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アバディーンCEO、債券市場のバブルは「危険な状態」に近づいている
Sarah Jones
2016年9月28日 00:00 JST
債券価格は過去最高付近にあるとギルバートCEO
米金融当局の利上げ見送りは利上げよりも危険−ギルバートCEO
アバディーン・アセット・マネジメントのマーティン・ギルバート最高経営責任者(CEO)は、中央銀行の資産購入プログラムが価格を押し上げ、債券市場のバブルは「危険な状態」に近づいているとの見方を示した。
同CEOはブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「債券価格は過去最高水準にある」と指摘。「イングランド銀行が買うことで価格はさらに上昇する。危険な状態に入りつつある」と述べた。
同CEOは英国が欧州連合(EU)離脱を決めた後に債券市場が影響を受けると自身も当局も考えていたと語った。実際にはアバディーンを含め資産運用会社が不動産ファンドの解約停止を余儀なくされた。
ギルバート氏
ギルバート氏 Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
ギルバートCEOは米国の金融政策について、利上げは既に市場に織り込まれており、当局は行動する以外に選択肢がないとの見方を示した。「利上げをしないことはすることよりも危険だ」とし、「緩やかな利上げがあったら私はとても望ましいことだと思うだろう」と語った。
原題:Aberdeen CEO Says Bond Market Approaching ‘Dangerous Situation’(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-27/OE61YK6VDKHZ01
9月米消費者信頼感指数:予想以上の上昇、景況・所得見通しは悪化
Patricia Laya
2016年9月28日 00:58 JST
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https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/i.1Kgh5N31i0/v2/-1x-1.png
米民間調査機関コンファレンスボードの発表によれば、9月の米消費者信頼感指数は104.1と、前月の101.8から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は99だった。
現況指数は128.5。前月は125.3だった。向こう6カ月の期待指数は87.8(前月86.1)。雇用が十分との回答は27.9%に上昇した。
コンファレンス・ボードの景気指標担当ディレクター、リン・フランコ氏は発表文で、「消費者は短期的な雇用見通しには楽観的だが景況感や所得見通しについては中立的な見方だ」と述べ、「全体的に消費者は今後も現況には明るいが、数カ月後の景気見通しについてはやや控えめにみている」と続けた。
向こう6カ月に雇用が増えるとの回答比率は15.1%(前月14.4%)。向こう6カ月間で所得増を見込む確率は17.1%と、前月の18.5%から低下した。今後6カ月間で景況改善を見込む確率は16.5%と、前月の17.6%から低下した。
原題:Consumer Confidence in U.S. Hits Nine-Year High on Job Optimism(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-27/OE64VJ6VDKHY01
米国債:続伸、金融緩和維持期待でボラティリティは14年来低水準
Rebecca Spalding
2016年9月28日 05:04 JST 更新日時 2016年9月28日 06:43 JST
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接戦が予想されている米大統領選挙やドイツ銀行の財務健全性をめぐる懸念も、金融当局の緩和政策で落ち着きを維持している国債市場を動揺させるには不十分なようだ。
米国債市場のボラティリティを示す指数は27日に2014年12月以来の水準に低下。米国債以外の金融市場での混乱から、安全資産を求める動きが強まっている。27日の米国債市場では10年債相場が続伸した。
米国債市場が比較的落ち着いているのは、金融政策でのサプライズは当面ほとんどないと市場が見込んでいるためだ。
BMOキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、アーロン・コーリ氏は「ほとんど意図された通りの展開だ。主要金融当局は何もしないからリラックスしてよいと市場に伝え、市場はそれを真に受けている」と分析した。
米金融当局は静観か
米金融当局は静観か Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.56%。同年債(表面利率1.5%、2026年8月償還)価格は99 15/32。
ボラティリティの指標であるバンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチのMOVE指数は26日に58.9と、終値ベースで1年9カ月ぶり低水準となった。同日まで5営業日連続で低下した。連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表の前日となる20日以降では14%低下している。
日本銀行は21日、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の導入を決定した。短期政策金利のマイナス金利を維持すると同時に10年国債利回りを0%に誘導する。
TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏は「金融危機を受けて債券市場はグローバル化が強まっている。多くの投資家がより良いリターンを求めて海外に目を移しているためだ」と指摘。日銀の決定は、米英独の国債市場で「ボラティリティの低下をもたらすだろう」と述べた。
