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上位10社の売上高と増減(左は楽天・三木谷社長)(C)日刊ゲンダイ
楽天は好調も及ばず アマゾンを脅かすネット通販の強敵は
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/194664
2016年11月27日 日刊ゲンダイ
ネット通販は、黒船アマゾンが絶対的王者。米本社の資料によると、昨年12月期の日本での売上高は82億6400万ドルで、その年の平均為替レート1ドル=121円で換算すると、約9999億円と1兆円の大台に迫る。対前年比の増減は20%を超えるウハウハだ。
別表は、通販新聞が今年7月に調査した「通販・通教売上高ランキング」のうち上位10社。その市場シェアは4割に上るというが、楽天は昨年12月期に過去最高の流通総額2兆6748億円を誇る。
「流通総額は、『楽天市場』というモールの中で消費者が支払った金額の総額で、楽天はその手数料収入が実質的な売上高。国内EC(ネット通販など)の売上高は、前期比7%増の2845億円。好調キープでも、王者アマゾンの背中はまだ見えません」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)
アマゾンも楽天も、仮想モールに客を集めて手数料を引っ張るのがビジネスモデル。ヤフーも同じで、店舗数を約37万店にまで増やして、“回転数”を引き上げる作戦。実に、アマゾンの18万店の2倍超で、楽天の9倍を超える。
■ライバルは「アスクル」と「ヨドバシカメラ」
王者アマゾンのライバルはヤフーかと思いきや、そうでもない。アスクルとヨドバシカメラだという。
「オフィス用品のアスクルは、物流センターにAIロボットを導入し、センターの24時間稼働を実現。出荷件数を伸ばしながら省人化も達成しています。モールそのものの品ぞろえも大切ですが、今後は物流センターの効率化やスピードが勝負を分けるようになる。いち早くそこに投資したアスクルの勝負勘は今後、大きな武器です。しかもアスクルが日用品分野で手掛ける『LOHACO』は前年比65%の伸びを記録。配送面では、打倒アマゾンで指定時間にピンポイントで届けるシステムを開始しています。ヨドバシのすごさは、配送サービスのよさ。購入金額に関係なく送料無料で、追加料金なしで当日配達が可能です。この充実ぶりは、アマゾン以上。家電から日用品まで品ぞろえも豊富です。ヨドバシの売上高は、前年比約26%増の992億円と1000億円の大台目前。勢いは楽天を楽に上回り、アマゾンもしのぐのです」(井上トシユキ氏)
どちらもブランドは日本中に認知されていて、サイト店舗は自前。“回転数”を気にしなくていい強みがある。
アマゾンを巡っては、宅配業者への値下げ圧力がきつく、業者が2度変わっている。ネット通販は宅配業者との協力が不可欠。王者といえども、宅配業者にそっぽを向かれたらたちまちピンチになる。
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