http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/834.html
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ドル急落、米指標悪化で早期利上げ観測後退
[ニューヨーク 6日 ロイター] -
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して急落した。米供給管理協会(ISM)が発表した8月非製造業総合指数が大幅に悪化したため、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退した。
終盤のドル/円JPY=は1.3%安の102.05円。ユーロ/ドルEUR=は8月26日以来の高値となる1.1255ドルまで上昇する場面があり、ポンド/ドルGBP=は一時7週間ぶり高値の1.3443ドルを付けた。
主要6通貨に対するドル指数は約1%安の94.821と、8月26日以来の安値水準となった。
ISM非製造業総合指数は51.4と市場予想を大きく下回り、2010年2月以来6年半ぶりの低水準になった。
みずほコーポレート銀行の通貨セールス担当バイスプレジデント、ファビアン・エリアソン氏によると、低調なISM指数を受けてFRBの9月利上げの可能性が消え、そうしたペースでの利上げを想定していた市場参加者に影響が及んだ。
エリアソン氏は「ほとんどの人はFRBが利上げすることに疑いを抱いているわけではないと思う。利上げ予想自体はかなり定着している。問題は次の利上げがいつか、そして何回実施されるかだ」と話した。
この日はニュージーランド(NZ)ドルと豪ドルも堅調。NZドルは、さえないISM指数と強い乳製品入札価格を背景に、対米ドルで一時2015年5月以来の高値となった。
ドル/円 NY終値 101.98/102.05
始値 103.30
高値 103.44
安値 101.94
ユーロ/ドル NY終値 1.1252/1.1259
始値 1.1165
高値 1.1263
安値 1.1155
http://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKCN11C2JC?sp=true
米国株:上昇、雇用統計で利上げ先送り観測−ナスダック最高値
Joseph Ciolli
2016年9月7日 05:22 JST 更新日時 2016年9月7日 06:21 JST
6日の米国株式市場は堅調。S&P500種株価指数は連休明けの狭いレンジ取引を小幅高で終えた。2日に発表された雇用統計が予想より弱い結果となり、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られるとの見方が広がっている。
ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「2日の雇用統計は予想より弱かったが、それでも十分に追加利上げを促すと示唆されていた水準よりは強かった」と指摘。「統計の発表後も先が読めない状況に変わりはない」と続けた。
S&P500種は前営業日比6.50ポイント(0.3%)上昇の2186.48で終了。ダウ工業株30種は46.16ドル(0.3%)高い18538.12。ナスダック総合指数は0.5%上昇し5275.91と、過去最高値を更新した。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックが主導した。
ニューヨーク証取
ニューヨーク証取 Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
8月のISM非製造業総合景況指数は前月から低下し、2010年2月以来の低水準。先週発表された製造業指数と合わせて経済活動の鈍化を示した。債券利回りの低下を背景に、銀行株がほぼ4週間ぶりの大幅下落。ウェルズ・ファーゴやバンク・オブ・アメリカが下げた。
合併のニュースを材料にエネルギーやヘルスケアに買いが入った。スペクトラ・エナジーは13%急伸し2年ぶり高値。同社は280億ドルの株式交換でカナダのエンブリッジに身売りすることで合意した。医療用検査診断システムのセフィエドは53%急騰。計測機器・医療関連機器メーカーの米ダナハーは、債務継承分を含み約40億ドルの取引でセフィエドを買収する。
ウェドブッシュ・セキュリティーズ(ロサンゼルス)の株式トレーディング担当マネジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「われわれはなお雇用統計の細目を分析しているところだが、強すぎない数字だったということは、9月利上げの可能性が低下しという点で一安心だ。株価は恐らく今後出てくるデータに左右されるだろう」と述べた。
トラックメーカーのナビスター・インターナショナルは上場来最大の41%高。独フォルクスワーゲンがナビスターに出資することが明らかになり、買いが集中した。一方、両社を顧客とするエンジンメーカーのカミンズは7.3%下落し、9カ月ぶりの大幅安となった。
原題:Hedge Funds Ignore Wall Street Wisdom Buying Up S&P 500 Futures(抜粋)
原題:Treasuries Climb, Nasdaq Hits Record as Fed-Hike Wagers Decline(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-06/OD3MN16VDKHT01
米ISM非製造業総合景況指数:8月は51.4に低下、6年半ぶり低水準
Shobhana Chandra
2016年9月7日 01:16 JST
新規受注の低下幅はグレートリセッション入り直後以来の最大
雇用指数も2カ月連続マイナス
米供給管理協会(ISM)が発表した8月の非製造業総合景況指数は拡大ペースが鈍化し、6年半ぶりの低水準となった。
8月のISM非製造業総合景況指数は51.4と、前月の55.5から低下し、2010年2月以来の最低水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の最も悲観的な予想(52.6)も下回った。予想中央値は54.9。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。
ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は統計発表前に、弱い統計なら「サービス業の勢いに関して警戒は高まるものの、私は単月にあまり重点を置きすぎないようにしている」と指摘。「本当に懸念が強まるには弱さが数カ月続く必要があるだろう。非製造業部門はこれまでかなり順調だ」と述べた。
ノードストロームの店舗(米オハイオ州)
ノードストロームの店舗(米オハイオ州) Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg
8月は18業種中、小売りやアート・娯楽、輸送・倉庫、鉱業など7業種が活動縮小を示した。7月調査で縮小を示したのは3業種だった。
項目別では景況指数が51.8と、前月の59.3から低下し、2010年1月以来の最低水準。下げ幅は08年11月以来の最大だった。
新規受注は51.4と、前月の60.3から低下し、13年12月以来の低水準。08年1月以来の大幅な下げとなった。米経済は07年12月にグレートリセッションに突入していた。
雇用指数は50.7で、前月の51.4を下回り、2カ月連続のマイナス。
統計の詳細は表をご覧下さい。
原題:U.S. Services Industries Expand at Weakest Pace in Six Years(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-06/OD38BW6JTSES01
NY原油(6日):ドル安で続伸、ブレントはサウジ・露成果なく下落
Mark Shenk
2016年9月7日 04:59 JST
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6日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続伸。ドルが5週間ぶりの大幅安となったことで、原油に買いが入った。一方、ロンドンICEのブレント原油は反落。ロシアとサウジアラビアが市場安定で協力する意向を明らかにしたものの、具体的な措置に触れなかったことから失望が広がった。
みずほセキュリティーズUSA(ニューヨーク)の先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は「国際的なベンチマークであるブレントが先行しているのは納得が行く」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前営業日比39セント(0.88%)高い1バレル=44.83ドルで終了。前日はレーバーデーの祝日だった。ロンドンICEのブレント11月限は37セント下げて47.26ドル。前日は1.7%上昇していた。
原題: Brent Oil Declines as Saudi-Russia Deal Falls Short of a Freeze(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-06/OD3LDO6VDKHV01
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