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誰にも看取られずに自宅で死亡した生活保護自給者の50代男性(写真提供/あんしんネット)
孤独死を起こしやすい“孤独死予備軍”の特徴
http://nikkan-spa.jp/1240745
2016.11.21 日刊SPA!
今、40代以降の孤独死が社会問題になっている。遺品整理をなりわいとする「あんしんネット」は数々の孤独死の現場を見てきたことから、孤独死の問題を深く受け止め、なんとかしようと啓蒙活動を続けている。
東京都監察医務院によると、2015年に東京23区内で誰にも看取られずに自宅で死亡した一人暮らしの65歳以上の人は、前年よりも約230人多い3,116人となった。3,000人を超えたのは初めてで、統計を取り始めた2003年の2.1倍の人数に。男性は1,973人、女性は1,143人となり、孤独死する高齢者は女性よりも男性が多いこともわかる。
では、孤独死を起こしやすい人の特徴はどういったものだろうか?
「もっとも多いのが糖尿病を代表とする成人病疾患を患っている人です。そこからの合併症で亡くなっている方が目立ちます。なぜならインスリン注射の残骸が残っているからです。このパターンが一番多いですね」(あんしんネットの従業員)
我々が老人になる時代は、もっと成人病疾患を患う人数は増えている可能性が高い。そのとき、何か対策を国はやっているのだろうか。
「今、なんとかするのが精一杯で、私たち民間にどうしたらいいかを聞いてくるくらいだから、十分に対策をしているとは言い難いと思います」
そして、孤独死第二予備軍と言われる層がいる。
「次に多いのが独居で認知症を発症した高齢者。これはもう、自分で認識していないので、特徴的なのですが、ゴミ出ししなくなります。だから、ゴミ屋敷になってしまうことが多いんです。でもこれはコミュニティや親族がいれば解決できる問題です」
これは現代に特徴的なものだ。地域のコミュニティがなくなってしまった都会では、死んでも誰も気づかないということが実際によくある。
「もうひとつが生活保護自給者。200万人以上いますから、バカにできない数字です。年間8,000人孤独死していると言われていますが、男性が5,000人、女性が3,000人と推測されています。これはコミュニケーションが女性のほうがうまいからだと言われています」
このまま放置すると、年金の不安や、独身の増加もあいまって、これから20代、30代が40代を迎え、老人になるころには、本格的な社会問題になっているだろう。 <取材・文/神田桂一>
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