のBGMがその雰囲気を台無しにしてしまっていたんです。食事はゆったりと食べたい人が多いと思うのですが、テンポの速い音楽が大音量で流れているので、落ち着いて食事をすることができませんでした。会話も大きな声を出さないと聞こえないので、ずっとガヤガヤしている感じ。挙げ句の果てに食器が汚れているし、スクランブルエッグやソーセージ、トーストなどが一度に味わえる2000円のプレートは量も味もいたって平凡。少食の人にはいいだろうけど、これではすぐにお腹が空いてしまいます。人気のパンケーキは1400円もする上に、バターの乗せすぎで油まみれだししょっぱい。実際、隣の席にいた女性2人組は3枚中の1枚ずつ食べ残していました。私たちの会計は友人と合わせて6000円ぐらいでしたが、せっかく高いお金と時間をかけて行ったのに損した気分です」
Aは朝食でも平均予算が1人2000円を超える、決して安くないお店だ。恋人と利用したという30代の男性も、サービスの質が値段に釣り合っていないと憤慨する。
「雑誌や口コミでも評判がよく、特別な日に最適という声があったため恋人とのディナーで利用しました。正直なところ、料理もそこそこで、何よりスタッフの質がお店に見合っていないと感じました。まず、メニューに載っている料理がどんなものか聞いても曖昧な答えしか返ってこない。わからないならもっと詳しいスタッフに聞きに行っても別にいいのに、わかるふりをして適当にごまかされている感じがしました。接客もマニュアルチックでスキルが高いとは思えないし、普通レストランではスタッフごとに担当のテーブルがあるはずなのに、呼んでも来ない。恋人の手前あまり強くは言えませんでしたが、有名店を自負しているなら、接客の質をないがしろにしてはいけないと思います」
■日本人はレストランに高望みしすぎ?
料理と接客、どちらの質も有名店とは思えないという声が続出している。だが、口コミサイトやグルメ情報誌を見るとかなり高い評価を得ているのも事実。
では、どちらの評価が正しいのだろうか。グルメガイドなどの編集に携わるフリーの編集者は次のように分析する。
「Aはあるきっかけで世界的に有名になったお店。日本でも関東を中心に出店し、パンケーキブームの火付け役としてテレビや雑誌で紹介されるなど評判はかなりいいようですね。平日でも朝から行列ができ、休日になると2時間以上待つことは当たり前。ディナーも土日は2週間前に予約が埋まってしまうことがあります。
ですが、そうした高い評価とは裏腹に、『値段の割にそこまでおいしくない』『有名店だけど接客はファミレスレベル』といった厳しい声が挙がっているのも事実。日本人は行列好きといわれるように、海外発の人気店が出店するとなると何時間並んでも食べたいという人が多い。しかし、その行列の中にはミーハーな知人に連れて来られただけの人もいます。そうした流行から一歩引いている冷静な人が実際にお店で食事をした結果、金額に見合った質が伴っていないと感じてしまうのでしょう」
有名店に長時間並ぶような人にとっては、“恋は盲目”のごとく、味よりもそこで食べたという経験が何よりも重要なのだろう。しかし、お店のブランドで食いつかない人をファンにするためには、料理の味やサービスの質が問われるということだろう。
「Aで食べられるパンケーキはシンプルなもので、有名なスクランブルエッグは素材の旨みを大事にしているため、調理段階であまり塩味を加えず、好みに合わせて自分で塩やブラックペッパーを足していくスタイル。このように、シンプルだからこそ素材そのものの味を受け入れられるか、そうでないかに分かれてしまうのでしょう。実際に毎日でも食べたいと言っている人はいますし、逆にもう食べなくていいと嫌う人もいます。要するに味に関しては味覚が合うか合わないかでしかないんですよね。
また、接客の質が低いという指摘がありますが、これは人気の代償ともいえますね。Aが関東で展開している店舗は、いつ行ってもほぼ満員の状態。そんななかですべての客に100点のサービスをしようとすれば、お店は回らなくなってしまいます。さすがに『料理を説明できない』というのはプロ意識に欠けるそのスタッフの落ち度ですが、『呼んでもなかなか来ない』『システムの説明が十分ではない』というのは、ある程度客側が許容しなければいけないことでもあります。Aは高級料理店ではなく、あくまでカジュアルダイニング。“ファミリーレストランより少しだけ高級”という程度のレベルです。確かに朝食で2000円というと私たちのイメージでは高い部類ですが、最高のサービスを求めて行くようなレストランではないんです」(同)
日本人はレストランに対して絶対的な期待を寄せすぎているのだろう。客単価が低いファミリーレストランでも家では味わえないような豪勢な料理が食べられ、ワンコインのお子様ランチに旗まで刺してくれるサービスぶり。その基準をすべてのレストランに当てはめてはいけないということなのか。
価格相応の味、サービスを提供するお店だとしても、価格以上、価格未満の質だったとしても、こういうお店もあるんだと一歩引いて、いい経験ができたとプラスに考えるほうが、どんなお店でも楽しい時間を過ごせるのではないだろうか。
(文=編集部)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民116掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。