http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/197.html
Tweet |
米大統領選まで残り1カ月を切った。共和党のトランプ候補が最大18年間にわたって所得税を合法的に逃れてきたというニュースが伝わり、民主党のヒラリー候補との支持率との差は再び広がりつつある。
しかし、ヒラリー陣営も複数の爆弾を抱えている。夫婦で運営するクリントン財団が外国人から献金を受けていたことや私用メール問題、健康不安説などである。
●暴露予告
その中でも特に気になる情報がある。内部告発サイト「ウィキリークス」の創始者、アサンジ氏がヒラリー氏の選挙運動に関する重大情報を近く公開すると表明したことだ。
このニュースが流れたのは8月下旬のことで、すでに一カ月半近くたっても公表されていない。しかし、ウィキリークスは今年7月、民主党のサーバーにハッキングして民主党全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長を辞任に追い込んだ実績がある。
彼女が自分の立場を利用し、ヒラリー氏の対立候補だったサンダース上院議員が不利になるようなさまざまな工作をしていたことを裏付けるメールを暴露したのだ。この実績から、おそらく11月8日の大統領選までに公開されるであろうヒラリー氏のネガティブ情報も、かなりの破壊力があると推測される。
公開されるタイミングと内容によってはヒラリー氏の致命傷になるリスクがある。(中略)
●中国共産党幹部の解任
一部で報じられているように、クリントン財団は中国全人代委員で先月、贈賄の疑いで解任された王文良氏から200万ドルの寄付金を受け取っている。米国では外国人から選挙資金の提供を受けてはいけないという法律があり、ヒラリー氏は法律に違反している可能性があるという。しかも、王氏とクリントン夫妻を結び付けたのが、2008年の大統領予備選でヒラリー氏の選対責任者を務め、クリントン財団の幹部でもあったバージニア州のテリー・マコーリフ知事だという。すでにマコーリフ知事は王氏が米国内で経営する企業から選挙資金を受け取った疑いで、今年5月からFBI(連邦捜査局)の捜査対象になっているとされる。(中略)
●弱気から中立へ
このような背景から、私はトランプ大統領誕生を前提に、投資戦略を見直せと講演会では申し上げてきた。ヘッジファンドなどの投機筋はもちろん、年金基金などの機関投資家も前述した情報を分析した上で、ポジションを組んでいるはずである。
逆に言えば、(中略)日本株やドルは過度に売られ過ぎた可能性も否定できない。
そうした過大なショートポジションが、11月8日の大統領選という大イベントを控えて、前倒しで解消されているのが直近の円安・日本株高につながっているのではないだろうか。だとすれば、少なくとも弱気から中立へと投資方針を転換すべき頃合いだと思われる。
(了)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民114掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。