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乱高下の日本株は再度売られる、為替市場で円高加速
鷺池秀樹
2016年11月9日 07:57 JST 更新日時 2016年11月9日 11:22 JST
９日午前の東京株式相場は米国大統領選の開票速報を受けながら乱高下、午前11時前に為替が急速にドル安・円高方向に振れると、先物主導で日本株も再度下げに転じた。東証１部33業種は輸送用機器や精密機器など輸出株、繊維など素材株、不動産株など全業種が安い。
午前11時20分現在、ＴＯＰＩＸは前日比24.75ポイント（1.8％）安の1338.74、日経平均株価は297円37銭（1.7％）安の１万6874円１銭。日経平均は一時250円以上急伸する場面もあった。
米大統領選開票始まる
米大統領選開票始まる Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
８日に投票が行われた米大統領選の開票が進んでおり、午前11時５分現在、獲得選挙人の速報で民主党のクリントン氏が97人、共和党のトランプ氏が122人。
午前のドル・円相場は一時１ドル＝103円４銭まで円高が加速した。一時は105円台を付けるなど株式と同様に荒い値動き。８日の日本株終値時点は104円35銭だった。
売買代金上位ではトヨタ自動車やソフトバンクグループ、マツダ、スズキ、クボタ、大成建設、ニコン、スクウェア・エニックス・ホールディングスなどが安い半面、ＳＭＣや小野薬品工業は堅調。
楽天証券の香川睦シニアグローバルストラテジストは、「事前の世論調査では民主党のクリントン氏が優勢だが、トランプ氏が勝利した場合のリスクが大きく、投資家は開票速報に反応
しやすい」と話した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-08/OGCH6C6TTDSA01
ドル円が102円台前半に急落、トランプ氏優勢の報道受けて＝東京為替
配信日時 2016年11月9日（水）11:28:00 掲載日時 2016年11月9日（水）11:38:00
中盤に入った東京外為市場では、米大統領選でトランプ氏優勢の動きから、ドル全面安となっており、ドル円は102円台前半に下落している。
USDJPY 102.27 EURUSD 1.1155 GBPUSD 1.2473 AUDUSD 0.7668
みんかぶ「KlugFX」東京
日経平均9日前引け＝続落、382円安の1万6788円
配信日時 2016年11月9日（水）11:31:17 掲載日時 2016年11月9日（水）11:41:17
9日前引けの日経平均株価は続落。前日比382.48円（-2.23％）安の1万6788.90円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は104、値下がりは1847、変わらずは32と、値下がり銘柄の割合が90％を超える全面安商状だった。
日経平均構成銘柄の値上がりは2銘柄にとどまり、223銘柄が下落。マイナス寄与度トップはファストリ＜9983>で、日経平均を36.84円押し下げ。以下、ソフトバンク＜9984>が24.63円、ファナック＜6954>が16.5円、ＫＤＤＩ＜9433>が13.47円、ＴＤＫ＜6762>が9.59円と並んだ。
プラス寄与トップはコムシスＨＤ＜1721>で、日経平均を2.99円押し上げ。三越伊勢丹＜3099>が0.35円で続いた。
業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位は海運で、以下、輸送用機器、ガラス・土石、ゴム製品、その他金融、繊維が並んだ。
http://klug-fx.jp/fxnews
野々宮莉莉 スピードデスクエディター
「予想外に競っている」と安倍首相、米大統領選の開票状況−共同
Share on TwitterShare on Facebook11:39:53高橋舞子 政治経済部記者
自民党の甘利明前ＴＰＰ担当相は８日、ＴＰＰ協定について話した。
再交渉はできない。１つ変えると、連鎖して全体が崩れてしまう
オバマ政権中に米国でも承認得られればベスト
Share on TwitterShare on Facebook11:39:39岡田雄至 商品エネルギー・チームリーダー
ＡＰ：フロリダ、ノースカロライナ両州は依然接戦
Share on TwitterShare on Facebook11:39:25David Finnerty FX Strategist
ドル・円は2.8％安の102円33銭。100日移動平均のサポートを割り込んだ。開票が進んで今後もトランプ氏の健闘が示唆されれば、目先100円ちょうどを試す展開もあり得る。
Share on TwitterShare on Facebook11:38:46広川高史 経済・政治担当エディター
クリントン、トランプ両候補ともＴＰＰには反対する姿勢を示していますが、日本政府と与党は今国会中の国会承認を目指しています。安倍晋三首相は10月31日の衆院ＴＰＰ特別委員会で日本が早期に批准することが米議会での議論の「後押しになる」と言明。来年１月のオバマ大統領の任期切れ前に開かれる米議会のレームダックセッションでの批准に期待をかけています。
Share on TwitterShare on Facebook11:38:40Paula Dwyer Bloomberg View Editor paulaEdwyer
ＮＹタイムズ・アップショットの予測では、選挙人獲得数はトランプ氏がクリントン氏をわずかにリード。
Share on TwitterShare on Facebook11:36:39池田祐美 債券・為替記者
ＩＧ証券の石川順一シニアＦＸストラテジスト：
事前予想はクリントン氏優勢だったが、注目のフロリダ州でトランプ氏優勢との報道でトランプリスクが意識され。ドル売り・円買い、アジア株は総崩れとなっている
下院が共和党優勢という状況は変わらないとの見方。仮にクリントン氏が勝利しても、ねじれ議会は変わらないこともネガティブインパクト
ドル買い・メキシコペソ売りとなっており、トランプ氏の勝利リスクを織り込みつつある。ＢＲＥＸＩＴの時と同じ
Share on TwitterShare on Facebook11:36:13蒲原桂子 エディター
菅官房長官：過度な動きあるかどうか注視−市場の動き
Share on TwitterShare on Facebook11:34:54Paula Dwyer Bloomberg View Editor paulaEdwyer
フロリダ、オハイオ、バージニアの各州はトランプ氏がリードしているものの、マイノリティーが多い地域の一部は３州とも集計が済んでいません。
Share on TwitterShare on Facebook11:34:09長谷川敏郎 株式担当エディター
株式市場では米Ｓ＆Ｐ500種先物の急落が懸念されています。
http://www.bloomberg.com/news/live-blog/2016-09-26/OE4D226KLVRL01
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