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三菱自動車の益子社長(右)と同社会長を兼務することになったゴーンCEO/(C)日刊ゲンダイ
3社トップ兼務のゴーン社長 三菱自にどう切り込むのか?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192600
2016年10月27日 日刊ゲンダイ
日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)が、三菱自動車の会長を兼務することになり、西川廣人チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)が、ゴーン氏と共同の日産のCEOになることが20日、発表された。
「ゴーンは日産とルノーのCEOを兼務している。三菱自動車の会長を引き受け、忙しい上に忙しくなった。西川氏を責任と権限を持った共同のCEOとしました」(日産自動車広報)
西川氏は東大経済学部を卒業し、1977年に日産自動車に入社。購買畑で、サプライチェーンや生産管理などものづくりに携わってきた。ルノーの取締役や北米日産の社長など海外経験も豊富。今年5月からは日本自動車工業会の会長に就任している。
「ゴーン氏の三菱自動車会長兼務で、日産への目配りがおろそかになるのではないかと、懸念する株主対策です。共同CEOとはいっても対等ではない。西川氏はゴーン氏に忠実なタイプ。調達畑だったゴーン氏と、ウマが合った面もある。日産の社内を見渡すと日本人の幹部は、西川氏のようなそつなくこなすタイプが多い。突破力があるのはフランス人で、共同CEOもフランス人でもよかったが、さすがに日本人を起用しましたね」(経済ジャーナリスト・井上学氏)
西川氏はゴーン氏を脅かす存在感がある人ではなさそうだ。
ゴーン氏は20日の会見で、三菱自動車が日産の傘下に入ることで、世界第3位の自動車グループになることを宣言したが、「日産への注意をそらさない」と説明した。共同CEO設置でゴーン氏は三菱自動車にどのように関わっていくのだろうか。
「三菱自動車の益子修社長が続投することでハッキリしました。ゴーン氏は本気で自ら乗り込んで切り込むつもりはありません。三菱自動車は、東南アジアで市場を握っているし、三菱グループへの販売も根強い。ゴーン氏はタイトルホルダーのところがあって会長職を引き受けた面もあります。西川氏はポスト・ゴーンのひとりではありますが、ゴーン氏が近い将来に引退すればの話です。時間が経てば志賀氏のようにゴーン氏より先に勇退するでしょう」(井上学氏)
ゴーン時代はしばらく続きそうだ。
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