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平成28年4〜9月期連結決算を説明する三菱自動車の池谷光司副社長=2016年10月28日、東京都港区芝の三菱自動車本社(会田聡撮影)(写真:フジサンケイビジネスアイ)
三菱自、V字回復へ課題山積 内外で販売苦戦、ブランド復活の鍵は…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161028-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 10/29(土) 8:15配信
三菱自動車が28日発表した2016年9月中間連結決算は最終損益が2195億円の赤字(前年同期は520億円の黒字)に転落した。燃費不正問題に伴う損失計上が響いたためで、17年3月期の最終損益も2396億円の赤字(前期は726億円の黒字)を見込む。三菱自では不正関連損失を今期に一括計上して、業績のV字回復につなげる戦略だが、肝心の販売は内外で苦戦しており、思惑通りに再建が進むかは見通せない。
「今年度下期に営業損益の黒字化を何としても果たしたい」
28日、東京都内で会見した三菱自の池谷光司副社長は、こう何度も同じフレーズを繰り返した。
9月中間期の三菱自の営業損益は316億円の赤字だったが、10月〜来年3月までの半年間に限ればコスト削減の徹底などで40億円の黒字を計画する。10月に厳しい収益管理で知られるカルロス・ゴーン社長率いる日産自動車の傘下に入ったこともあり、数字で結果を示す必要があるためだ。
ただ、思惑通りに業績改善につなげるためには課題が山積している。今年度の国内の新車販売は燃費不正問題が響いて約4割も減少する見通し。三菱自が強みを持つタイやインドネシアなどのアジアで1%減り、欧州で12%減る見込み。原油価格の下落で中東や中南米など資源国の販売も想定を下回る。北米は、主力のスポーツ用多目的車(SUV)「アウトランダー」が牽引(けんいん)して6%増やす計画だが、販売競争の激化で値引き原資の販売奨励金が膨らんでおり、採算が計画以上に悪化する可能性もある。
日産との提携による共同購買などのコスト削減効果は確実に計算できるものの、国内を中心に不正問題の影響からどこまで立ち直れるかは見通しにくい。足元こそ従業員や国内工場周辺の自治体や関係会社などの“身内”が買い支えているが、それが一巡した後に、一般客が戻らなければ販売の長期低迷も避けられない。度重なる不祥事で失墜したブランドを立て直すには「再発防止策に着実に取り組む」(池谷副社長)ほかなく、その成否が経営再建の行方をも左右する。(今井裕治)
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