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価格が高騰しても好立地で買えるマンションはある(写真と本文は関係ありません)
マンション選びの穴場はここだ! 市場のおかしな空気に惑わされるな
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20160925/ecn1609250830001-n1.htm
2016.09.25 本当は教えたくないマンション業界の秘密 榊淳司
最近、マンション市場の「バブル崩壊」について、さまざまなメディアから取材を受けることが多くなった。東京でも大阪でも、新築と中古ともに市場の動きは鈍っている。
2013年にアベノミクスが始まって以来、東京の都心や湾岸エリアではマンションの価格が上昇した。この動きは郊外や地方都市の一部に波及している。現時点で東京や大阪の中心部でマンションを購入しようとすると、4年前に比べて2〜3割ほど高くなってしまう。
ただ、金利は史上最低水準となっているので、住宅ローンを組んだ場合の月々返済額は2割も増えていない。だから、現在でもマンションの購入に動いている人はいる。
そんな中、東京の都心近郊でも、マンションの価格が4年前の水準とあまり変わっていないエリアがある。
近郊エリアでは前にも紹介した神奈川県の川崎市川崎区。このエリアは比較的まとまった土地が出やすいので、大規模マンションが多く供給される。それらが激しい競争を行うので、価格が上がりにくい。同じ川崎市でもバブル色が強くなった武蔵小杉に比べて、タワーマンションの価格が半額に近かったりする。
東京23区内なら三田線沿線の板橋区。地下鉄で大手町へ直通の便利な立地の割には、価格が低く抑えられたままだ。理由は簡単。高くすると途端に売れなくなるからだ。
山手線の中から選ぶとすれば、北区にある田端駅の最寄りエリア。山手線の内側で、もっともマンションが安く買えるエリアだ。
大阪の環状線だったら福島駅の最寄り周辺。地域のステイタス性は高くないが、利便性はそれなりである。
京都ならば伏見区が、便利な割にはお手頃だ。JRの新駅である「桂川」周辺も、大きな開発が行われた割には、マンション価格が割合低めに抑えられている。
こういったエリアでマンションを買う人々は、ほとんどが「自分で住む」という健全な需要層だ。そもそも、アベノミクスによって個人の所得は上がっていない。むしろ実質的に減少したと言われている。であるのに、マンションの価格だけが上がっても普通の人々はついてこられない。
東京の都心や湾岸、京都の御所周辺はバブル的にマンション価格が上がったが、それを支えたのは富裕層や外国人による投資目的の購入。市場価格の形成の仕方としては健全とは思えない。
国民の大多数を占める庶民にとって、マンション市場のバブルは何とも迷惑な話。たまたま自分たちが買いたい時期とバブルが重なると、高い買い物を強要されることになる。
しかし、そこは上手な選び方で「高値づかみ」を避ける方法はある。大事なのは、市場のおかしな空気に惑わされないことだ。
■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる(www.sakakiatsushi.com)。著書に「マンション格差」(講談社現代新書)など多数。
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