http://www.asyura2.com/16/hasan113/msg/119.html
Tweet |
1株100円が1000円にアップするが…(C)日刊ゲンダイ
個人投資家は要警戒 10.1“株式併合ラッシュ”のカラクリ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189553
2016年9月10日 日刊ゲンダイ
10月に入った途端に、株価が10倍にハネ上がる企業が続出するという。ホントだったら、貯金をはたいてでも買ったほうが得だが……。
「株価10倍は間違いありません。ただ、株式併合による株価アップです」(株式評論家の杉村富生氏)
株式併合とは、例えば10株を1株にまとめることをいう。1株100円の場合、「10株→1株」だと新株価は1000円だ。要するに、見た目の株価が変わるだけで、資産価値が10倍になるわけではないのだ。
■市場のオモチャにされやすい?
そんな株式併合ラッシュが10月1日(効力発生日)に起こる。実に110社以上が実施する。なぜ、こんなことが起きるかというと、東証が「売買単位の統一」を上場企業に求めているためだ。現在の売買単位は100株と1000株が混在しているが、いずれ100株に一本化するという。
「100株単位になると、かなり安い金額で株を購入できる銘柄が続出します。株価100円の場合、1000株で10万円ですが、100株だと1万円で済みます。ものすごく買いやすくなるので“市場のオモチャ”にされやすくなります。買収されるリスクも高まるでしょう。それを避けるため、売買単位の変更と同時に、株式併合する企業が続出しているのです」(杉村富生氏)
売買単位「1000株→100株」と株式併合「10株→1株」を同時に実施すると、最低投資金額は変わらない(併合前株価100円だと10万円)。
「とはいえ、100円だった株価は1000円に上昇します。見た目が10倍になるのだから、企業側には都合がいいでしょう。ただし業績アップによる株価上昇ではありません。いわば厚化粧をしただけなので、今後の株高は期待薄です。素人は手を出さない方が無難です」(株式評論家の倉多慎之助氏)
売買単位の変更と、株式併合を同時に実施する主な企業は別表の通り。投資のプロが目をつける可能性も高いだけに警戒を要する銘柄群だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民113掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。