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家宅捜索し、電通の東京本社を出る東京労働局の労働基準監督官ら =7日午後、東京都港区(納冨康撮影)(写真:産経新聞)
電通強制捜査 残業隠し、際立つ悪質さ 「鬼十則」過激な企業風土
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00000072-san-bus_all
産経新聞 11/8(火) 7:55配信
常態化した長時間労働に対し、ついに強制捜査のメスが入った。厚生労働省の東京労働局などは7日、大手広告会社の電通に再び乗り込んだ。残業時間を隠すため勤務表に嘘を書くよう指示していた疑いがあるほか、「女子力がない」など上司のパワハラも報告されており、電通の労働環境の悪質さが際立っている。
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「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」「会議中に眠そうな顔をするのは管理ができていない」「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」
昨年12月に過労自殺した電通の新入社員、高橋まつりさん=当時(24)=は、上司のパワハラをうかがわせるメッセージを残していた。長時間労働でむしばまれていく肉体に加え、上司の言動が精神的に追い打ちをかけた形だ。
電通では「残業隠し」のような勤務表作成が横行していた疑いがある。労使協定では、残業時間の上限は70時間(所定外)。高橋さんが自殺する直前に自己申告した勤務表には「69・9時間」(10月)、「69・5時間」(11月)とぎりぎりで記載されていた。東京労働局などの調査では、ほかの社員にも同じような記載が見られたという。
さらに高橋さんの遺族側弁護士は、電通の企業風土を問題視し、1950年代に当時の社長の遺訓とされる「鬼十則」が背景にあったと指摘する。
《取り組んだら「放すな」、殺されても放すな》《周囲を「引きずり回せ」》《頭は常に「全回転」、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ》。電通の社員手帳に掲げられていたという鬼十則にはこのような過激な表現が並んでいた。
電通は「捜索が入ったことは事実。調査には全面的に協力しています」とコメントしている。
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