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“さびれた温泉地”「熱海」が生まれ変わった 若者に人気の秘密とは
“さびれた温泉地”「熱海」が生まれ変わった 若者に人気の秘密とは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00010013-abema-ind
AbemaTIMES 11/26(土) 18:44配信
若者にも人気の観光地が25日、再び生まれ変わった。
舞台はさびれた温泉地から見事にV字回復した熱海だ。平成になってからも昭和の香りを漂わせてきた熱海の玄関口が、近代的なデザインのビルに生まれ変わった。新しい駅ビル「ラスカ熱海」は3階建てで、高さはおよそ15メートル、東西140メートル、奥行き20メートル。海をコンセプトにデザインされた。観光客のための熱海や伊豆で取れた海の幸や山の幸、名産品を扱う店舗の他、駅周辺やリゾートマンションなどの住民のためのスーパーなど36店舗がオープンした。
新しい駅ビルのオープンでさらに生まれ変わろうとしている熱海。ピーク時には新婚旅行で行く観光地人気ナンバーワンにも輝き、年間500万人の観光客が訪れて賑わいをみせていたが、バブル崩壊後は団体客の減少によりピーク時の半分になった。経営破綻するホテルも激増し、熱海はさびれた温泉地になってしまった。2011年は東日本大震災による娯楽の自粛ムードもあり過去最低に落ち込んだ。だが、訪れる若者の観光客が増え、かつてのにぎわいを取り戻しつつある。だが、現在は300万人の観光客が訪れるまでになっている。なぜ熱海はV字回復を実現できたのか、その秘密を探った。
熱海再ブレークのキーマンの一人と言われているのが熱海市観光経済課の山田久貴氏だ。山田氏の部署は24時間365日体制で、テレビや映画のロケのサポートをしている。熱海市は2012年から旅やグルメなどのテレビ番組をはじめ、ドラマや映画のロケを呼び込もうと「ADさんいらっしゃい」という部署を創設。ADや制作会社からの電話を1年365日24時間体制で受け付けている。その結果、部署が創設されてからは、年間20から30本だったロケが100本以上に増加。実際に番組を見て訪れる人も多いという。若い観光客からはテレビで見たという声が聞かれた。
しかし若者人気の秘密はそれだけではない。熱海を見渡せる熱海城でも若者向けの取り組みが行われていた。城の入場料を払うと時間制限なく地下1階のゲームコーナーが無料になるのだ。他にも無料の足湯などリーズナブルに楽しめる仕掛けを用意している。
続いての若者に人気のスポットは樹齢2000年の大楠が祀られているパワースポットの来宮神社。境内のいたる所にスマホスタンドが設置され、ベストアングルで写真が撮れるようになっている。その写真がインスタグラムやツイッターなどで発信・拡散することで、若者に認知されているという。無料Wi-Fiも完備している。
自撮りをしてSNSに発信する若者に絶大な人気を誇るのが、熱海港から船で30分で行ける初島だ。熱海で南国気分が味わえる人気スポットだ。初島にあるアジアンガーデンR−Asiaは何百種類もの亜熱帯の植物が生い茂り、海外リゾート地のような気分が味わえるため若者に人気となっている。ハンモックでくつろげるスペースやバーやカフェもある。
他にも人気の観光スポットが盛り沢山の熱海。齊藤栄市長は「バブル崩壊後、多くの旅館が閉鎖した。熱海は東京から近いので、さびれた温泉地という画が撮りやすく、そういった内容が全国に多く放送され、イメージがついてしまった。しかし今の若い人は、そういう画を見ていないため、熱海に悪いイメージも、良いイメージもなかった。10代、20代のまっさらなイメージを持った方々が熱海を新たに知って、すてきなカフェもある、昭和レトロも残っている、そういう感覚とマッチしたことが来ていただいている理由だと思っている」と語った。
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