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榊原元財務相、1ドル90円台を予言[スプートニク日本語]
2016年09月26日 19:56(アップデート 2016年09月26日 22:03)
9月26日、榊原元財務相は円は来年2017年、1ドル90円に近づくとの予測を発表した。
ミスター円の異名で有名な榊原英資氏は短いインタビューに応じたなかで1ドル90円にむかって緩やかに上昇すると述べ、1ドル95円から100円台はというレートは日本経済にとっては非常に好都合な条件であり、GDPも最低必要な成長率1%も確保できると語っている。
榊原氏は日銀が先日発表した決定を支持し、日銀は外貨市場の状況を調整していると指摘した。
先に伝えられたところによりますと、丸紅はイランの石油化学部門に投資した。
https://jp.sputniknews.com/business/20160926/2823041.html
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鬼も笑えぬ? 17年円安説
原油価格が反発、経常黒字は縮小へ 目先円高懸念から一転も
円相場は1ドル=100円近辺と高値圏で推移している。米大統領選などの先行き不透明感から市場では年内、100円を超えて円が急騰するとの警戒感が根強い。だが市場の一角では「2017年は円安に転じる」との長期予想がささやかれている。
市場参加者が注目した日米の金融政策決定会合が終わった。目下、最大限の関心を寄せるのが11月の米大統領選だ。昨夏の立候補表明時は「泡沫(ほうまつ)」と見なされていた共和党のドナルド・トランプ氏の躍進で年内は不透明材料がつきまとい、95円まで円高が進むとの予想も市場で耳にする。円高への身構え一色だ。
だがこれは「年内」を巡る話。シティグループ証券の高島修チーフFXストラテジストはこう言い切る。「足元の円高は来年前半には終わる」
高島氏が注目するのは原油安による円高圧力の軽減という構造的な要因だ。円相場は15年夏、125円に下落した後、足元の水準である100円近辺まで上昇している。上昇幅25円を分解すると、まず米国がドルの「独歩高」に耐えられなくなったことによるドル安圧力と、円の過小評価の修正で合計15円分の上昇圧力があった。
残りの10円分は日本の経常収支の黒字の拡大による構造的要因という。経常黒字は14年に月平均3千億円超だったのが、15年には約1兆4千億円に、16年は7月までで1兆8千億円近くに拡大。これが円高に効いた。
経常黒字が拡大したのは原油安で輸入額が減ったからだ。14年半ばから下落が始まった原油相場は年初、一時1バレル20ドル台まで下がった。だが足元は40〜50ドルまで回復している。原油高が経常黒字の縮小につながり、1年程度のタイムラグを伴って来年前半には円安を促すというのだ。「現在の円相場を見る上で、原油価格は最重要だ」と高島氏は語る。
メリルリンチ日本証券の山田修輔FX・株式ストラテジストも「17年円安派」の一人で、やはり原油に注目する。原油価格が今後上がり、市場でのデフレへの懸念が後退すると予想。投資家にとってリスクをとりやすい環境になり、低金利の円は売られやすくなる。
さらに米国の利上げを17年末までに3回と見込み、米金利の上昇が円安圧力になるという。これらの条件が重なり、「17年末に115〜120円まで円安が進む」と大胆に予想する。
そこまでではないにせよ、「米大統領選の結果次第で108円までスルスルと円安が進むこともある」(野村証券の池田雄之輔チーフ為替ストラテジスト)、「今後1年間で107円まで円安は進む」(UBS証券)などの声も出てきている。
いささか早すぎるかもしれない来年の円安予想。だが近々大幅に円高が進んだ場合、「ここが円の売り時だ」と考えられるかどうか、投資家は判断を試される。「鬼が笑う」と一笑にふしてはいられない。
(秋山文人)
[日経新聞9月27日朝刊P.19]
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