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18日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、環太平洋経済連携協定(TPP)の先行きについて「米国の盟友が方向転換し、『中国案』に乗っている。雲行きが怪しい」と伝えた。
米国の盟友がTPPに別れを告げ、「中国案」に乗っている―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a155502.html
2016年11月19日(土) 22時20分
2016年11月18日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、環太平洋経済連携協定(TPP)の先行きについて「米国の盟友が方向転換し、『中国案』に乗っている。雲行きが怪しい」と伝えた。参考消息網が報じた。
中国は最近、シルクロード経済圏「一帯一路」構想に基づき、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)計画などを推進している。オバマ政府はこれに冷淡だったが、米大統領選でこのほど当選した共和党のドナルド・トランプ氏は前向きだ。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、オーストラリアは中国が進めるアジア・太平洋地域の新貿易協定を支持すべく努力することを表明した。オーストラリア貿易相は「いかなる貿易障壁も軽減し、貿易を拡大し、輸出を推進して経済を拡大させ、雇用機会を増やす。これこそが正しい道だ」と述べた。
専門家の多くはこれまでTPPを支持してきたアジアの米同盟国の多くが「微妙な立場」に置かれ、「米国の威信がそがれる状態になっている」と指摘している。(翻訳・編集/大宮)
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