ブルームバーグがまとめた先物市場のデータによれば、米大統領選の約1週間前に開かれる次回FOMC会合での利上げ確率は約15%。年末までの利上げ確率は50%となっている。この算出は、利上げ後の実効フェデラルファンド(FF)金利が新たな政策金利レンジの中央値になるとの仮定に基づいている。
BNPパリバの米国担当ストラテジスト、ティモシー・ハイ氏は、米大統領選が予想より接戦となるか、欧州銀行セクターの混乱が深まれば、それをきっかけにボラティリティが上昇する可能性があると指摘する。
同氏は「ボラティリティ上昇につながるようなイベントが起きる前に明確な警告があるとは思わない」とし、「鳥の群れが方向を変える時の状況に似ている。一羽が方向を変えれば、他の鳥も一斉に方向を変える」と述べた。
原題:Bond Market in Deepest Central Bank-Induced Slumber Since 2014(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-27/OE6HOZ6VDKHZ01
米国株:上昇、クリントン氏優勢も原油安でエネルギー株下落
Joseph Ciolli、John Hyland
2016年9月28日 05:26 JST 更新日時 2016年9月28日 07:04 JST
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27日の米国株は上昇。この日は原油が下落しエネルギー株が売られた。前日の米大統領候補ヒラリー・クリントン、ドナルド・トランプ両氏によるテレビ討論会ではクリントン氏が優勢と市場は受け止めたが、株式相場には原油安や銀行不安など、他の要素が影響した。
S&P500種株価指数は0.6%上昇して2159.93。 ダウ工業株30種平均は133.47ドル(0.7%)高の18228.30ドル。S&P500種のエネルギー株は0.5%下げた。
マックイーン・ボール・アンド・アソシエイツ(ペンシルベニア州ベスレヘム)の最高投資責任者(CIO)、ビル・シュルツ氏は「根本的には何も変わっていない」と述べ、「関心は金利とファンダメンタルズの動向に戻った」と続けた。
NY証取
NY証取 Photographer: Eric Thayer/Bloomberg
ロバート・W・ベアード(ミルウォーキー)のチーフ投資ストラテジスト、ブルース・ビトルズ氏は「昨夜はクリントン氏が優勢だと受け止められ、市場もそのように反応した。大統領選の年は与党が勝利すると相場は大きく上昇する傾向がある」と指摘した上で、「もろ刃の剣である原油相場はこの日、相場の上げを抑制した」と続けた。
ドイツ銀行は米国での取引で0.6%高。2.4%安から戻した。前日は同行株への売り浴びせが波及し、S&P500種は0.9%下落した。この日のS&P500種の金融株は3日ぶりに上昇した。
朝方発表された米消費者信頼感指数の上昇も支援材料となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は、低金利が米労働市場の拡大を後押しし、賃金上昇に波及しつつあるとの認識を示した。雇用に対する楽観は、米消費者信頼感指数の上昇にも反映された。
ソラリス・アセット・マネジメントのティモシー・グリスキー最高投資責任者(CIO)は「消費者信頼感指数は極めて強かった。前向きなサプライズであり、朝方の相場を支えた」と述べ、「しかしエネルギー株が大きな圧迫材料となった。それがなければ相場はさらに上昇していただろう」と続けた。
この日の上げでS&P500種株価指数の月間ベースの下げは0.5%に縮小したものの、依然として1月以来で最悪。CBOEボラティリティ指数はこの日9.7%低下した。前日は2週ぶりの大幅な上昇だった。
個別銘柄ではシスコシステムズが上昇。メキシコで向こう2年間で最大40億ドルを投じる計画だと事情に詳しい関係者が明らかにした。工場の改良や契約する製造業者を通じた生産拡大を予定しているという。
原題:Clinton Rally Runs Into Oil Retreat That Energy Bears Foresaw(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-27/OE6IUV6VDKHY01
新興国市場ETFへの資金流入が減少、政治的リスク懸念で−チャート
Elena Popina
2016年9月27日 14:32 JST
新興市場株に投資する上場投資信託(ETF)としては最大の「バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF」への資金流入が大幅に鈍化している。23日までの5日間の流入額は5万ドル(約500万円)。その前の3週間で11億ドルに達していた。トルコやフィリピンなどの政治的リスクへの懸念が、米金融当局の利上げペースが鈍化するとの楽観的見方を相殺した。過去4回の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれた週には、同ファンドへは少なくとも140万ドルが流入していた。
原題:Emerging ETF Growth Stalls as Political Risk Offsets Fed: Chart(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-27/OE5DP96KLVR401
中国:8月の工業利益、3年ぶりの大幅増加−製造業の安定化続く
Bloomberg News
2016年9月27日 11:48 JST
中国の工業セクターで8月の企業利益が3年ぶりの大きな伸びとなり、製造業の安定化が続いている兆候があらためて示された。
国家統計局が27日発表した8月の工業利益は前年同月比19.5%増の5348億元(約8兆830億円)。
8月の統計では中国経済全体のファイナンス規模や工業生産、小売売上高がいずれも持ち直し、アナリスト予想を上回った。
原題:China’s Industrial Profits Jump Most in Three Years in August(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-27/OE54WM6JTSE801
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