http://www.asyura2.com/16/hasan113/msg/138.html
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新築物件と築数十年の物件。後者を格安で購入し、リフォームして暮らすという手もある(写真と本文は関係ありません)
マイホームが欲しい会社員に朗報! 家賃5年分で実現できる時代がきた
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20160911/ecn1609110830002-n1.htm
2016.09.11 本当は教えたくないマンション業界の秘密 榊淳司 夕刊フジ
先ごろ、大手企業の古い社宅をまとめて購入し、超格安で再販する事業が、不動産業界の話題となった。
千葉県内のある物件は、エレベーターのない築48年の5階建て。間取りは3DKで約55平方メートル、販売価格は1戸あたり170万〜380万円。これはたぶん、1階が380万円、5階が170万円でエレベーターがない分、差がついている。1階分が約50万円ということだろう。
通勤エリアでこの価格は安い。
しかし、実のところ、市場ではすでにこういう現象が起きている。大都市圏のやや離れた郊外に行くと、築40年以上のマンションが200万〜300万円で買える。先に挙げた事例と同様に、エレベーターなしの5階建ての5階住戸はその程度の価格だ。
そういう住宅でも、キチンとリフォームすればかなり快適に暮らせる。予算がないのなら、住みながら少しずつリフォームしていけばいい。もっと安く上げようと思えば、自分でやることだ。極端な話、ユニットバスとシステムキッチンの取り換え以外なら、自分でできる。
リフォームの工事料金というのは、半分以上が人件費だ。壁紙や天井クロスの張り替えなどは、ホームセンターに行って材料をそろえ、自分で作業すれば業者に頼む数分の1の予算でできてしまう。
私は、そういった格安なマイホーム取得方法を拙著「年収300万円でも家が買える!」にまとめた。
これからの時代、昔のように無理をしてマイホームを購入するべきではない。無理とは、35年ローンのことだ。
大手企業ですら、35年も好業績を続けることはほとんど不可能。ましてや、日本のサラリーマンの約7割が中小企業に勤務している。雇用は常に不安定なのだ。公務員でもない限り、35年間の安定収入は望まない方がいい。
さらに言えば、この20年間で個人所得はほとんど増えていない。ここ数年に限って言えば、公共料金や消費税の値上がり分が、実質マイナスと読むことができる。
給料も上がらない、雇用も安定しない中小企業のサラリーマンにとって、200万円から300万円程度でマイホームが購入できるとすれば、朗報ではなかろうか。
こういった格安マンションが販売されているエリアで、同様の物件を借りようとすると、月額6万円程度の家賃は必要になる。つまり、家賃5年分でマイホームが持てるというわけだ。
私が知る限り、かつてこういうことはなかった。10年以上前なら、老朽住宅であろうと家賃の10年分以上は出さないと購入できなかった。そういった意味で、多くのサラリーマンにとってこれは歓迎すべき現象だ。
ただし、注意点がある。こういう老朽マンションに対しては、住宅ローンが下りにくい。あるいは、下りても条件が悪くなる。物件やローン申込者の属性にもよるので、個別にトライしてみるべきだ。
■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる(www.sakakiatsushi.com)。著書に「年収300万円でも家が買える!」(WAVE出版)など多数。
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