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米サンフランシスコでのイベントでグーグルが発表した「Pixel」や「Chromecast」、「Home」などの製品群(2016年10月4日撮影)〔AFPBB News〕
パソコンと携帯電話の市場はともに低迷 2年連続で前年実績下回る見通し
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48100
2016.10.12 小久保 重信 JBpress
米国の市場調査会社、ガートナーがこのほど公表した最新リポートによると、パソコン、タブレット端末、携帯電話を合わせた今年(2016年)の世界出荷台数は23億2900万台となり、昨年実績から3%減少するという。
■PCは8%減、タブレットは9.7%減
これら機器の合計出荷台数は昨年、前年比で0.75%減少しており、これで2年連続前年割れになると同社は予測している。
そして、これら機器の落ち込み幅は今後5年で若干縮小するものの、横ばいに近づくだけで、しばらくはプラス成長に転じることはないとガートナーは予測している。
同社が予測する今年の機器別出荷台数は、パソコンが2億6500万台で、昨年実績から8%減少する見通し。
同社はパソコン市場を、デスクトップパソコンやノートパソコンといった「従来型パソコン」と、薄型高性能の「ウルトラモバイル(プレミアム)」に分けて分析している。
前者の2016年推計出荷台数は2億1600万台と圧倒的に多いが、その前年比成長率はマイナス11.5%。後者の出荷台数は4900万台と少ないが、成長率はプラス11.4%になるとガートナーは見ている。
なおガートナーは、米アップルの「iPad」、韓国サムスン電子の「Galaxy Tab S2」、米アマゾン・ドットコムの「Fire HD」をはじめとするタブレット端末を「ウルトラモバイル(ベーシック)」というカテゴリーに分類している。
こちらの2016年出荷台数は1億7700万台にとどまり、昨年の実績から9.7%減少するとの予測だ。
■スマホは成長鈍化
携帯電話の出荷台数は18億8700万台となるが、これは昨年実績から1.6%減少する見通しという。ガートナーによると、スマートフォンの出荷台数は今年15億台に達し、昨年に続き増加する見込み。
だがその伸び率は昨年の水準から低下し、4.5%増にとどまると同社は見ている。これはスマートフォン市場が世界的に飽和状態に近づきつつあるからだと、同社は説明している。
■高価格スマホは2017年に回復
スマートフォン市場は引き続き、中国メーカーによる比較的高性能、低価格製品が好調に売れ、Android端末の分野を牽引するという。
一方でアップルの「iPhone」は、最新モデル「iPhone 7」シリーズが市場投入されたものの、今年の伸び率は昨年の水準には及ばないとガートナーは指摘している。これは昨年、「iPhone 6」シリーズと「同6s」シリーズの販売が好調だったことの反動だという。
ただし、来年はiPhoneの本体デザインが刷新すると見られている。またスマートフォンの買い替え需要も高まる見通しだという。
このことから、今年前年比1.1%減が見込まれる高価格スマートフォンの成長率は、来年、同3.5%増に回復すると同社は予測している。
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