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米雇用、決め手欠く 貿易赤字11.6%減、4カ月ぶり縮小 輸出10月カ月ぶり高水準 8月の米雇用者数:15.1万人増に減
http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/683.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 9 月 03 日 01:05:36: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

米雇用、決め手欠く
【9/2 23:52】
【ワシントン時事】8月の米雇用の伸びは、減速したものの、一定の堅調さを示した。米連邦準備制度理事会(FRB)が月内の追加利上げを判断する決め手にはならないとの見方がある一方で、「15万人あれば十分」(FRB高官)との指摘もある。FRBは今後発表される物価指標なども見極め、20、21両日の金融政策会合で最終判断する。

FRBは昨年12月の利上げ以降、金融市場の混乱や5月の雇用の急減速を受けて、追加策を見送ってきた。ただ、6、7月は雇用が急回復し、イエレン議長は8月下旬「利上げの根拠が強まっている」と表明。今回の統計が判断を左右するとして注目されていた。

8月の就業者数は15万1000人増と市場予想(18万人増)を下回った。ただ失業率が4.9%まで低下している現在、労働市場の安定には10万人前後の伸びがあれば足りるとの分析もある。3カ月平均で見ると23万2000人増と上向き傾向を維持した。一方、製造業や建設業はマイナスとなるなど強弱入り交じる内容だ。

労働市場に関して、FRB内には「完全雇用に近い」との見方が多いが、「改善の余地がある」との声も一部ある。物価上昇をめぐっても評価が割れており、議論の行方が注目される。

米金利先物市場が織り込む9月の利上げ確率は雇用統計発表後、21%と前日から低下した。市場では12月実施の観測が依然強く、「予想外の利上げ」となった場合、市場の混乱抑止も課題となる。


〔米雇用統計反響〕年内1回利上げ、時期は12月の予想を堅持=WFのハウス氏【9/3 00:53】
ウェルズ・ファーゴ(WF)のエコノミスト、サラ・ハウス氏=8月の雇用統計(速報値)は、市場予想ほど力強い回復を示さなかったが、堅調な内容だった。米連邦準備制度理事会(FRB)にとっては、非農業部門就業者数、平均時給いずれも、持続的な雇用創出と賃金の上昇傾向を確認できる十分な材料となった。最近急浮上していた9月利上げ観測と、年内の利上げはないとの見方はともにやや後退しただろう。今回の統計は、イエレンFRB議長が8月末のジャクソンホール会合での「利上げの根拠が強まった」との発言に沿い、利上げにふさわしい環境にさらに近付いたことを示した。この結果、年内の利上げは1回で、12月に行われるとのわれわれの予想に変更はない。(ニューヨーク時事)

情報提供:株式会社時事通信社株式会社時事通信社
http://fx.dmm.com/market/news/

米7月貿易赤字11.6%減、4カ月ぶり縮小 輸出10月カ月ぶり高水準

[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した7月の貿易収支の赤字額は前月比11.6%減の394億7400万ドルだった。4カ月ぶりに赤字が縮小した。市場は427億ドルの赤字を見込んでいた。輸出額が10カ月ぶりの高水準となり、第3・四半期に入って米経済が上向いたことを示した。

6月の赤字額は当初発表の445億1000万ドルから446億5500万ドルに小幅ながら上方修正された。

7月のインフレ調整後の貿易赤字は582億7400万ドルだった。6月は645億4800万ドルだった。

個人消費や鉱工業生産、住宅建設の指標は底堅いことと合わせ、この日の貿易収支の数字は、米経済が上半期の1.0%成長の後に勢いを取り戻したことを示している。

7月はモノとサービスの輸出が1.9%増の1863億3200万ドルと、金額ベースで昨年9月以来の高水準だった。

欧州連合(EU)へのモノの輸出は9.5%減。うち英国向けは9.2%減った。中国向けは3.8%増加した。

輸入は0.8%減の2258億500万ドル。7月の原油価格は平均で1バレル=41.02ドルと、昨年9月以来の高値水準だった。原油価格は5カ月連続で値上がりしている。

中国からの輸入は2.4%増。政治的に問題になることが多い対中貿易赤字は1.9%増の303億3000万ドルだった。
http://jp.reuters.com/article/us-july-trade-deficit-idJPKCN11822B


 

米雇用統計:識者はこうみる
[2日 ロイター] - 米労働省が発表した8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが15万1000人と、市場予想の18万人に届かなかった。市場関係者のコメントは以下の通り。

●9月利上げなし、際立って強くない

<プルデンシャル・フィナンシャル(ニュージャージー州)の市場ストラテジスト、クインシー・クロズビー氏>

雇用統計を受け、株式先物は上昇、ドル安が進み、金は値上がりしており、市場は9月利上げがないとの見方を織り込んでいるようだ。統計内容は底堅く、今後上方修正される可能性もあるが、米連邦準備理事会(FRB)に9月利上げを迫るほどの際立った強さが欠けている。

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●FRBは厄介な状況に直面

<アリアンツの首席経済アドバイザー、モハメド・エラリアン氏>

統計は強弱まちまちの内容となり、米連邦準備理事会(FRB)は厄介な状況に直面することになるだろう。9月の利上げを正当化するほど力強い内容ではなかった。だが、長期間の低金利維持による意図せぬ悪影響や余波を踏まえ、FRB内で今後、金利の道筋をめぐる議論が白熱する可能性がある。

