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〔米株式〕NYダウ、ナスダックともに反発(5日朝)【10/5 22:40】
【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク株式相場は、原油価格の上昇を好感し、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比72.67ドル高の1万8241.12ドルとなっている。ハイテク株中心のナスダック総合指数は16.14ポイント高の5305.80。
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〔NY外為〕円続落、103円台前半(5日朝)【10/5 22:23】
【ニューヨーク時事】5日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、1ドル=103円台前半に続落している。午前9時10分現在は103円05〜15銭と、前日午後5時(102円85〜95銭)比20銭の円安・ドル高。
米長期金利の上昇などを背景としたドル買いが海外市場を通じて優勢となり、円はこの日未明に一段と下げ幅を拡大。ニューヨーク市場は103円07銭で取引を開始した。
米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が早朝に発表した9月の非農業部門就業者数は市場予想をやや下回り、これを材料に一時的にドルが売られたが、すぐに103円台に押し戻された。市場はこの後、米サプライ管理協会(ISM)が発表する9月の非製造業景況指数にも注目している。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1210〜1220ドル(前日午後5時は1.1200〜1210ドル)、対円では同115円50〜60銭(同115円26〜36銭)で推移している。
保護主義増大で成長3.5%減=金融安定に政治リスク―IMF報告【10/5 21:56】
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は5日、最新の世界金融安定性報告(GFSR)を発表した。「所得格差の拡大などによって内向きの政治が支持を広げている」と懸念を表明。保護主義が増大すれば必要な改革が阻まれ、世界の成長は2021年までに3.5%程度押し下げられる恐れがあると警告した。
報告は、中国の景気に対する懸念が後退し、金融安定の短期的なリスクは減ったものの、「中期的なリスクは高まっている」と分析。英国の欧州連合(EU)離脱決定や米大統領選にも言及し、政策の不確実性が強まっていると指摘した。
保護主義が進めば改革が滞り、投資家は安全資産に逃避する一方で、企業や家計の投資や消費は縮小すると予想。インフレ率が低下し、政策金利も大幅に引き下げられるとした。
9月のISM非製造業景況指数57.1に上昇=市場予想上回る【10/5 23:06】
【ニューヨーク時事】米サプライ管理協会(ISM)が5日発表した9月の米非製造業景況指数(NMI)は57.1となり、前月の51.4から上昇した。市場予想(ロイター通信調べ)の53.0も上回った。同指数は、サービス産業など非製造業部門の景気動向を反映し、50が同部門の好不況の分岐点とされる。
また、事業活動全体の動向を示す主要指数も60.3と、前月の51.8から上昇した。
このほかのNMI構成指数では、新規受注が60.0と前月の51.4から上昇、雇用は57.2と前月の50.7から上昇、製品納入は51.0と前月の51.5から低下した。
9月のISM非製造業景況指数の各構成指数【10/5 23:10】
米サプライ管理協会(ISM)が5日発表した9月の米非製造業景況指数の各指数は以下の通り(カッコ内は前月)。
事業活動 60.3(51.8) 新規受注 60.0(51.4)
雇用 57.2(50.7) 製品納入 51.0(51.5)
【注1】上記4項目が(NMI)の構成指数。製品納入以外は季節調整済み
在庫 51.5(48.0) 価格 54.0(51.8)
受注残高 52.0(49.5) 新規輸出受注 56.5(46.5)
輸入 51.0(50.5)
【注2】上記5項目のうち、価格以外は季節調整前
(ニューヨーク時事)
8月の米貿易赤字・概要【10/5 21:32】
8月 7月
【国際収支ベース】
モノ・サービス 40725 39547
【通関ベース】
全体 59149 58755
対日本 5973 6089
対中国 33853 30330
(対中、対日は季節調整前、単位100万ドル)
8月の米貿易赤字、3.0%増の407億ドル=2カ月ぶり拡大―商務省【10/5 21:31】
【ワシントン時事】米商務省が5日発表した8月の貿易統計によると、貿易赤字はモノとサービスの取引を合計した国際収支ベース(季節調整済み)で407億ドルと、前月から3.0%増加した。サービスの貿易黒字が縮小したほか、通信機器など資本財の輸入が増え、2カ月ぶりに赤字が拡大した。市場予想(ロイター通信調べ)の393億ドルを上回った。
8月の輸出は0.8%増の1879億ドル。自動車・同部品と工業用原材料、消費財が伸びた一方、食品・飼料・飲料と資本財(自動車・同部品除く)は減少した。
輸入は1.2%増の2286億ドル。食品・飼料・飲料と資本財、自動車・同部品が増加した。工業用原材料と消費財は減少した。
モノの取引に限った貿易相手国・地域別の収支(通関ベース、季節調整前)では、対日赤字が1.9%減の60億ドル、対中国赤字は11.6%増の339億ドル、欧州連合(EU)に対する赤字は13.2%増の139億ドル、石油輸出国機構(OPEC)に対する赤字は30.4%減の11億ドルだった。
国際収支ベースのモノの貿易赤字は0.1%減の603億ドル、サービスの貿易黒字は5.9%減の196億ドル。
7月の国際収支ベースの貿易赤字は、当初発表の394億7400ドルから395億4700万ドルに改定された。
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