●9月利上げの可能性残る、物価統計に注目

<シチズンズ銀(ボストン)のグローバル・マーケッツ部部長、トニー・ベディキアン氏>

雇用者数の伸びは予想をやや下回ったものの、依然として15万人程度の雇用創出を確保しており、米連邦準備理事会(FRB)はこのことを前向きを受け止めるのではないか。過去2カ月分の修正は差し引きほぼ変わらずだったが、8月分に関しては、FRBも認識している通り、雇用者数は歴史的に7万人程度上方修正される公算が非常に大きい。したがって、全体的にみれば今回の数字はかなり前向きといえる。

9月利上げの可能性についてはまだあると考える。雇用の全般的なすう勢は引き続き前向きである上、今月下旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)までにインフレ統計も出揃う。消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)に一定の伸びが認められれば、FRBは利上げに踏み切る可能性がある。今回の統計だけでFRBが目先判断を変えることにはならないとおもう。

●賃金の伸び非常に控えめ、利上げ迫らず

<HSBC証券(ニューヨーク)の首席米国エコノミスト、ケビン・ローガン氏>

賃金の伸びが非常に控えめな点が重要だ。労働市場がひっ迫すれば賃金は上昇し、インフレ圧力が強まるというのが理屈だが、実際こうした状況は確認されていない。したがって今回の統計は米連邦準備理事会(FRB)に利上げを迫るものではない。
http://jp.reuters.com/article/us-payrolls-instantview-idJPKCN1181YX


米雇用者数、8月は15.1万人増で予想割れ 月内利上げの可能性後退

[ワシントン 2日 ロイター] - 米労働省が発表した8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが15万1000人と、市場予想の18万人に届かなかった。過去2カ月続いた大幅な伸びが鈍化し、賃金の伸びも控えめにとどまったことから、米連邦準備理事会(FRB)による今月の利上げは事実上なくなった可能性がある。

7月の雇用者数は27万5000人増に上方修正され、これで6、7月分をあわせた雇用者数の伸びは54万6000人となった。

失業率は4.9%と横ばい。市場では4.8%への改善を見込んでいた。

アリアンツの首席経済アドバイザー、モハメド・エラリアン氏は「統計は強弱まちまちの内容となり、FRBは厄介な状況に直面することになるだろう。9月の利上げを正当化するほど力強い内容ではなかったが、金利の道筋をめぐる議論が白熱する可能性がある」と語った。

雇用統計を受け、今月20─21日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施されるとの観測は幾分後退。それでもなお雇用者約15万人の伸びは年内の経済成長加速を示唆し、12月利上げの可能性を支える内容となった。

CMEフェドウォッチによると、雇用統計を受け、金融市場に織り込まれた9月利上げの確率は21%、12月は58.6%となった。

インサイト・インベストメントのシニア債券ポートフォリオ・マネジャー、ジェイソン・セレンテ氏は「FRBが目指す緩やかなペースでの金利正常化の道筋を狂わせるような内容ではなかった」と述べた。

時間当たり賃金は前月比0.1%増と、7月の0.3%増から伸びが鈍化。前年比でも2.4%増と、前月の2.6%増から鈍化した。

平均週間労働時間は34.3時間。前月は34.4時間だった。

生産活動に従事し得る年齢の人口に占める働く意志を表明している人の割合、いわゆる労働参加率は横ばいの62.8%。

内訳では、製造業および建設部門の雇用者数の減少が目立った。

製造業は1万4000人減と、3カ月ぶりに減少に転じた。建設は6000人減、鉱業は4000人減だった。

将来の雇用の指標となるパートタイムは3100人減。

半面、専門職は2万2000人増、小売は1万5100人増、レジャー・接客は2万9000人増。

また、政府部門は2万5000人増と、4カ月連続増となった。

*内容を追加して再送します。
http://jp.reuters.com/article/aug-us-payroll-idJPKCN1181Q3


 

8月の米雇用者数:15.1万人増に減速、予想下回る−失業率変わらず
Michelle Jamrisko
2016年9月3日 00:10 JST

賃金の伸びは鈍化−労働参加率は横ばい
週平均労働時間は減少

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iFFlHKGm98ks/v2/-1x-1.png

米国では8月の雇用者の伸びが市場予想を下回った。失業率は低下予想に対して横ばいを続けた。

  米労働省が2日発表した雇用統計によると、8月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は15万1000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万人増だった。前月は27万5000人増に上方修正(速報値25万5000人増)された。
  家計調査に基づく8月の失業率は4.9%で前月と変わらず。市場予想の中央値は4.8%への低下だった。労働参加率は62.8%で、こちらも前月から変わらず。
  TDセキュリティーズの米調査・戦略副責任者、ミラン・ マルレーン氏は「引き続きまずまずのペースで雇用は伸びているが、詳細にみると労働市場のモメンタムの急激な減速を反映して、説得力のある内容にはなっていない」と指摘した。
  経済悪化でパートタイム就労を余儀なくされている労働者や職探しをあきらめた人などを含む広義の失業率は9.7%で横ばい。経済的理由からパートタイムで働いている人の数は約605万人で、前月(594万人)から増加した。
  平均時給は前月比0.1%増の25.73ドル。伸び率は前月(0.3%増)を下回った。前年比では2.4%増(前月2.7%増)だった。
  週平均労働時間は6分減って34.3時間と、2014年以来の低水準。減少は半年ぶり。

  雇用者数を業種別に見ると製造業は1万4000人減、建設も減少した。
  サービス部門は増加ペースが減速した。小売りは1万5100人増だった。
  統計の詳細は表をご覧ください。
原題:Payrolls in U.S. Rise by 151,000 in August; Jobless Rate Steady(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-02/OCVRFQ6VDKHV01  

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